【感想・ネタバレ】誰も書かなかった自民党―総理の登竜門「青年局」の研究―のレビュー

あらすじ

安倍晋三、麻生太郎、海部俊樹、竹下登……多くの総理大臣を輩出した「青年局」とはなにか? 自民党の強さ、しぶとさを底支えしてきたこの組織については、今まで、ほとんど語られてこなかった。だが、五五年体制以降の栄枯盛衰の蔭には、常に「青年」達の暗闘があったのだ。元総理や小泉進次郎前青年局長など、当事者たちの貴重な証言と徹底取材から浮かび上がる、知られざる組織の実像。

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Posted by ブクログ

常井健一氏、どうしてこんなに注目の政治家に懐を割らせる力があるのか?
その疑問は、本著のあとがきで判明した。至極納得。

自民党が幾たびかの下野を乗り越え、与党であり続ける
要員として、若い政治家を育てて総裁にまで切磋琢磨させるプロセスが、手に取るように分かる著作である。
多くの取材協力者のリアルな声が、説得力を増している。
自民党の政策への賛同有無に関わらず、政党に必要なものを知りたい人にとっては必読の書。
私は、しがない無所属地方議員であるが、この本を読んで自民党青年局に入りたくなった(笑)

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2017年10月20日

Posted by ブクログ

良書。
小泉進次郎の取材を通じた力作。
今まで知らなかった自民党の地道な選挙活動、若手後継者の育成。なんだかんだ言っても、よく出来たシステム。これでは、野党がなかなか上回れないだろう。

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2014年09月21日

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