野田秀樹のレビュー一覧
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「ザ・キャラクター」
この戯曲がもつコトバをどこまで理解できているだろうか。
問題は、このマドロミという存在だ。
私たちははじめ、マドロミとともに「俤」の中の「弟」を探そうと書道教室にするりと入り込む。
そして、探るために、自分の言葉でこの集団の狂気を増長させていくにつれて、あることを知る。
弟は、...続きを読むPosted by ブクログ -
劇詩人としての野田秀樹の言葉が、ばしばし伝わってくる一冊。
言葉の『展開』という意味では『キル』が最高だけど、
(キル→着る→斬る→生きる→切る)
この本の三作品は、言葉の『すり換え』がきれい。
Right Eyeを読む前に、
『地雷を踏んだらサヨウナラ』(一ノ瀬泰造)を読むのもいいかも。Posted by ブクログ -
「カノン」は学生時代にやった思い出深いお芝居。でも「パンドラの鐘」も好き。この人役者してもスゴイし、言葉遊び的ものが多くて小説以上に読んでて面白い!Posted by ブクログ
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舞台として観たのは「パンドラの鐘」。戯曲として読んで一番印象に残ったのは「Right eye」。三作全編に通して言えるのはその言葉遊びの妙だと思う。野田秀樹の戯曲は「半神」しか演じたことはないけれど、戯曲として読むだけでも十分に楽しめる一冊。良質な戯曲は小説よりも面白いと確認させてくれた本。Posted by ブクログ
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野田秀樹には高校時代にハマりまして、その巧みな言葉遊びなどに感化されて、オナニーのように戯文を書き綴っていた次第です。ああ恥ずかしい…。でもいまも好きな本の一つ。Posted by ブクログ
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八月納涼歌舞伎、観劇の記録。
野田秀樹率いる夢の遊眠社の代表作を、歌舞伎にアレンジしたもの。
今は亡き中村勘三郎と約束したものの、歌舞伎として公演することが叶わなかった舞台。それを息子の勘九郎、七之助が演じるといういわくつきの作品で、早々にチケットも完売。野田ファンも少なくなかったようで、いつもの...続きを読むPosted by ブクログ -
「ザ・キャラクター」「表へ出ろい!」「南へ」の三本立て脚本集。「ザ・キャラクター」が一番面白かった。「南へ」を観に行きたかったので、購入。(もう公演は終わってるので。。)野田秀樹、初めて読んだけど、結構面白かったから、ぜひ公演に行きたい。Posted by ブクログ
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野田秀樹氏の戯曲集。
おすすめはパンドラの鐘。
戦争批判を真っ向からやるのではなく、徐々に解き明かしていって浮かび上がらせる手法は見事。正に20世紀最後の名作。
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野田秀樹を読む、と決めてかかって本屋で選んだ。
農業少女が特に楽しめた。戯曲はよめど肝心の芝居を見ていないので気になるところ。避けて通っていた節があったけど、克服できるかもしれない。Posted by ブクログ