坂井朱生のレビュー一覧

  • 半熟生活トライアル

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    かなり辛い境遇にあるはずの希帆の逞しさがかなり好きだった。拗ねてもいないし、必要な助けは感謝して受けとるし。そういう素直でしなやかなところに恭弘も惹かれたのかも。強いけれど寂しがりやなところもあるように見える希帆のことを、力一杯甘やかして欲しくなる。

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    2020年01月06日
  • いとしさで包まれたなら

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    ネタバレ

    桐沢・実友シリーズ最終巻!

    大学生になった実友は高校卒業とともに桐沢のそばを離れて徒歩10分にアパートを借りた。
    この10分がちょっとずつ溝を作っていくわけで。

    実友のトラウマは根底ではそんなにすぐなくなるはずもなく、それに気づいている桐沢も無理に実友を追い詰めない大人の対応。

    実友が大学で頼まれたバイト先の男に強姦されそうになり、それを桐沢が助けてハッピーエンド。

    これはホント二人の甘々ダダ漏れ小説なので大好き(笑)
    でも、今回は第3者介入、しかも実友が強姦されそうになるというちょっと痛い辛い話。
    その事実が痛い辛いじゃなくて、その時の実友の心情。
    桐沢さんの気持ちや懐の深さに敬服す

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    2014年04月28日
  • 愛だけは待てない

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    警備会社チーフ×歴史に縛られ閉じ込められた子

    実友シリーズのスピンオフ。シリーズではあまり目立つことのなかった支倉さんだけど、今回はもうこれでもかっていうくらい男らしさ全面推しです!

    ちょっと非日常的な部分(秋が古い家の歴史に縛られ、二度と外に出れなくなるとか)とリアルが混じっててうぬぬってなる部分もあるけど、坂井先生のらしい柔らかな文章で気にならない。

    2年前出会って別れてからずっとお互いを思い合ってるのに、秋のしがらみで一緒にはいられない。
    それでも、本当に家の奥で縛られてしまう前にもう一度支倉に会いたいと外に出た秋の健気さ、そして運命を本能で受け入れようとする切なさ。
    途中視点が変

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    2014年04月16日
  • 朝を待つあいだに

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    ネタバレ

    甘い、甘い、甘い!!!!!

    30代副社長×高校生 隣人からの発展

    いやまあ、この年の差というかいたいけな高校生手を出しちゃう桐沢さんww

    実友は早くに母親を亡くし、父に育てられてきたけど疎まれるのが怖くてひたすら自分の気持ちを飲み込んで周りに気を使いながら、その中で寂しいという気持ちが分からなくなってきた可哀そうな子。
    周りからの同情すら、「申し訳ない」と思うようなでも、卑屈ということではなくて純粋に人様に迷惑を掛けないように、存在することを許してもらえるように・・っていうすごく切ない気持ち。

    そんなところに気づいた桐沢さんをほめてあげたい!!そしてそれを自分が救いたいと、決して真面目

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    2014年04月10日
  • セカンドライン

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    これはなかなかいいお話でした。
    ちょっと突拍子もない話の飛び方というか、裏付けがあったりするけど特に違和感なく読めた。

    綺麗ごとだけじゃなく、寂しさや悲しさをとにかく温もりで忘れたい気持ちもそれでも誰かを大切に思うこともリアルで。
    話は綺麗目な話だけど、それだけじゃない感じがして良かった。

    受けは両親を亡くして保護者代わりをお願いした攻めをずっと思い続けているけど、攻めは彼女を追って渡米。
    その彼女を亡くし、時間がたって日本へ帰国して受けと住み始める。

    保護者をお願いされた立場という枷は意外といろんな人を苦しめたんだなぁと。

    続きがあるので読むのが楽しみ。

    脇キャラの和彦さんがとても

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    2014年04月04日
  • ルーズな身体とオトナの事情

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    ネタバレ

    話的には面白かったし、富士山先生の絵もとても素敵だった!!

    しいて言うなら、弟。
    何故そこまで??そしてまだ高校生くらいなのに跡継ぎ問題に執着し過ぎかなぁと。
    でも、まあそれがあるからこそ、崇之と悠加の関係が進むからいいのか。

    崇之さん、我慢足らずに触るだけ触るって・・・・
    もう少し別の攻め方もあったのでは?(本当に好きなら)と思うけど、実際はああイジワルになってしまうモノですな。

    悠加は可愛かった。心の内でお家騒動に苦しめられてる様が良く伝わってきて可哀そうになった。

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    2013年12月06日
  • 朝帰りのジンジャーシロップ

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    や~、どうなのこれ?w 途中で胸やけしてしまうほどのスイーツ攻め!
    比喩じゃなくマジにスイーツに攻められた感のあるストーリーでした。
    二人の関係よりドーナツケーキチョコレートが印象的。

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    2013年09月15日
  • 夜を抱く腕【イラスト入り】

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    この作者さんの義兄弟もので、同じDARIA BUNKOの「誘惑のプロセス (義弟編)」「熱情のロジック (義兄編)」が好き。

    どちらも似たようなシチュエーションだけど、今回は特に仲の良い義兄弟と言うわけではなく、義弟の方は義兄に申し訳ないと思っているのは同じだけど、義兄の方は負担が大きくなってきて義弟を逆恨み?(笑)

