日野原重明のレビュー一覧
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タイトルが、いい。
鏡を見て、若い頃の自分と比べてしまう日もあるけれど、私はいまの方がずっと人生が楽しい。
体の老化には抗えないけど、内側はいつでも整えることができる。
『私たちはみな、老後に向かって歩いています。日々の積み重ねが、老後にもつながるのです。若いときの姿勢は、人生の最後のステージ反映してくるのです。(文中より)』
『よき本を読み、ゆかしい音楽を聴き、そして何より大切なことは、感性を高めるよき人との出会いをもつことです。(文中より)』
終わりがあるから人生は儚くて美しい。
限りある人生だから、たくさんの人や芸術に触れて、最後は『いい人生だった』って死にたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今年106歳の日野原重明先生の「生活習慣病を防ぐ本」、2002.11発行です。要約しましたw。①人生は習慣、習慣とは文化であり、生き方そのもの。②日々の習慣に、運動的な習慣を組み込む。③最高の名医は自分自身、体重計・血圧計・体温計でセルフチェックを。
生活習慣病の命名者、日野原重明先生「生活習慣病を防ぐ本」、2002.11発行、再読。7つの健康習慣を勧めてらっしゃいます。①運動・休養 ②和食・噛む ③ストレス解消 ④肥満解消 ⑤薬を飲み過ぎない ⑥体重・体温・血圧管理 ⑦予防が一番大事。 なお、医者は治療が中心で、病気予防には向いていないとのことです。 -
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100歳でフェイスブック(と、カタカナで書こう)をはじめた日野原さん。楽しそうです。パソコンやスマートフォンのことなんかわからなくてもいいから、はじめてみるととても楽しいよ、という呼びかけ。
Facebookでビジネスをうんたら…的な雰囲気にどうしたものかと戸惑っていましたが、そういうのは全然関係なし。シニアはこれでもっと人生が楽しくなるよ、という本。
ビジネス視点の人は読む必要なしだと思いますが、年配者にFacebookって何、と聞かれた時や、これから子どもが始めたい、というときにはいいんじゃないかな。
100歳の人がみんな出来るわけではないだろう、という偏見とも言える前提(元気な年寄りばか -
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「生きかた上手1」3
著者 日野原重明
出版 ユーリーグ
p10より引用
“きりのない願望が、あなたをしあわせから遠ざけます。”
医師である著者による、生きかたや命に関するエッセイをまと
めた一冊。雑誌連載に加筆・修正を加え、単行本の続編の一部を
加えたもの。
物事の捉え方から自らが医師になったいきさつまで、穏やかな
文章で書かれています。
上記の引用は、物事の捉え方について書かれた章での一文。
色々な本で見かける「足るを知る」ということが、ここでも出て
きました。平穏な気持ちで毎日を過ごすためには、これが何より
大切なのかも知れません。ただ、現状に満足しきってしまうと進
歩もな