PHP総合研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジネスパーソンに最も重要なことはと聞かれた松下さんが“みなに愛されること”と答えていたのは確認が出来たというか少し安心する思いがしました。
時代が変わっても不変であろうこともあればもしかしたら今の時代にはそぐわないのかなと思うようこともあったが、共感というかそう思うなという点が多く、松下さんが言っていたことということでやはり再確認・勇気づけられるところがたくさんあった。
弁慶の件など特に。
知識をどんなにつけてもそれを使いこなせるだけの力量があるか。
武士の話もあったが人間力というものをつけたい。
そのためにはひとつひとつ真摯に向き合って沢山のことを経験して沢山の失敗をして力をつけて -
Posted by ブクログ
ネタバレ「人から愛される人になりなさい」の前書きから始まる松下氏の講義のまとめ。
書いてある内容はとても深い、なので時間をおいて何度か読めば違う感じ方が出来ると感じた本。要約及び自分なりに今回感じたことを書く。
・人間には必ず欲がある。著者はその欲を否定する立場にはない。
むしろ欲とは生物の持つ”生きる力”であり、欲に対する情熱を非常に大事に扱うことが人から愛される術なのである。しかし著者は自分に対しては全ての欲を大事にするべきだとは言っていない。この場合において著者は欲を二つに分けている。
一つ目は物欲で、二つ目は物欲以外の欲である。犬を始め多くの動物は物(エサやおもちゃなど)で動く、または動かす -
Posted by ブクログ
松下さんの人生観や仕事観についてまとめられていて、色々と書かれていますが、個人的に一番考えさせられたのが p111~113 の『勇気をもって「寝込みを襲う」ことができているか』でした。
相手に迷惑かもしれないという理由で行動することを止めたりすることは、相手の気持ちを都合のいいように決めつけて逃げの理由にしているだけ。
つまりは、相手のことを考えているようで自分のことしか考えてないってことになるんですよね。
まぁ、明らかに迷惑な場合もあるかもしれませんが。
本当の意味で相手のことを考える思考をもっともっと養わないといけないな、と考えさせられました。 -
Posted by ブクログ
松下幸之助の生い立ちはもちろん、その時の時代背景などもわかり、
戦前・戦後の産業の発達もわずかではあるが、勉強になりました。
「ソケットを発明して有名になった経営の神様」
ぐらいの(間違った)知識しかなかったのですが、この本を読んで、
技術者や発明家としてではなく、経営者としての評価が高いことが
理解できました。
会社の在り方、社員との接し方という面を多く取り上げているだけ
かもしれませんが、それでも一見抽象的な人々の精神面へ訴えが多く、
それが経営者として評価を得ることになったのかと思います。
1.経営理念の確立
2.衆知を集めた全員経営
3.ガラス張り経営
4.ダム経営 -90%の力で