【感想・ネタバレ】小惑星探査機 はやぶさの大冒険BASICのレビュー

あらすじ

7年間かけて3億キロの彼方にある小惑星イトカワまで、星のサンプル採取に旅立った惑星探査機はやぶさ。その2003年5月の打ち上げから、2010年6月の感動の地球帰還までの試練に満ちた全プロセスを、単独でプロジェクトチームに綿密な取材を続けた山根一眞が、他では知り得ない情報をふんだんに盛り込んで一冊にまとめた。

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Posted by ブクログ

6月に無事地球帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」を一生を綴るドキュメント。

宇宙開発関連の本は、ともすれば技術志向一辺倒の本になりがちで、それはそれで科学技術の先端に触れられるという意味では面白いのですが、いかんせんストーリー性が無かったりして「読み物」としての面白さは欠如しがちなもの。

ころがこの本では、ノンフィクション作家の山根さんが書いていることもあって、非常に分かりやすく、ドキュメンタリーちっくに仕上がっています。

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2021年10月24日

Posted by ブクログ

宇宙予算がアメリカの10分の1の日本が、月以外の星へ探査機を送り、星の物質を回収して地球へ戻ってきた!
その間に起こる沢山のトラブルにも、「はやぶさ」自身が対処したり、管制室で考え出された奥の手プログラムを細々とした通信手段で送ったりして乗り越えた。
アポロ13号では、搭乗している人間が動いてトラブルを解消して地球に帰還したけれど、「はやぶさ」は探査機。
受信したプログラムを忠実に実行し、必死にカプセルを地球に届けようと、たった一人で宇宙をひた走る。
思わず「はやぶさ君」と擬人化してしまう。

私が「はやぶさ」を知ったのは、イトカワに着陸したときに転んだという報道で。
通信が途絶えた状態でも、「はやぶさ」は体勢を立て直そうと、必死にエンジンの噴射を繰り返していたのです。
そこから行方不明になりかけたり、イオンエンジンの不具合で地球帰還が絶望視されたりということもあったけれど、それについては全く知らず、カプセルが地球に帰ってきたという報道で、再び「はやぶさ」に注目するようになりました。
この本を読んでいるうちに、「はやぶさ」は宇宙探査史上、アメリカやロシアにも勝る偉業を達成したことを知りました。

お国の財政が厳しい中、宇宙開発への予算がどんどん縮小されていますが、「はやぶさ」の技術は世界中に誇れるもの。
夢を育むものでもあります。
「はやぶさ2号」が地球から旅立つ日が来ることを願っています。

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2019年01月17日

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小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられてから地球に戻ってくるまでの冒険を描いています。はやぶさに襲いかかる、予想を越える試練の数々に対して、知恵を振り絞ってミッションをクリアした、日本のはやぶさのチームの執念の物語です。著者の山根氏が、打ち上げから帰還まで7年の間、はやぶさチームに張り付いて取材を続けてきた、膨大な資料がもとになっており、山根氏の執念の賜物でもあります。インタビューで開発担当者から聞き出した秘話がたくさん盛り込まれており、ハイテクとローテクの両輪によって「はやぶさ」が支えられ、幾多の困難を乗り越えてきたことがわかりました。特に、開発担当者のヒラメキと日本を支える企業群の持つ底力によって、磨き上げられて絶妙に組み合わされたローテクの数々がとても興味深く感じました。NASAにおいて開発費が25億円を超えてしまい断念した、低重力の小惑星上で活動する小型ロボットをわずか3000 万円で作ったそうです。残念ながら小惑星に到達することができませんでしたが・・。世界トップの経済力を誇るよりも、あるいは世界をリードする政治力を誇るよりも、こんな不可能と思われることにチャレンジして道を切り開いた、凄腕のチームが日本に存在していることを素直に誇りに思います。またこのチームの存在を我々に知らしめてくれた著者の山根氏にも感謝します。このチームがなぜここまで努力できたのか、中心となった技術者の「とてもおもしろかったから」という言葉が印象的です。結局、おもしろいから頑張れるんですよね。これからもどんどんとおもしろい目標を立てて、どんどんとチャレンジしていく日本でありたい、と思った次第です。結果や評価はあとから付いてきます。「どうして世界一でなければいけないんですか。2位ではダメなんですか」などと言っていた国会議員には、このようなおもしろさは永久にわからないでしょうが・・。

