PHP総合研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1950年代、60年代の松下電器社長の経営哲学。
●愛嬌のある人。
「好かれる人」でも「人気がある人」でも「できる人」でも「頭がいい人」でもなく、「愛される人」でありたい。
●人事を尽くして天命に従う
いかなる場合でも悲観してはいかんと思うな。
悲観したら、なすことがわからなくなる。
これはこうゆう状態だが、どこに原因がある、だれがどういうようなことをしたためにこうなったんだとということを冷静に見れば、志は失わない。志を高めていく、確固とした志。
●自分の運命を生かすことが幸せにつながる
●大志を抱くという言葉だけに浮かれてはならない。決して足元を見忘れてはいけない。
●順調なときに -
Posted by ブクログ
タイトル通り、商売が繁盛する為の「12の心得」が『口語体』で書かれており、松下さんの温度感も含めて伝わってくる一冊。100ページ程度と本自体は薄いけど、内容は非常に濃い。何十年も前に発せられた言葉だろうけど、どれもどれもこれも、本当に大事なことばかり。原理原則ってのは、普遍なんだろうなー、と改めて思うのでした。
ちなみに、5分程度だけど、本人の肉声が入ったCD付き。こんな声をしてたんだなぁという発見もありました。
以下、参考になった点。引用、自己解釈含む。
●12の心得
①ファンを作る
②感謝の心を忘れない
③まずサービスする
④熱意と誠意をもって謹む
⑤商品はわが娘、得意先は親戚
⑥使命 -
Posted by ブクログ
・社員が、「よりどころ」とすることができる、世間にも認められ通用するような経営理念を持っているかどうかということが、平時はもちろん危機の時こそ問われるのだ。
・「好況よし、不況もまたよし」松下幸之助
・「人の性というのは善やなぁ」松下幸之助
・絶対に必要なのは熱意である。社員が百人いて、皆が熱心だとしても、社長は熱意にかけては最高でなければならない。
・社員全員と対話するつもりで話す。情報を集めることに囚われてはいけない。常から話していたら、自然に分かるもの。
・lead by example 気の毒と思われるまでに自分が動く。
・不況時は自分の商売の意義を考え、自分の商品を見直し、自分の立場 -
Posted by ブクログ
企業経営者の質問に幸之助氏が答える、という形式で「社長とはどうあるべきか」って事が綴られています。
前に読んだ「リーダーになる人に~」と内容的にカブる教えもチラホラありましたが、「リーダーになる人に~」はどちらかと言うと政治的な視点から語られてたのに対し、こちらは完全に経営者の視点で語られています。
会社の中でいちばん「心配する」というのは、会社の中でいちばん「心を配る」ということなのかな。
会社で働いてくれている社員やその家族、会社で扱っている商品、会社を必要としてくれるお客さん、そういう会社にかかわる全てのものに誰よりも「心を配る」ことをしなければならない、と、そういう事のような気がし -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
「一人も解雇したらあかん」「不況時こそ金を使え」「企業の発展は社会が決める」…。
“経営の神様”と呼ばれた松下幸之助の一貫した理念とは何だったのか。
一代で世界的企業を築き上げた背景に、どのようなエピソードが隠されていたのか。
本書では、「人を見る眼」「仕事を見る眼」「繁栄の発想」等について、松下哲学を象徴する感動秘話187を精選。
ときには、「魚屋で勉強してこい」と部下を叱咤する場面も。
経営者のみならず、働く人すべてに贈りたい珠玉の逸話集。
[ 目次 ]
1 きみならできる!―人を見る眼
2 電池が語りかけてくる―仕事を見る眼
3 企業の発展は社会が決める―経営の姿勢
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