阿部恭子のレビュー一覧

  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    これまで読んできた本の中で一番読むのが辛く、また読み切らなければという強い使命感を感じた。

    家族の中での少しの歪みが、回り回って犯罪に結びついてしまう実例を何件も読んですごく心が痛んだ。

    自分がどこまで影響を与えられるか分からないけど、world open heartにはこれから定期的に寄付をし...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    犯罪の加害者は罰せられるべきだ。それに異論はない。よくあるのはセンセーショナルな殺人事件の犯人の家族が自殺したという報道。それって当然の報いなのか。犯罪者の家族を守る必要はないのか。

    例として登場する加害者家族の多くは住居も仕事も人間関係も捨てて、正体がバレないよう息を潜めて生活している。やがて、...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    ■加害者支援とは何か
    ・加害者支援を提唱するにあたって,「支援」を「応援」や「保護」と区別して,「加害者家族が抱える問題に介入すること」と定義している。
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    とても考えさせられる本である。加害者が非難されるのは、当然であるが、本来、その家族は関係ないが、この本を読むと残された家族の過酷さがわかる。欧米諸国の例も取り上げてあるが、いかに日本が加害者家族に対する対応が遅れていることがわかる。社会的なレベルの低さが、現れている。
  • 家族間殺人
    加害者家族の支援活動に携わる著者ならではの視点が新鮮。野田市児童虐待死事件についても詳しくレポート。犯人はなぜ家族に暴力を振るってはならないか、何が虐待か理解できないまま裁判、判決に至ったことが残念で、それでは再犯、または逮捕に至らないまでも類似の暴力を出所後起こす可能性が高いので、プログラムが必要...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    人は他人に対して、自分が受けてきたような対応しかできないのではないだろうか。

    これは私の中では真実に近い言葉でした。
    死刑囚の生育歴を読んだことがあるのですが、被害者の事を忘れてしまう程可哀想だと感じてしまいました。
    そうしてこちらを見れば、苦しむ加害者家族の姿がありました。因果応報という言葉と、...続きを読む
  • 加害者家族を支援する 支援の網の目からこぼれる人々
    故意の犯罪でなく交通事故などでも、ある日突然加害者家族になってしまうことがある。
    故意の犯罪でも家族は気づかないことが多く、普通に暮らしていたのにある日それが突然崩壊する。
    被疑者となった家族とは面会はできても事件のことについて話すことは許されず、家族は原因がわからないまま世間にさらされる。
    そして...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    加害者家族に対して、厳しい発言をしてしまうのはどうしても仕方がないことだと思う。
    特に近所に住んでいたり、職場が近いとなおさらのこと。
    ただ、加害者家族にもこれからの人生があるわけで、それを支援しようとする著者の取り組みが素晴らしいと思った。
    加害者家族がどういう思いを持っているのか。
    なかなか歩み...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    加害者家族を支援するための組織を主宰する著者が、その実態を紹介した本。

    加害者自身に比べて、その家族は何か守られるものはない。特に大きな事件になると報道やネットによってさらされることになり、通常の生活が営めなくなり、引っ越しや転職を余儀なくされることもあるという。何かの事件が起きたときに、同じよう...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    加害者家族の受けている苦しみと支援を知ることができました。

    今のメディアは被害者や被害者家族はもちろん加害者と家族に対してもこれでもかというほど追いかけまわします。
    世間は被害者とその家族には同情するのに被害者家族にはむしろ背中を押す傾向にあります。
    私もそうでした。

    この本を読んで加害者も苦し...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    加害者に人権などない。
    罪を犯したものは、その罪を一生償え、死を持って償え、同じ苦しみを味わえ!
    家族だって同罪だ、だってそんな奴を作り出したのだから。

    そう思う人も一定数はいる。
    凄惨な事件であれば、幼子が死ねば、その怒りの炎は鎮まらない。

    しかし、だ。
    家族、親族が同罪だ、というのはあまりに...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    最近高齢者の交通加害事故の報道がある度に、『家族も出てきて謝れ』とか心ない反応を目にすることが多く、違和感を感じていた。家族は関係ないだろう、と。この本を手に取ったのもそんな違和感がベースにある。
    予想通り加害者家族の壮絶な体験が綴られていて、日本社会の未熟さに改めて絶望的になった。唯一の救いは、こ...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    書名にギョッとされた向きもあるかもしれません。
    息子さんがいる親御さんなら、「何を縁起でもない」と眉を顰められた方もいるでしょう。
    ただ、犯罪者は、一般に想像されるように崩壊した家庭からのみ生まれるのではありません。
    むしろ、どこにでもあるような平凡な家庭から生まれるようです。
    本書は、加害者家族支...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    わが子を殺人犯を育てようと思う親はいないはずです。
    愛した配偶者や、血縁、知人を、わざわざ犯罪者にするために縁を結ぶひとも、おそらくいません。

    なのに、凶悪犯の家族は、いつも、糾弾され、責められ、追いかけ回された挙げ句、忘れ去られていきます。
    秋葉原事件の犯人の弟が自殺していること、それは、贖罪に...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    なかなか読んだことがない。認識したことがあまりない
    視点でした。
    きれいごとと思われる部分はあるかと
    思いますが、逆にきれいごとで何が問題なのか?
    加害者の子供が夜中の誰もいない小学校で
    走ってお別れを言うっていうところは単に感傷的になる
    だけではなく、心が痛む話でした。
    自分の息子が犯罪者になる。...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    家族が犯罪の加害者になった際に受ける差別や社会的制裁などの事例を通じて、新たな被害者となっていくことを止めていこうとする支援を行っている筆者からのメッセージ。
    一方、私は被害者支援の活動を学んでいますが、この活動が身近にあったらと思うだけに、加害/被害にとらわれない支援が必要だと思います。
  • 家族間殺人
    犯罪加害者家族を支援するNPOの理事長である阿部恭子さんの著書。活動に興味があったので読んでみた。
    これまでの経験を元に書かれているのだが、文章が冗長で、構成もよくない。繰り返しが多く読みにくい。
    ↑これは完全に編集が悪い。

    他の方のご感想にもある通り、結論の飛躍や少ないデータでの一般化が目立ち、...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    加害者家族支援のNPO法人を立ち上げた著者の、加害者家族に関しての話や相談内容といった内容でした。冊子も薄く200Pもないのでさらっと読めると思います。

    一番驚いたのは、加害者家族に一切何も知らせてもらえないのですね。
    これは驚きました。
    加害者家族はみんなから後ろ指さされ、何も教えてもらえない。...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    ずいぶん前から、加害者家族について知りたいと思っていた。『少年A この子を生んで』を読んだのも、その思いからだった。
    家族が加害者になったという事実だけで大きな傷を負い、徹底的に、「世間」からの容赦ないバッシングと排除を受ける。報道がそれを加速させる。
    多くの事例を知ることができた。また、アメリ...続きを読む
  • 息子が人を殺しました 加害者家族の真実
    「手紙」など加害者家族に焦点を当てた作品はいくつか読んだことがあったけれど、フィクションではなく実際に存在する加害者家族の生の体験がたくさんリアルに書かれていて、改めて罪がない加害者家族が辛い思いをしているという現実が突きつけられた。かといって、どんな事件の加害者であっても家族とかに関する情報全て加...続きを読む