阿部恭子のレビュー一覧

  • 高学歴難民

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    序章 犯罪者、1章 博士課程、2章 法曹、3章 海外留学、4章 家族の告白、5章 高学歴難民の孤立 という章立てで、高学歴だが将来の望みがなく生活に困っている人を描くという構想だったと思う。たしかに、序章と1章に描かれているのはまあ高学歴志向の犠牲になった人という感じがする。しかし、2章の法科大学院卒司法試験失敗組と3章の海外留学帰りの人は、それなりに楽しくやっているし、4章に書かれているモンスターは、高学歴の犠牲者というより学歴がなくてもモンスターになるタイプの人のように見える。
    日本の文系の大学院への進学は、生活の役に立たない無駄遣いだ、ということを再確認させるという意味はある。

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    2024年06月25日
  • 高学歴難民

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    ネタバレ

    加害者家族支援をされている阿部さんの本でありタイトルも「確かにそういう人増えてるな」と問題意識があったので手に取り。
    しかし…事例が豊富で確かにそれは問題、大変…といろいろ知ることはできましたが、結局それでこの問題をどのように解決したり打開するのか、ということに全く触れられてなく。
    だいたいの人は大学院進学が分岐点、というような分析箇所があり、確かにそうだなと思いましたが、そこから何もなくて進学した事自体が悪いかのような印象を持ってしまいます。

    事例を知りそのような現実の人がいることを知ることはまず大切なのは確かですがうーん…本書の感じだと「困難な人生を歩んだ人もこんなにいるね」で終わってし

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    2024年06月02日
  • 高学歴難民

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    博士課程難民
    法曹難民
    海外留学帰国難民
    学歴がない人の学歴コンプレックスより、高学歴難民の高学歴コンプレックスのほうが重症。
    アカデミックハラスメントも実態は酷い。そのうち表ざたになるのではないか。
    意外なところに高学歴難民がいる。

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    2024年01月18日
  • 高学歴難民

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    「事例集」としては秀逸。
    どうすれば「高学歴難民化」を社会として防げるか、いったん「高学歴難民化」した者を救えるか、という観点からの続編を期待したい。

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    2024年01月02日
  • 高学歴難民

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    感想
    学齢に意味はあるのか。ただのシグナルでしかない。それだけを武器にしていては社会で生き残ることはできない。全員が底上げされているから。

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    2023年10月21日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    今月19冊目
    ★★★
    加害者家族の本
    いやー、辛い、これは辛い。
    人に迷惑をかけていけないと育てるといい子になろうとしてその反動で、、ってあるが、ちゃうよ、そんなんじゃ無いよ。我が子にいい子にならなきゃなんで1mmもねえよ。
    SNSで拡散されて炎上が怖い、、ネット永遠に残るし

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    2023年03月28日
  • 家族が誰かを殺しても

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    常に両面が存在する。被害者がいれば加害者が必ずいる。加害者の家族に焦点を絞った一冊で重い話題なんだけど、もっと突っ込める内容を読んでみたい。

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    2023年01月29日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    提起されている問題は非常に意義深く重要な視点で、価値のある活動なのは間違いないのだが、いかんせん、本として見た時に、体裁が整っていないというか、整理されていないというか。
    様々な事例が挙がっているのはいいとして、こんなことがあったという事実のほかに、それでどうなのか、そこから何を学ぶべきで、何が足りなくて、どうすべきだったのか、といった考察や問題提起がないままに次々と事例が紹介されていくのが半分以上。だからなんなの、と言いたくなる。加害者家族支援に取り組むきっかけとして著者の経験が語られている章もあるのだが、自分の体験が伝えたかったのか、それとも加害者家族支援がなぜ必要なのか、家族支援として何

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    2023年01月20日
  • 家族が誰かを殺しても

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    筆者は教養もあり、文章もこなれている。しかし、話に論理的な一貫性を欠く部分があり、そのことに無自覚なことに恐怖を覚える。ある意味、「無敵のヒト」だという感想を持つ。そのこととは、別にして、本書に取り上げられたエピソード一つ一つからは考えさせられる素材を得た。

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    2022年12月09日
  • 家族間殺人

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    犯罪加害者家族を支援するNPOの理事長である阿部恭子さんの著書。活動に興味があったので読んでみた。
    これまでの経験を元に書かれているのだが、文章が冗長で、構成もよくない。繰り返しが多く読みにくい。
    ↑これは完全に編集が悪い。

    他の方のご感想にもある通り、結論の飛躍や少ないデータでの一般化が目立ち、そのせいで非常に説得力に欠ける。

    また、参考文献8冊の内7冊がご本人の著書とは…。
    「息子が人を殺しました」などキャッチーなタイトルが多いが、単なる焼き直しでなく本ごとに主題を絞って述べて欲しい。

    活動されている内容は大変素晴らしいと思うので、もっと多くの人に響く本を届けてほしい。

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    2021年10月20日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    ネタバレ

