野田秀樹のレビュー一覧

  • Q/フェイクスピア
    昨晩、東京芸術劇場で観た「Q」の舞台の記録。
    3年前の初演も観たけれど、コロナやらウクライナやらで世の中の状況が大きく変化したせいもあり、再演である今回のほうがより心の奥底に響いた。

    ロミオとジュリエットの物語を源平合戦の時代に移し、戦争とシベリア抑留をからめ、全編を通してQUEENの音楽を用いる...続きを読む
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • 21世紀を信じてみる戯曲集
    「ザ・キャラクター」
    この戯曲がもつコトバをどこまで理解できているだろうか。
    問題は、このマドロミという存在だ。
    私たちははじめ、マドロミとともに「俤」の中の「弟」を探そうと書道教室にするりと入り込む。
    そして、探るために、自分の言葉でこの集団の狂気を増長させていくにつれて、あることを知る。
    弟は、...続きを読む
  • 20世紀最後の戯曲集
    劇詩人としての野田秀樹の言葉が、ばしばし伝わってくる一冊。
    言葉の『展開』という意味では『キル』が最高だけど、
    (キル→着る→斬る→生きる→切る)
    この本の三作品は、言葉の『すり換え』がきれい。

    Right Eyeを読む前に、
    『地雷を踏んだらサヨウナラ』(一ノ瀬泰造)を読むのもいいかも。
  • 当り屋ケンちゃん
    表紙からギャグ。戯曲「小指の思い出」の原案。当たり屋ではあるもののケンちゃんは誰なのか。
    小指とは大分印象が違う。
  • 20世紀最後の戯曲集
    始めて観たの野田演劇が『パンドラの鐘』で、六年振りに戯曲を読んでみたのだが、その時の記憶が結構甦る。本当凄い人だなぁ、野田さん。
  • 20世紀最後の戯曲集
    「カノン」は学生時代にやった思い出深いお芝居。でも「パンドラの鐘」も好き。この人役者してもスゴイし、言葉遊び的ものが多くて小説以上に読んでて面白い!
  • 20世紀最後の戯曲集
    舞台として観たのは「パンドラの鐘」。戯曲として読んで一番印象に残ったのは「Right eye」。三作全編に通して言えるのはその言葉遊びの妙だと思う。野田秀樹の戯曲は「半神」しか演じたことはないけれど、戯曲として読むだけでも十分に楽しめる一冊。良質な戯曲は小説よりも面白いと確認させてくれた本。
  • おねえさんといっしょ
    野田秀樹には高校時代にハマりまして、その巧みな言葉遊びなどに感化されて、オナニーのように戯文を書き綴っていた次第です。ああ恥ずかしい…。でもいまも好きな本の一つ。
  • 贋作・桜の森の満開の下
    八月納涼歌舞伎、観劇の記録。
    野田秀樹率いる夢の遊眠社の代表作を、歌舞伎にアレンジしたもの。

    今は亡き中村勘三郎と約束したものの、歌舞伎として公演することが叶わなかった舞台。それを息子の勘九郎、七之助が演じるといういわくつきの作品で、早々にチケットも完売。野田ファンも少なくなかったようで、いつもの...続きを読む
  • この人をほめよ
     雑誌に連載されていた内容に書き下ろしを数編プラスしたエッセイ集……というべきかどうか、少し迷うが、その類の本である。
     偉大なる我らの野田秀樹大先生は、その優しさからとにかく他人をほめる、ホメる、褒める。人間を革命しちゃったあの人を、幸福を科学しちゃったこの人を、イラクで戦争を首謀しちゃったその人...続きを読む
  • 21世紀を信じてみる戯曲集
    「ザ・キャラクター」「表へ出ろい!」「南へ」の三本立て脚本集。「ザ・キャラクター」が一番面白かった。「南へ」を観に行きたかったので、購入。(もう公演は終わってるので。。)野田秀樹、初めて読んだけど、結構面白かったから、ぜひ公演に行きたい。
  • 20世紀最後の戯曲集
    ストーリーが進むにつれて言葉の力に引き込まれる。インパクトのあるラスト。でもまだまだ自由になれるはず。
  • 贋作・桜の森の満開の下
    坂口安吾の「桜の森の満開の下」の野田版戯曲。「今日でなくちゃだめなんだ」という台詞が今も耳に残っている。ビデオあり。
  • 20世紀最後の戯曲集
    野田秀樹氏の戯曲集。
    おすすめはパンドラの鐘。
    戦争批判を真っ向からやるのではなく、徐々に解き明かしていって浮かび上がらせる手法は見事。正に20世紀最後の名作。
  • 文藝春秋2021年4月号
  • 当り屋ケンちゃん
    当り屋稼業を10年生業としている赤木圭一郎は、カモとなる地位の有る人間を標的にするため、怪しい会社の社長粕羽聖子に目をつけた。しかし、相手の粕羽も名うての当り屋であった…。

    ふざけたタイトルに、表紙が蛭子能収の血まみれの漫画。冒頭には短いエッセイのようなものが納められていて、これはひょっとして、エ...続きを読む
  • 二十一世紀最初の戯曲集
    野田秀樹を読む、と決めてかかって本屋で選んだ。
    農業少女が特に楽しめた。戯曲はよめど肝心の芝居を見ていないので気になるところ。避けて通っていた節があったけど、克服できるかもしれない。
  • 21世紀を信じてみる戯曲集
    テンション高い戯曲集。ギャグは面白かった。台詞のテンポもよかった。
    言葉遊びと風刺に偏りすぎて肝心の中身は?。