    義兄バージョンも読みたい。←こちらの方がオモシロそうな…(笑)

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    2013年07月15日
  • 奇跡のバランス【イラスト入り】

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    大都会の真ん中で雪で遭難!なんてありえない!って感じのお話なんだけれど、そんな中の出会いで面白かったですね。

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    2013年03月21日
  • 誰のために泣くの

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    ネタバレ

    幼馴染 大学生 伊能孝義×蓮田未也

    どんだけ上から目線?って感想だけど、久々に面白かった。
    孝義の横暴さや傲慢さには眉を顰めざるをえないけど、まだ未成年の青さってことで許容できる。
    未也の卑屈さもいらつくけれど、一途と言いかえれば健気なもんだ。
    唐突に(嫌がらせだとしても)体を要求する展開は不自然だったし、親の立場がらみにしても孝義が従わなければいけない理由の説得力が薄いとか、いろいろ理解不能な場面も多々あったけれど、全般に楽しめたから良しとしよう。

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    2012年11月22日
  • 指先に薔薇のくちびる

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    最後の最後でカジノの話を読めてよかった。これが読みたかったんだ‼もっと書いてくれてもよかったのに・・・

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    2012年09月25日
  • たとえばこんな言葉でも

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    ネタバレ

     河合実友は高校3年生。父親が北海道に単身赴任でないため一人暮らしをしているが、隣人・桐沢旭と恋人同士になった今では、お互いの家を行き来する毎日が続いていた。
     旭と恋人同士になり、精神的な支えができたことで実友は徐々に疎遠だった父親との仲にも変化が訪れようとしていて、最近、再婚相手ができ、北海道に定住を考えるようになった父親が実友に「北海道に来ないか」と言い出し始める。
     実友は、一瞬、恋人である桐沢に相談しようと思い立つが、一回り以上も年上で多忙な桐沢を気遣い、また、「こんなことも自分で決められない」と思われてしまうのが怖くて、結局相談できずにいた。
     そうやって言いたいことを我慢してしま

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    2011年10月16日
  • ルーズな身体とオトナの事情

    購入済み

    よかった

    執着愛………!

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    2011年09月22日
  • 明けない夜にとらわれて

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    吸血鬼×吸血鬼もの。
    愛があるのでしょうが、なかなか表には現れないですね。ほのめかす感じ。
    とってもとってもラドナが気になります。
    スピンオフ出るのかな??

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    2011年09月20日
  • たかが恋です

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    仕事に意欲を見出せなくなったシェフ・美作良彰×社会生活不適合な19歳・下綱育人
    育人は、多分何かしらの発達障害なのでしょうに、何故あんなにしっかりしてて、しかも育人を可愛がっている政孝が、彼に合った教育なり、接し方をしなかったのでしょう。小学校高学年だったら、まだ何か彼の為になる事あったでしょうに…。
    などと常識的なことを考えると、BLは楽しめなくなるので!!
    ほとんど、二人だけでお話が進んでいきますね。育人が良彰と一緒にいるのが嬉しいってのがいい感じに伝わってくる。
    餌付け系?いや、最初から懐いてるし。
    良彰カッコイイし、育人かわいいし、気分よく浸れました。面白かったです。

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    2010年05月25日
  • 朝帰りのジンジャーシロップ

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    あらすじを読んで本当は、買うつもりはなかったのですが、あとがきを読んでしまい、続編があると知りそのままお会計へ。

    読んでみると、甘い。とにかく甘い。
    だけど、その甘さはスイーツで誤魔化された感があるので、★マイナス1。

    でも、やっぱり大好きな坂井先生なので、十分楽しめましたし、主人公が人の気に敏感な訳もちゃんと分かったのでよかったかなとv

    あとは、攻めが受けを甘やかすのが萌えでしたね^^

    早く続編が出てほしいです♪

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    2010年05月19日
  • たとえばこんな言葉でも

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    実友シリーズ2
    年上の恋人に遠慮して、言いたいことを飲み込む実友。

    遠慮?しすぎだわなぁ。
    いろいろ悩むのも成長の一環だってのは、渦中にいる当人にはわからないよねぇ。
    そこは、年上の恋人として導くところでしょうに。

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    2010年06月09日
  • 朝を待つあいだに

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    実友シリーズ1
    父親の赴任先に着いて行かず、一人暮らしの高校生実友は、困っているところを助けてくれた隣人と…。
    高校生以下の子が一人暮らしってどうよ、と思わないことも無い。
    世の中には、事情があって一人暮らしの18歳以下の人もいるだろうけど…。
    BLは、ツッコンデしまっては元も子もないので無理やりスルーはいつもの事。
    実友の父親に対する思いがいじらしくて…。

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    2010年06月09日
  • いとしさで包まれたなら

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    実友シリーズ3
    最後にくっついてる短編。実友・秋のお料理教室編がいいです。
    BLのおまけ編らしく萌ツボついてます。

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    2010年04月26日
  • 愛だけは待てない

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    実友シリーズスピンオフ
    非現実的な設定に、ちょっとしらけた。
    私はどうやら上品でいながら、世間知らずな受がツボらしく、「ありえねぇ~!」ってつっこみながら、しっかり楽しんでしまった。
    支倉さん、ステキです。漢はそうでなくちゃ!!

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    2010年04月26日