    加害者家族支援のNPO法人を立ち上げた著者の、加害者家族に関しての話や相談内容といった内容でした。冊子も薄く200Pもないのでさらっと読めると思います。

    一番驚いたのは、加害者家族に一切何も知らせてもらえないのですね。
    これは驚きました。
    加害者家族はみんなから後ろ指さされ、何も教えてもらえない。どれほど疎外感を感じることでしょうか。加害者家族に自殺者が多いという傾向があると書いてあったのは少し納得してしまいました。
    またクローズアップ現代のインタビューの話が出てましたが、そういえば何年か前にとある毒物事件の加害者家族である方が「これまでどのような暮らしをしてきたか」という内容見た記憶があり

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    2021年09月22日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    ずいぶん前から、加害者家族について知りたいと思っていた。『少年A この子を生んで』を読んだのも、その思いからだった。
    家族が加害者になったという事実だけで大きな傷を負い、徹底的に、「世間」からの容赦ないバッシングと排除を受ける。報道がそれを加速させる。
    多くの事例を知ることができた。また、アメリカとの違いも興味深かった。

    ただ、具体的にどのような支援がなされるべきなのかについては、まだ手探り状態なのだなと思った。
    少なくとも、加害者家族は多くのことを諦め、息を潜め、細々と人生を歩んでいかなければならないことに変わりはない。

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    2020年08月19日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    「手紙」など加害者家族に焦点を当てた作品はいくつか読んだことがあったけれど、フィクションではなく実際に存在する加害者家族の生の体験がたくさんリアルに書かれていて、改めて罪がない加害者家族が辛い思いをしているという現実が突きつけられた。かといって、どんな事件の加害者であっても家族とかに関する情報全て加害者側の人権として守るために報道規制するべきなんかと言われれば簡単に答えは出せない難しい問題。むずかしい。

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    2020年08月29日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    加害者家族が犯罪に責任を背負わされるのは辛い。
    しかし、「『あなたのため』という名の虐待」など、犯罪の背景に家族の病理がある例があるのも確かだろう。
    探偵を雇って息子を監視していた母親の話は、ゾッとした。
    第8・9章からは、加害者家族を支援する側の葛藤がうかがい知れた。

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    2018年12月29日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    家族が突然犯人として連行され、共犯を疑われ、報道陣やネットに追い回され、記録に残る。家族病理もあるが、社会的制裁による被害甚大。家族を追いつめることは犯罪抑止どころか、連鎖にもつながる。犯罪が少ない国でこの傾向が高い。

    個人ではなく、家族は一体・任として見る。家族に責任負わせすぎの一端ではあるのだろうけれど、それが家族離れ・少子化に至るわけで。でもそれだから犯罪率が低いと指摘されると…その組み合わせしかないのだろうか。

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    2018年10月13日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    本というより記録集といったイメージ。
    これまた知らない世界だった。被害者家族に注目することはよくあるが、加害者家族というのは新しい見解だった。確かに自分の子どもや配偶者が罪を犯してしまうとその家族に全責任があるように考えてしまうが、実際はそう一筋縄にはいかないようである。あとから見れば犯罪を予防できたかもしれないように見えるが、それが自分だったらと考えれば全ての原因追求を家族にするのは違うのではないかと思う。特に加害者の子どもについては作中にもあったが、この子が親のようになるとは限らないわけで、親が罪を犯したからといってその子どもの可能性まで潰してしまうのは一番あってはならないことだと思った。

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    2018年10月10日
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実

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    連日のように耳にする殺人事件。当然ながら犯人には家族がいる。突然地獄に突き落とされた加害者家族は、その後どのような人生を送るのか? 日本で初めて加害者家族支援のNPOを立ち上げた著者が、その実態を赤裸々に語る。

    本のタイトルは煽情的だけど中身はいたって真面目。ただ語られている加害者家族の数多のエピソードが薄味に感じるのは、やはり制約が多いためか。「愛を感じたことがない人が、大切な人を失った人間の痛みや悲しみを理解することはできない」というが、それは確かに加害者の一面かもしれない。
    (Ⅽ)

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    2018年06月24日
  • 加害者家族の真実(話売り) #1

    ネタバレ

    現場をもっと見てください

    本作では、経済的・精神的被害に遭われ、報道被害や野次馬の攻撃への対応に追われる人たちを第6話にてNPO担当職員が「低レベルな人たち」と切って捨てています。事実が元になっている作品なら尚更、断じて許し難い軽率な発言だと思います。

    
本作の第一章のような加害者家族をとりまく社会的リスクはもちろんのこと、セキュリティの脆弱性による情報漏洩、バイトテロによるSNS炎上や責任者や社員の不祥事、大震災や洪水といった自然災害やパンデミックといった様々な脅威に対してクライシスマネジメントが追いつかず、職場の業務がショートする瞬間を、この原作者と作画の方は社会人になって見たことがないのでしょうか?
    緊急時でな

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    2025年12月01日