菅野久美子のレビュー一覧

  • 家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。

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    「家族代行」を利用している方が少なからずいる、という現実に驚き……。当事者ではなく、ある意味「世間の目」である親族の言動は、日本人らしい。「血縁なのだから助け合う」という考え方は幻想になりそうだ。

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    2025年04月23日
  • 大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました

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    ネタバレ

    「事故物件に住んでみた!」の著者もなかなか大変なことになっていたのを知る。
    事故物件とうつ病ってかなり相性悪そう。

    虫や臭いが漏れないようにと目張りをしている物件、まだ腐敗臭が残る物件に突撃する著者、ガッツがあるな。
    0円物件に色々なものを感じている著者とビジネスのことだけを考えている投資者の溝というか、違いが印象的だった。私は著者寄り。

    保証人を親族ではなく代理業者がやるようになってきた昨今、身元不明のままの人がますます増えそうな気がしてる。

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    2025年03月28日
  • 超孤独死社会 【毎日文庫】

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    特殊清掃現場から見えてきたものが書かれている本。
    孤独死した人のことだけでなく、特殊清掃業者や生きているときにサポートする団体や人にもスポットが当たって話を聞いているところが興味深かった。
    終活サポートする団体の人が「要介護者と親族が笑顔で接するのが一番。ニコニコして介護できる状態を作る」というのが納得。
    こういうことはお願いしたいなと思った。
    特殊清掃現場というと老人の孤独死ばかり想像していたが、ゴミ屋敷に住んでいた若い人が失踪した事例は結構衝撃的だった。オムツが散乱したゴミ屋敷になっている最中も別居の家族と普通に付き合っていて、仕事にも普通に行っていたなんて…。

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    2025年02月26日
  • 孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル

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    ・孤独死の実情、防ぐための取り組み、関わる人たちの声などが書かれている本。
    ・結婚していても2人だけで閉じていれば、どちらかが亡くなったときに一気に孤立するリスクがある。
    友人知人とのコミュニケーションが大事。
    ・若い世代は隣近所や自分のことを深く知らない人には干渉されないほうがいいと感じているが、そういう考えはリスクが高い。
    多少面倒だと思っても近隣の人と挨拶するなどして交流することを心がけることが重要。
    ・高齢の孤立予防には、生涯現役で働くことが一番の処方箋。
    ・人と関わるのが苦手な人ほど地域の活動をして人と関わる機会を増やしたほうがいい。
    ・困っている人がいたら…頼まれたら助ける、頼まれ

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    2024年09月21日
  • 母を捨てる

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    「超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる」著者の自伝。
    同年代なので、暗い90年代とか「日本一醜い親への手紙」とか「完全自殺マニュアル」とかエヴァンゲリオンとかがグサグサ刺さる。
    ハルキストな現実逃避エセインテリおじさんとかも死ぬほどいた時代であったな…と思う。

    著者が書くように、そういう時代の空気があった。戦後の急激な変化に対応しきれない世代に育てられて旧態依然とした価値観に縛られながらも、新自由主義に踊らされたしらけ世代。

    そんな世代に育てられた私たち氷河期世代が生きづらさを抱えないわけないじゃないですか。
    母親のヒステリーと父親の暴力はほとんどの家庭で標準装備でしたよね。離婚とか難しい

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    2024年09月17日
  • 超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

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    途中で気分が悪くなったり、愕然したりしましたが、これもまた現実なのだと認識していかなければならないと感じました。

    特殊清掃が増えていく世の中であってほしくないと思いますが、近所か家族等の関係性が薄まっているので難しいと思いました。

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    2024年08月11日
  • 孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル

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    なかなか思えないようだった。筆者は丁寧に取材を重ねて、この課題と向き合っている姿がよくわかった。
    筆者のような意識を持って、人との付き合いについて今一度考えさせられる本だった。

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    2024年05月06日
  • 母を捨てる

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    「母をさがす」の後に読んだこの本は、真逆と言ってもいいような…

    時代や社会情勢、環境により自分の思うようにならなかった…という母親もいるかもしれないし、それぞれ母親に対する思いは違うのもわかる。

    著者は、赤裸々に毒母との38年を描いている。
    4歳の時の記憶にある虐待から始まり、教育虐待、そして中学からは引きこもり、家庭内暴力…など。

    本当は愛情に飢えていたのかもしれない、虐待されながらも母親の身体の温かさを感じたり、作文を書き表彰され喜んでもらえることを望んでいたのだから。
    だけど「日本一醜い親への手紙」を何度も読むということは、知らない誰かも似たような気持ちだと感じていたかったのかと思

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    2024年04月19日
  • 生きづらさ時代

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     私自身も生きづらいなぁと思っていて、タイトルに惹かれ、この本を手に取ってみたが、共感はなし。ただ、自分の知らない世界を知れた。また世に対する味方を変える一つになった。

     一つはっとさせられたエピソードがある。最近の若者は質素の再発見、"アップデートされた清貧"という新しいライフスタイルを提案している。生活レベルを下げつつ金銭的な自己防衛に努め、日常の小さな幸せに目を向ける。言わば生存戦略だと。"社会が変わらなければ、自分が変われ"という自己啓発的な思考がある。

     まさに私もそうやって"自分が変わる"にフォーカスしていた…。社会は

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    2023年10月01日
  • 超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

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    孤独死した物件の清掃を担う、特殊清掃業者を取材した本。
    覚悟はしていたけど、かなりグロテスクな描写が多かった。

