息子が人を殺しました 加害者家族の真実

息子が人を殺しました 加害者家族の真実

ビジネス・実用
836円 (税込)

4pt

連日のように耳にする殺人事件。当然ながら犯人には家族がいる。本人は逮捕されれば塀の中だが、犯罪者の家族はそうではない。ネットで名前や住所がさらされ、マンションや会社から追い出されるなど、人生は180度変わる。また犯罪者は「どこにでもいそうな、いい人(子)」であることも少なくない。厳しくしつけた子どもが人を殺したり、おしどり夫婦の夫が性犯罪を犯すことも。突然地獄に突き落とされた家族は、その後どのような人生を送るのか? 日本で初めて加害者家族支援のNPO法人を立ち上げた著者が、その実態を赤裸々に語る。

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息子が人を殺しました 加害者家族の真実 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ■加害者支援とは何か
    ・加害者支援を提唱するにあたって,「支援」を「応援」や「保護」と区別して,「加害者家族が抱える問題に介入すること」と定義している。

    1
    2018年02月10日

    Posted by ブクログ

    一つ一つのエピソードがドラマのようで不謹慎な言い方になりますが面白いです。
    アルコール依存症患者の家族に相談窓口やら医師の指導やら家族会やらがあるように犯罪加害者の家族にも相談窓口やらプロの手やら家族会やらが必要ですよね。
    もっともっと支援が広がるよう応援しています。

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    加害者家族への鋭い分析さは、大変参考になりました。たぶんに加害者家族の支援を行なう困難を乗り越えて、ご活動されていることに敬意を表したく思います。

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    家族が重大な事件を起こしたら、
    その家族も罰せられるべきなのか?
    この問いにYESかNOかという単純な答えは出せない。

    そんなことを考えさせれた本

    加害者家族の苦悩やその後の人生は壮絶だ
    賠償、贖罪、被害者家族に謝罪ができればいいが全てを拒絶される絶望、そして世間からのバッシングと差別
    あらゆるものを背負って生きていかなければならない。

    この本はそんな加害者家族の苦悩を綴っている。
    それはドラマではなくひたすら残酷な事実
    犯罪は誰もを不幸に陥れる

    加害者家族に対し
    「身内が犯罪を犯したのだから家族も罪人」
    「家族が悪かったから身内が犯行を犯した」
    などと考える人も多く
    ネットなどでの誹謗中傷
    住む土地を追われたり、仕事ができなくなったり
    結婚をあきらめたり、離婚したり…
    という現実がある

    この本は苦悩する加害者家族を支えるためのNPO法人「world open heart」を創立した阿部恭子さんのルポ

    アメリカでは加害者関係を支える人たちがいますが
    日本には今まで加害者家族を支える団体はなかったそう。
    阿部さんは、このNPOを作った経緯と苦悩、活動や実態なども書かれていますが、その心と信念と勇気に感動。

    と言いつつも私も自問自答する

    例えば…
    自分の家族が殺されたり残酷な犯罪に巻き込まれた時に
    加害者家族を許せるのか?謝罪を受け入れることができるのか?
    と言われると、おそらくできそうもない。

    頭ではわかったつもりでも
    現実問題、心が付いていくかと言われると…
    憎しみで何も考えられなくなるような気がする。

    いや、もしかしたら逆に私や私の家族が犯罪を犯したら…
    被害者の方にどうやってお詫びするのか?
    謝罪を受け入れられないとしたら…
    ネットで住所を特定され
    住居を追われ、仕事を失い…
    となると…
    死を考えるかもしれない…

    犯罪はあってはならないこと
    自分には無縁だと思っていても
    被害者、加害者、関係者になることはゼロではない。

    ただ、この本や阿部さんの活動を知ることで
    加害者家族の苦悩を知ることは大きい。
    そして、阿部さんの活動によって救われる人も多い。

    深い内容でした。

    0
    2022年09月26日

    Posted by ブクログ

    これまで読んできた本の中で一番読むのが辛く、また読み切らなければという強い使命感を感じた。

    家族の中での少しの歪みが、回り回って犯罪に結びついてしまう実例を何件も読んですごく心が痛んだ。

    自分がどこまで影響を与えられるか分からないけど、world open heartにはこれから定期的に寄付をしていこうと思うし、少なくとも家族には感謝と愛情を今まで以上に伝えていきたい。

    この文章を読んだ方のうち数人でも本書を手に取ってくださることを願います。

    0
    2020年01月26日

    Posted by ブクログ

    犯罪の加害者は罰せられるべきだ。それに異論はない。よくあるのはセンセーショナルな殺人事件の犯人の家族が自殺したという報道。それって当然の報いなのか。犯罪者の家族を守る必要はないのか。

    例として登場する加害者家族の多くは住居も仕事も人間関係も捨てて、正体がバレないよう息を潜めて生活している。やがて、彼らは犯罪者本人を家族と思わず、憎悪を向けるか、最初からいなかった者とみなすようになる。それは犯罪被害者を増やすに過ぎない。

    犯罪加害者の家族を守ることは、被害者への賠償責任につながるし、将来の加害者の自立や再犯防止の助けにもなる。加害者家族を守ることは社会的な利点があるのだ。なにより、彼らには直接の罪はない。

    本書は、こうした考えで加害者家族の支援を目的とするNPO法人を立ち上げた著者によるその活動記録。加えて、なぜ、著者は加害者家族支援を志し、具体的にどのような行動を起こしたのかが語られる。

    0
    2019年10月05日

    Posted by ブクログ

    とても考えさせられる本である。加害者が非難されるのは、当然であるが、本来、その家族は関係ないが、この本を読むと残された家族の過酷さがわかる。欧米諸国の例も取り上げてあるが、いかに日本が加害者家族に対する対応が遅れていることがわかる。社会的なレベルの低さが、現れている。

    0
    2017年12月27日

    Posted by ブクログ

    自分の知らない事件や人生がたくさんありすぎて。たくさんの例をさらっと紹介してるけど、どの事件ももっと知りたくなる内容ばかりだった。
    どこか他人事でエンタメ的に読んでしまった。

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    当事者になってみなければ、分からないことなのに。
    安易に「親兄弟の責任」を追及することのイヤらしさ。
    だって、誰かのせいにしとかないと、落ち着かないものね。
    他人を糾弾できる、めったにない機会。
    殺人犯の親兄弟という、相手にとっては抗いようのない事実があるんだもん。

    自分のしたことではないことで、自分の人生が詰む。
    明日は我が身かも、しれないのにね。

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    読み応えガッツリあるノンフィクション。犯罪加害者の家族になるなんて、日本では人生の罰ゲームだ。筆者の文章上手のためか、加害者家族に共感し、恐怖で眠れなくなる。当たり前の日常を、大切にしていこうと思わせてくれる一冊だった。

    0
    2024年01月17日

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