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2018年11月19日

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面白かったです!まさに冒険物語。日本人も捨てたものではないと思わせられました。関係者の皆さん、本当にご苦労様でした。そしておめでとう!

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2018年10月09日

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はやぶさが MUSES-C だった時から興味を持って取材をし、打ち上げも帰還も見に行った著者は、科学が好きなのだと思った。
はやぶさの情報は充分公開されているが、それをよく整理し、計画からイトカワ到達、帰還、試料分析まで貫いたストーリーにしてあるところがよい。

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2015年02月06日

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はやぶさに携わった技術者や科学者の技術力、アイデア、応用力、想像力、継続するちからは本当にすごい(もちろん技術的な内容についてはさっぱり理解できないがそれだけに凄さを感じる)、無機質な衛星に感傷的になるつもりはないが、それらが小惑星探査衛星「はやぶさ」の向こう側に見えることで「はやぶさ」に対する感動というものになっているのだろう。
でも満天の星空の中を光の筋になって落ちてくる写真はやはり感傷的になる。
それにしても結果を知っていて経過を辿っていくぶんにはいいが、川口さんはじめその時々の現場の緊張感は凄いものだっただろう、やりきって帰還を待つ最後は「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がぴったりだと思った。

そして、やはり日本人として誇らしい気持ちをもたせてくれる。

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2015年01月31日

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はやぶさ地球到着の日、夜更かしして映像とか見ていました。最後に撮影された地球の写真がとても感動的で涙ぐんでしまいます。

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2012年04月08日

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機能しなくなったイオンエンジンの生きている機能同士を組合せる応急措置などは、
「そんなアナログな!」と思わせるようなものです。
でもそれらは、プロジェクトを絶対成功させるんだという根性による発想なんだと思います。


「はやぶさ」と同じように「ふくしま」もさまざまな応急措置で対応しているみたいです。
具体的なことは分からないけれど、圧力容器内の蒸気を排出したもので、
冷却ポンプ水用のタービンを廻して冷却水を入れるというような

永久機関的なことを

水車を廻して川の水を止めるようなことを

行っていたみたいです。

厳密には永久機関などではなく、核燃料の余熱がエネルギー源というだけですが。

現在ではもしかしたら、もっと「そんなアナログな!」という水の入れ方をしているのかもしれません。
命がけの最前線の方々には頭が下がる思いです。

現在のこのような困難な状況ですが、なんとかこれ以上の惨劇を食い止めて
「はやぶさ」と同じように「ふくしま」の成功のドキュメント本がたくさん出版されることを祈ります。

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2011年09月30日

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すごく解りやすく解説されていて、関係者のインタビューなども豊富に載っていて、はやぶさの大冒険の長い長い記録がこれ一冊でよくわかると思います。

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2011年08月15日

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 科学的なことの解説がわかりやすいこと、関係者のインタビューを盛り込んでいること、専門的になりすぎていないことなど、はやぶさ入門書として最適。これを一冊読めば、はやぶさの旅路をたどることができます。
 壮大な宇宙の大冒険。最後は切ないけれど、がんばったところをたくさんの人に見てほしい。

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2011年07月07日

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 2010年6月13日に地球帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」。その航海と探査の記録を扱った本は多々あれど、中でも一押しがこれ。

