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Posted by ブクログ
日本を代表する巨大研究機関、理化学研究所。113番元素の発見を認められニホニウムとの命名が認められたことや、IPS細胞を使用した眼科治療が始まった事、スパコンの「京」など、様々な分野で最先端の研究が進んでいます。
一体この巨大研究機関ではどのような研究が現在進んでいるのかを研究者へのインタビューをもとに簡潔にまとめた本。
新元素発見に貢献した東京タワー2基分の重量がある巨大加速器、光合成の反応を分子レベルで観測できる超高速シャッタースピード(100京分の1秒!)の顕微鏡、標高の違いによる重力の差を相対性理論に基づいて検出してしまう超高精度の時計(138億年で1秒の誤差!)、そしてそれら様々なデータの解析に活躍してきたスパコン「京」とその100倍の性能を目指す後継機の開発などなど、もはやSFの世界の様相。
本書で取り上げられている複数の研究分野が、2009年当時の民主党政権における事業仕分けで予算削減の危機に瀕し、研究者を中心とした抗議運動で研究を継続できたとの研究者自身の証言を本書で目にすると、連綿と研究を継続して蓄積してきた貴重な財産を、あの時に手放すことにならず本当に良かったと思ってしまいます。
Posted by ブクログ
■加速器研究センターRIBF
遺伝子を切るはさみ。
接ぎ木に重イオンビームを当てる。
種より10倍突然異変が起こる。
スプリングエイト、放射光顕微鏡
タイヤのゴム中の炭素微粒子の摩擦を減らす。
シミュレーションに「京」を使用。
住友ダンロップ エナセーブ。
京の稼働率は93.5%。
■世界最大級のバイオリソースセンター
マウス一匹12400円。
ヒトiPS細胞28800円。
営利団体にはその2倍で販売。
■核磁気共鳴NMR棟
血液から体内時計の時間を調べる。
■創発物性科学CEMS
個々の現象が集まると
全体としてもう一段高いヒエラルキーの現象が成立。 (イワシの群れ)
相対論的な話を固体に展開する量子情報エレクトロニクス
新しい産業革命
原子力でも力学から電気への電磁誘導変換は変わっていない。創発物性科学は個体電子を用いた光熱発電や省エネルギー技術。
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