    特に夏場は、特殊清掃業者の繁忙期。
    遺体の腐敗進行が速いため、近隣住民からの苦情が殺到するから。
    あとは、熱中症による死亡も多いから、夏場は孤独死が多いらしい。
    孤独死するような人は貧困層が多いから、そもそもエアコンがなかったり、あっても電気代が高いからつけなかったり、壊れていて放置したりすることが多い。

    高齢者だと、行政の福士に繋がりやすいが、問題は福士に繋がらない若い現役世代。
    失恋、離婚、退職、様々な原因で人生に躓いた人が心を病み、立ち上がることが出来ないまま、どんどん生活

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    2022年11月29日
  • 超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

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     この本からは特殊清掃業車の過酷さと孤独死の社会問題が見えた。
     
     言葉だけは聞いたことがあった特殊清掃だが実際に話を読んでみるとかなりえぐい現状が出てきた。    
     例えば死体跡に残る黒い体液や酷い匂い、ゴミで埋め尽くされ虫が溢れる部屋など。特に夏場は暑さでさらに酷い状況のようだ。こういった部屋を掃除しなくてはならない。
     仕事を受ける流れとしては故人の近隣の人が部屋の匂いに気づき大家、管理会社、遺族などに伝えられそこから連絡が入ることが多い。特に夏場は暑さで死体の腐敗が速く酷い匂いによって発覚することが多く件数も多く、業者にとっては稼ぎ時だ。逆に冬は反対の理由で気づかれづらく数も少な

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    2022年03月04日
  • 大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました

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    事故物件について調べ、体験してきたレポート。最後の、現場検証に立ち会ってきた警察官の方の言葉が印象に残った。
    「浄土真宗だったか、人間は生まれたときから死につかっているというわけではないんですが、みんないつか死ぬわけだから、死に様をどういうふうに迎えるかというだけなんです。私も明日死ぬかわからない。、だから、その日その日を大事に生きるしかない。」p139
    孤独な遺体に接した時に、看取ってあげたからねと遺体の顔を拭いてあげる彼の優しさと誇りを感じた。
    生きているうちにできることは何か、何をするのか、したいのか、考えさせられた。

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    2021年04月16日
  • 超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

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    フリーライターによる孤独死の現状とそれをサポートする家族や業者の奮闘を、第三者の立場で、冷静かつ温もりを保ちつつ紹介したルポ。
    読みやすく、孤独死のその住まいの対処の過酷さが伝わってきました。
    大阪のメモリーズの横尾さんの思いが心に響きました。
    生前整理ではなく、「生きていくための整理」である「福祉整理」をしたいと。「健康で自立した生活ができるようにするお部屋の片づけ、前を向いていくための整理をしたい。」p224
    「取材を通して感じたのは、問題は一人で亡くなることではなく、もっと前の段階にある、ということだった。」p263
    これにも共感。そもそも、を見つめないと改善には繋がらない。
    実は身近な

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    2020年11月13日
  • 家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。

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    家族に遺棄された人々の末路、孤独死の現場を描く。家族遺棄社会と戦う人々の姿も書いているが、個々の取組みは限界がある。社会的な仕組みづくりが必要なのだろう。自分も息子や娘に負担をかけたくない。子どもたちはどう思っているだろう…。

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    2020年11月05日
  • 超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

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    今は年間3万人も孤独死しているらしい。セルフネグレクトにより、部屋はゴミ屋敷と化していく。紹介例は少ないが、特殊清掃の現場と、清掃人の感情、孤独死した人たち一人ひとりに寄り添う書。

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    2020年10月23日
  • 家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。

    購入済み

    考えさせられる

    スラスラと読んでいましたが 途中 難しい 専門的なことが入って 飛ばしました。わからなかった。気を取り直し 読みました。わかりやすかったです。なので星3にしました。

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    2020年09月18日
  • 大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました

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    『大島てる』のタイトルに期待すると肩透かしを食らうだろう。20頁位までしか出てきちゃいないし。
    物件めぐりは前半だけで、後半は事故物件の基礎知識やかかわる人(本人含む)とのあれこれ。知識的な個所は、ほとんど引用だったけど、初見だったので個人的には良し。
    ただ、素直にいくつかの物件を回っても面白かったんじゃないかなぁ。

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    2020年05月09日
  • 超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

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    トイレ詰まっちゃってるゴミ屋敷だとキッチンに尿入りペットボトル流すのか。。

    遺骨問題

    孤独死もそうだけどゴミ屋敷もなにか対策できたらいいのにな

    日頃から介入しあえる関係、特に家に来たりするような人が何人かいることが大切なんだろうけど、それ以外で何か方法がないものなのかな
    セルフネグレクト気味になってる時点でもう人と関わろうとは思わないだろうし。



     

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    2019年11月01日
  • 超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

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    孤独死清掃の中での出来事を事細かな描写で見せてくれている。
    リアルな状況説明に目を背けたくなる場面はとても多いが、この故人のリアルな描写を読み進めているうちに、自分の生き方を改めて考えたくなる思いに変わっていった。
    内容はグロいが、その向こう側にある大切なものを気づかせてくれる良い本でした。

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    2019年10月18日
  • 超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる

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    文字で読むから映像も臭いもしないから、読み終えたが、孤独死の実際の現場に立ち会うことできないだろうなと思った。
    今のところ孤独死する身内はいないとは思うが、他人事だと思い切ることもできない。

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    2019年06月01日