 著者の山根一眞さんは「中学生にも分かる」ことを目指して書き上げたそうですが、私の知人の息子は小学生にしてこの本で夏休みの読書感想文を書き上げました。

 山根さんは打ち上げ時から取材を続け、関係者へのインタビューを随時行ってきました。
 山根さんの文章が縦糸、インタビューが横糸。何か「事件」が起きるたびに当事者が直接語ったエピソードが出てくるのは、豊富な取材の成果あってこそ。

 挫折を乗り越えたヒューマンドラマのように扱われがちな「はやぶさ」の物語。人間模様を織り込みつつ、理学・工学の視点を外さず、ミッションの段階や搭載機器の役割をいつの間にか押さえながら、読み進めることができます。

 感動を味わいたい人も、地味にミッションを振り返りたい人も、まずはこの一冊を。

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2011年05月25日

Posted by ブクログ

若干、専門的な記述が出てくるが、そこは中学生でも分かる内容を目指しただけに、かなりかみ砕いてある。臨場感ある筆致に、ぐいぐいと引き込まれた。

「あきらめない」--そのことがどれほどの可能性を開いてくれるか、深く胸に迫ってきて、何度も涙がこみ上げた。

丹念な取材、技術者、科学者たちの陰のドラマ、そして、なにより、命はないのに、私たちに生きることを伝えてくれた「はやぶさ」。どれをとっても、泣けて仕方ない。

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2011年11月14日

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幾多の困難にも負けず地球に帰還したはやぶさ。
何億キロと離れたはやぶさの様子を観察し、指令を出す。
人間の知恵と技術ってすごいなぁとあらためて思う。
たくさんの感動とロマンを与えてくれた一冊。

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2011年02月24日

Posted by ブクログ

2010年6月13日、『はやぶさ』は、「カプセル」と「希望」を残して、流れ星になりました。『はやぶさ』7年間、60億キロの大冒険の記録です。計画、実施したのは、アメリカでもロシアでも中国でもない、わが日本です。読書感想文など必要ないので、日本の学生さん!是非この本を夏休みに読んでください。そして『はやぶさ2』の実現にチカラをかしてください。

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2011年07月15日

Posted by ブクログ

最後の最後では、大気圏突入をオンラインで見守っていた当時の興奮が蘇る。

当時は、webで、技術的なところを追っかけていただけだった。

本書では、科学的な部分も、開発などに関わった方々のインタビューも、すべてが読みやすくわかりやすく解説されている。
プラネタリウム上映されていた「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」で、はやぶさが擬人化されていたことに違和感を感じていたが、なにより川口氏が擬人化しての言葉を述べていたのだとわかってひどく納得した。

世界に誇れる成果の裏に、どれだけの科学や技術の努力、そして根性があったか、改めて認識した。

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2014年09月23日

Posted by ブクログ

はやぶさの帰還直後に発刊。
取材は打ち上げ当時から行っており、リアルタイムな記述になっている。

世界屈指の高耐久省燃費な電気推進イオンエンジンによる推進。
推力は1基1g。これを4基積む。うち1基は予備。
イトカワまで3億3万キロ。通信に片道16分かかる。

自立進行可能なハードに修正プログラムを送信し遂行させる。
トラブルを想定した2重3重のフェイルセーフシステムと、
万が一の可能性を残す複数のマニュアル手段の搭載。

蛇腹式のサンプラーホーンと弾丸、お手玉をヒントにしたターゲットマーカーによる採取システム。
地球外物質の採取回収は月以外では世界初になる。
2003年のレベルの100万画素カメラとリチウムイオン充電池搭載。
NASA製探査機搭載が見送られ、自主開発した地表撮影用のマイクロ探査機ミネルバ。

