ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
書道教室が神話空間と化し、集団とその物語が変容する衝撃作「ザ・キャラクター」。3人家族の偏愛が世界の終末を招き寄せる、破滅=再生のスラップスティック「表に出ろいっ!」。火山観測所に赴任した男と虚言癖の女が、大噴火の噂を巡って歴史を往還する最新作「南へ」。「信じるとは何か」を問う、野田演劇を体感する戯曲集!
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「ザ・キャラクター」 この戯曲がもつコトバをどこまで理解できているだろうか。 問題は、このマドロミという存在だ。 私たちははじめ、マドロミとともに「俤」の中の「弟」を探そうと書道教室にするりと入り込む。 そして、探るために、自分の言葉でこの集団の狂気を増長させていくにつれて、あることを知る。 弟は、...続きを読む地下鉄サリン事件(そう言い切ろう)の犯人であった、と。 書道教室に騙されていた、殺された、被害者の家族という立場から、 結局最後に気がついてみれば自分は加害者の身内であり、 また、自分さえあの事件を増長させていった人間の一人へ。 私たちは、間違いなくつきつけられている。 お前は、まだ目を覚ましたくないのか? まだ、それでもまどろんでいる気なのか? 批判するその言葉、慰めのその言葉一つ、すべてに責任がある。 「幼い」では許されないのだ。 幼くてもいーじゃん!な論調に断固としてNOを突きつける。 勇気のいる話でもあると思う。 マドロミは私たちだ。 自分は、あの集団の狂気と、この社会で起きているできごとと、 それらを傍観しているだけの存在で、まったく関係がない、 と心のどこかで思っている私たち全てのことだ。 私たちは、今起きている何事とも無関係ではない。 一人一人が自分の問題として、引き受ける必要性のあることだらけなのだ。
「ザ・キャラクター」「表へ出ろい!」「南へ」の三本立て脚本集。「ザ・キャラクター」が一番面白かった。「南へ」を観に行きたかったので、購入。(もう公演は終わってるので。。)野田秀樹、初めて読んだけど、結構面白かったから、ぜひ公演に行きたい。
テンション高い戯曲集。ギャグは面白かった。台詞のテンポもよかった。 言葉遊びと風刺に偏りすぎて肝心の中身は?。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
21世紀を信じてみる戯曲集
新刊情報をお知らせします。
野田秀樹
フォロー機能について
「雑学・エンタメ」無料一覧へ
「雑学・エンタメ」ランキングの一覧へ
当り屋ケンちゃん
エッグ/MIWA―21世紀から20世紀を覗く戯曲集―
おねえさんといっしょ
贋作・桜の森の満開の下
Q/フェイクスピア
この人をほめよ
少年狩り 野田秀樹戯曲集1
人類への胃散
「野田秀樹」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲21世紀を信じてみる戯曲集 ページトップヘ