坂井朱生のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
副社長×高校生
父親が単身赴任のため、一人暮らしの主人公。
ある日自宅のカギを落としてしまったところを、隣人が助けてくれたことから交流が始まる。
一人きりの主人公を何かと気にかけてくる隣人に、ひかれていく主人公…
何かの事情で高校生でありながら一人暮らしというのはありえるんでしょうけれど…。
この作品での父親はほったらかしすぎ!主人公はそれに不平不満を言える性格でもないのでそこがもうじれったいじれったい!!
そういう環境なので隣人がそういう性格にしないと物語が進展しないのもわかるんだけど…まてーー!!って何度思ったか(笑)
シリーズで何冊か出ているようですが、なんかあんまり読む気はしないです…。
元々幼い少年キャラは好きではないからね…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ民間の警備会社に勤める支倉将稔が館森秋と出会ったのは名門のいわくありげな御曹司の秋をボディガードした時だった。
二年前のあの時、秋はある島から東京に出てきて、まるで見張りのようなお供を一人連れたまま、家の仕事をこなしていた。和服の似合う美しい人形のようだった秋は、どこか独特の雰囲気があり、話しかけるのをためらわせるような雰囲気をまとっていた。そんな秋は、まるで意図的に自分の気配を抑えているようだった。
仕事を終え、残り2日は休暇となったある日、秋は伴の目を盗んで、ホテルからの脱走を図る。逃げ出した秋を支倉はすぐに見つけることができたが、「外の世界を見てみたい」という秋を支倉らしくもなく、美術館へとつれていき、デートまがいの行動をとった。
そして、そんな日々の最終日、秋は支倉を一人、部屋に呼び出して「好きだ」と告白した。支倉もその想いに答え、二人はキスを交わす。
しかし、「必ず連絡をください」と言った支倉に、その日以来、秋からの連絡はなかった。
それでも秋が忘れられずに二年が経ったある日、再び秋のボディガードとして十日間一緒に――今度は秋と二人きりで、過ごすことになり支倉の秋への想いはより強くなっていく。
一方、家の事情から「これが最後」と決められている秋は、この「十日間」を思い出に支倉への想いを諦めようとする。しかし、それを知った支倉は……!?
想い合ってるはずの二人の行動がとてももどかしいような小説でした。
でも、穏やかでゆったりした書き方でつづられる物語は、とても読みやすかったです。
最後は、支倉が一念発起して、もう外に出れず、閉じ込められることになっている秋を取り戻しに、島まで向かって、無事、取り戻せてハッピーエンド。
社長の粋な計らいで、仕事も首にならずにすんで、ますますハッピーエンド!
支倉のいうように、これから人、一人を背負っていかなくちゃならないんだから、それはそれでとっても責任重大だと思うけど、支倉くらいまじめで融通が効かないと、逆に大丈夫だと思うので、頑張って、秋を守ってほしいと思います。
個人的には、嫌っていた忌まわしい意味のこめられた名前、でも自分の名前で呼ばれ続けるのと、恋人に新しい名前をもらうのと、どっちが幸せなのか? と、ちょっとだけ、考えてしまいました。