アメリカの宇宙開発のような大掛かりなシステムを構築するには予算が無く、
中小企業の職人精神でつくった軽自動車のようである。

ボロボロになろうとも、残された可能性に知恵を振り絞り、答えを出す。

イトカワ着地後、地球帰還行程での46日の行方不明期間。
野辺山のパラボラアンテナから、1ビット通信により、時間をかけて状態を把握。
化学推進エンジンの燃料はアメリカ製のバルブ故障で漏れてなくなっており、
慣性による3基の電動姿勢制御システムも2基故障し使えない。
イオンエンジンの中和器からのキセノン生ガス噴射で姿勢を修正。
軽量化のためキセノンガスのバルブを電磁バルブにしたのが功を奏した。
電力を食うが、応答性と耐久性がよい。
ただし、これで帰還が3年遅れた。

最後のトラブルはイオンエンジン。ハードの老化によるもの。
往路に太陽の黒点活動が激しかった時期があり、X線を受けたのと、
行方不明期間に太陽電池パネルが太陽を向いてないく、
電池が放電してしまいヒーターが動作せず、機器にダメージを与えた。

4基のスラスターと4つの中和器。動く各1個どうしの組み合わせとした。
姿勢制御は、生ガス噴射から太陽の輻射圧利用という超省エネ方式に変更。
カプセルを地球に放出した後、ハヤブサは宇宙の旅を続ける計画だったが、
化学推進エンジンの燃料がすべて漏れてしまったため、大気圏内で燃え尽きる。

大気圏突入時の耐熱技術は欧米でも極秘。
表皮3cmのカーボン強化樹脂の気化熱と、気化したガスが保護することで内部温度上昇を抑える。

競争と協力は紙一重。

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2013年01月23日

Posted by ブクログ

はやぶさ本を連続で読んだ。2冊目なんですんなり入る。
全体のながれと、数値を身近な尺度に例えて表現してくれる。時に冗談や科学者の人柄をまじえながら、はやぶさの偉業を解説してくれます。

実際、すっごいことなんだけど宇宙ロマンであり、実生活へのダイレクトな関連を感じにくいから、のめりこまないとワクワクしないテーマなんだろうと思う。

でも、凄いですよ。その技術。そんなことが実際できるんだと感心しかり。与えられた条件での、準備と精度。そしてあきらめない情熱。

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2012年01月28日

Posted by ブクログ

かなり知っているつもりだったが、本書は更にはやぶさが科学技術の塊である事を認識させてくれた。また科学ドキュメンタリーで泣ける本も珍しかった。帰還当時、ネットとNHK以外中継がなかった事に腹が立ったのを思い出した。

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2011年12月30日

Posted by ブクログ

しみじみ、あきらめないことって大切。この大プロジェクトの成功から学ぶべきことがたくさんありそうだ。他の本も読んでみよう。
はやぶさが自己診断しながらミッション遂行する姿は、本当に健気でかわいい。自然と感情移入できる展開。

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2011年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

科学力も、それは筆舌に尽くしがたい圧倒的なものだけど、
それ以上にはやぶさの偉業を達成に貢献した人々の
想定外の執念と根性、そして情熱に恐れ入りました。
読後に、youtubeではやぶさが大気圏に突入した時の映像見ると泣けました。

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2011年10月21日

Posted by ブクログ

筆者がウーメラ砂漠まで取材にいっているため、
はやぶさが火球になり、カプセルが回収されるまでの経緯が緻密に描写されている。

はやぶさが満天の夜空に残した、美しい軌跡が写された巻末の写真。
これだけでも、一見の価値がある。

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2011年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今年デンマークのフレデリック王子陛下が来日された際のセミナーで、山根一眞のプレゼンを聞く機会があった。氏は、家に雨水の再利用システムや、再生可能エネルギーシステムをとりいれているらしく、仕事柄もあり興味深く聞くことができた。さて、動的平衡を読んで少しばかり科学ものに興味を覚えていたので、はやぶさの大冒険を読んでみた。読み物としては、もう少し洗練されててもいいのにと思うところもあるが、ノンフィクションかつ、時間との闘いでだされた本なので、そこはいいでしょう。しかし、イトカワで採取された塵や砂の分析はいったいいつになったら、でるのだろうと思っていたら、実は先週発表されていた。メディアからの注目もないまま… はやぶさが還ってきたことと同じくらい、重要なことのような気がするのだが、どんなものなんだろう。

