山根一眞のレビュー一覧

  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    幾多の困難にも負けず地球に帰還したはやぶさ。
    何億キロと離れたはやぶさの様子を観察し、指令を出す。
    人間の知恵と技術ってすごいなぁとあらためて思う。
    たくさんの感動とロマンを与えてくれた一冊。

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    2011年02月24日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    2010年6月13日、『はやぶさ』は、「カプセル」と「希望」を残して、流れ星になりました。『はやぶさ』7年間、60億キロの大冒険の記録です。計画、実施したのは、アメリカでもロシアでも中国でもない、わが日本です。読書感想文など必要ないので、日本の学生さん!是非この本を夏休みに読んでください。そして『はやぶさ2』の実現にチカラをかしてください。

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    2011年07月15日
  • メタルカラーの時代11 わくわくする大科学の創造主

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    こういうインタビュー本は、質問の勉強になっていいです。
    とくにメタルカラーシリーズは、私の大好きな「つきぬけた学者」が沢山出てくるので面白い!
    山根氏の「褒める姿勢」もコーチングに繋がるものを感じました。
    楽しい!!

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    2009年10月04日
  • メタルカラーの時代1

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    オレにエンジニアになろうと思わせた一冊。別に著者とかが好きなわけではないんですが。なんつーか技術者の情熱っつーかそんなものに憧れた一冊ですよ。

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    2009年10月04日
  • メタルカラーの時代4

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    大震災からの復興についてまとめられた神戸製鋼所の章では涙を禁じえなかった。あの地震の後、至るところでこういった無名のメタルカラーの人々の努力が見られたのだろう。もはや技術の進歩をやみくもに善とする時代にあたしたちは生きているわけではないけれど、せめてこうした災害を乗りきるために知恵と勇気を振り絞った人々を知り得たことを喜びたいと思う。

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    2009年10月04日
  • スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち  標高5000mで動き出した史上最高の“眼”

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     正直なところ、開発者のオナニーを下請けに無茶振りしたってことを美談にしてるので、微妙な部分が多かった。技術チャレンジすることはもっともだし、成功したのは褒めたたえるべきだけど、戦時中の思想のままってのはね… 感覚としては、調達担当者が無理言って値切っていいもの出来ました! っていう物語。
     その部分を除けば、十分に興味の枠内容でした。

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    2018年08月16日
  • 理化学研究所 100年目の巨大研究機関

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    理研の歴史を知るには物足りないですが、今の理研の概要を知るには手頃だと思います。スパコン京に関するところでは、「2番じゃだめなんですか?」のエピソード(民主党(当時)の事業仕分け)に触れているのですが、「今は(民進党=旧民主党が)2番」的な突っ込みが(ちゃんと?)あります。

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    2017年09月14日
  • 理化学研究所 100年目の巨大研究機関

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    ネタバレ

    ■加速器研究センターRIBF
     遺伝子を切るはさみ。
     接ぎ木に重イオンビームを当てる。
     種より10倍突然異変が起こる。

     スプリングエイト、放射光顕微鏡
     タイヤのゴム中の炭素微粒子の摩擦を減らす。
     シミュレーションに「京」を使用。
     住友ダンロップ エナセーブ。
     京の稼働率は93.5%。

    ■世界最大級のバイオリソースセンター
     マウス一匹12400円。
     ヒトiPS細胞28800円。
     営利団体にはその2倍で販売。

    ■核磁気共鳴NMR棟
     血液から体内時計の時間を調べる。

    ■創発物性科学CEMS
     個々の現象が集まると
     全体としてもう一段高いヒエラルキーの

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    2017年06月11日
  • 理化学研究所 100年目の巨大研究機関

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    日本を代表する巨大研究機関、理化学研究所。113番元素の発見を認められニホニウムとの命名が認められたことや、IPS細胞を使用した眼科治療が始まった事、スパコンの「京」など、様々な分野で最先端の研究が進んでいます。
    一体この巨大研究機関ではどのような研究が現在進んでいるのかを研究者へのインタビューをもとに簡潔にまとめた本。
    新元素発見に貢献した東京タワー2基分の重量がある巨大加速器、光合成の反応を分子レベルで観測できる超高速シャッタースピード(100京分の1秒!)の顕微鏡、標高の違いによる重力の差を相対性理論に基づいて検出してしまう超高精度の時計(138億年で1秒の誤差!)、そしてそれら様々なデ

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    2017年04月07日
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション

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    はやぶさ2に関わっている人へのインタビュー集。俯瞰的な視点に乏しいのが残念だが、貴重な証言集であることは間違いない。前著に比べ、時期的に胸が熱くなる場面が少ないのは仕方がないが、書物としては、『はやぶさ2の真実』の方に軍配があがるか。

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    2015年11月25日
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション

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    はやぶさからはやぶさ2に続く宇宙事業に携わる技術者、科学者、天文学者へのインタビューの形で、はやぶさ2のプロジェクトを解説していく。
    少ない予算の中でいかにしてすごいことを成し遂げるか、日本人的というか…誇らしいです。

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    2015年02月17日
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション

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    はやぶさの運用が大変だったことは世間にも知られていた間、その同じ人が同じ場所で次のミッションも進めていたことがよくわかった。
    NASA のように技術も失敗も逐次積み重ねる資金がないところで、はやぶさも金星のあかつきも失敗経験の宝庫であった。貧しい国の制約の中で大きな知見を蓄積していることは、すごいと思う。

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    2014年12月30日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    最後の最後では、大気圏突入をオンラインで見守っていた当時の興奮が蘇る。

    当時は、webで、技術的なところを追っかけていただけだった。

    本書では、科学的な部分も、開発などに関わった方々のインタビューも、すべてが読みやすくわかりやすく解説されている。
    プラネタリウム上映されていた「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」で、はやぶさが擬人化されていたことに違和感を感じていたが、なにより川口氏が擬人化しての言葉を述べていたのだとわかってひどく納得した。

    世界に誇れる成果の裏に、どれだけの科学や技術の努力、そして根性があったか、改めて認識した。

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    2014年09月23日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    はやぶさの帰還直後に発刊。
    取材は打ち上げ当時から行っており、リアルタイムな記述になっている。

    世界屈指の高耐久省燃費な電気推進イオンエンジンによる推進。
    推力は1基1g。これを4基積む。うち1基は予備。
    イトカワまで3億3万キロ。通信に片道16分かかる。

    自立進行可能なハードに修正プログラムを送信し遂行させる。
    トラブルを想定した2重3重のフェイルセーフシステムと、
    万が一の可能性を残す複数のマニュアル手段の搭載。

    蛇腹式のサンプラーホーンと弾丸、お手玉をヒントにしたターゲットマーカーによる採取システム。
    地球外物質の採取回収は月以外では世界初になる。
    2003年のレベルの100万画素

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    2013年01月23日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    はやぶさ本を連続で読んだ。2冊目なんですんなり入る。
    全体のながれと、数値を身近な尺度に例えて表現してくれる。時に冗談や科学者の人柄をまじえながら、はやぶさの偉業を解説してくれます。

    実際、すっごいことなんだけど宇宙ロマンであり、実生活へのダイレクトな関連を感じにくいから、のめりこまないとワクワクしないテーマなんだろうと思う。

    でも、凄いですよ。その技術。そんなことが実際できるんだと感心しかり。与えられた条件での、準備と精度。そしてあきらめない情熱。

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    2012年01月28日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    かなり知っているつもりだったが、本書は更にはやぶさが科学技術の塊である事を認識させてくれた。また科学ドキュメンタリーで泣ける本も珍しかった。帰還当時、ネットとNHK以外中継がなかった事に腹が立ったのを思い出した。

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    2011年12月30日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    しみじみ、あきらめないことって大切。この大プロジェクトの成功から学ぶべきことがたくさんありそうだ。他の本も読んでみよう。
    はやぶさが自己診断しながらミッション遂行する姿は、本当に健気でかわいい。自然と感情移入できる展開。

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    2011年12月03日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    ネタバレ

    科学力も、それは筆舌に尽くしがたい圧倒的なものだけど、
    それ以上にはやぶさの偉業を達成に貢献した人々の
    想定外の執念と根性、そして情熱に恐れ入りました。
    読後に、youtubeではやぶさが大気圏に突入した時の映像見ると泣けました。

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    2011年10月21日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    筆者がウーメラ砂漠まで取材にいっているため、
    はやぶさが火球になり、カプセルが回収されるまでの経緯が緻密に描写されている。

    はやぶさが満天の夜空に残した、美しい軌跡が写された巻末の写真。
    これだけでも、一見の価値がある。

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    2011年09月23日
  • 小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASIC

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    ネタバレ

    今年デンマークのフレデリック王子陛下が来日された際のセミナーで、山根一眞のプレゼンを聞く機会があった。氏は、家に雨水の再利用システムや、再生可能エネルギーシステムをとりいれているらしく、仕事柄もあり興味深く聞くことができた。さて、動的平衡を読んで少しばかり科学ものに興味を覚えていたので、はやぶさの大冒険を読んでみた。読み物としては、もう少し洗練されててもいいのにと思うところもあるが、ノンフィクションかつ、時間との闘いでだされた本なので、そこはいいでしょう。しかし、イトカワで採取された塵や砂の分析はいったいいつになったら、でるのだろうと思っていたら、実は先週発表されていた。メディアからの注目もな

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    2011年09月03日