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2011年09月03日

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はやぶさの帰還を生放送でお届けした記憶もはるか1年以上前……やっとというか、初めてのはやぶさ関連本の読書でした。

編集の甘いところが何点か合ったのが残念でしたが(語の繰り返しや、対話部分の文体など)、総じて「はやぶさに関わった人を知る」のに素晴らしい本だと思います。

「はやぶさ」そのもののことや、その成果についてももちろん触れられているし多少は分かりますが、きっとそういうのを知りたい人は別に専門書を読まなければならないでしょう。でも先述の通り、はやぶさに関わっていた人が、どんな思いでそれを作り、見守り、見届けたか、当事者の等身大の目線、考え、気持ちを引き出し書いてある点で、秀作です。

その中でもやはり、川口PMの言にはグッと来ますね。ワシは最後まで、はやぶさの擬人化には馴染めないではいましたが、PM自身がそれを言いたくなる気持ちは分かるなぁ、と思わされる一冊でした。

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2011年08月27日

Posted by ブクログ

今年の一大ニュースでもある、はやぶさの打ち上げ、小惑星イトカワへの着陸、帰還までを各担当者へのインタビューなどをおり挟みながら追うドキュメンタリー。着陸時はもりあがった「はやぶさ」だが実は打ち上げが2003年という少し前だったのが驚き。日本はアメリカや昨今の中国に比べると、宇宙開発は立ち遅れている印象だったが、そんなことはないことがよく分かります。はるか彼方の小惑星に向けての航海、雑音に紛れそうな信号を読み取り、たえず制御コマンドを送り、無事に7年の宇宙航海を成し遂げたことはニュース以上の驚きと興奮に満ちています。ロマンだけではない技術もあるし、技術だけに終わらないロマンがある。だから、宇宙開発はいつも技術者の心を魅了します。はやぶさ計画の知られざる全貌を知りたい人には是非オススメ。はやぶさ2も実現して欲しい!!

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2011年08月29日

Posted by ブクログ

はやぶさに関わるキーマンのインタビューなど、スタッフの生の声が見どころ。 「中学生にもわかりやすく」というコンセプトの本だからなのか、技術的内容が大幅に端折られている点がちょっと残念。

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2013年03月16日

Posted by ブクログ

感想
宇宙の秘密を切り開く。先端科学だけでは到達できないフロンティア。人の汗と知恵が星の如く煌く。バトンは次の世代へ受け継がれていく。

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2023年05月16日

Posted by ブクログ

当時のはやぶさに対する内部の人の情熱、
外部の見方、そしてはやぶさの努力が
書かれている。

技術的な用語が多く、
読むのに歯ごたえがあった。

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2017年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 読まなくても良かった。ちょっと読む時機を逸して、恐る恐る読む様子なのだけど、
 事実は誠実に記述されているとは思うのだけど、やはり、随筆は読みたく
 ない。筆者は何者なのだろうか。孤軍の宣伝棟と意気込んでいるのだろうか。
 どうでもよろしいが。

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2012年01月22日

Posted by ブクログ

「中学生でも理解できる本」を目指した本だそうだが、やっぱり難しい最先端の科学。それでも、はやぶさの偉業とそれを成し遂げた科学者の熱意は充分に伝わった。

結局、帰還の時しか盛り上がらなかったのが残念に思えてくる。

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2011年11月06日

Posted by ブクログ

はやぶさの勉強用に購入。
ニュースなどでほぼ知っている情報は復習として読んで、著者自身が見た研究者達の姿に注目して読み進めた。
はやぶさ入門にはいい本だと思います。

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2011年02月16日

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