安曇潤平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白いことは面白いし、山ならではの怪談として楽しめるのだが、前半の山行の描写がちと多過ぎて冗長になっていた気がしないでもない。純粋に「怖い話」の続く中に、「不思議だけれどいい話(泣かせる話)」が織り交ぜられて、いい塩梅になっている。
前者は、理由も何も不明なままだが怖い「五号室」や「異臭」、「豹変の山」、ダメ押しがズルい「古の道」など。
後者なら、山に消えた者の遺された家族への思いを描いた「呼ぶ声」「息子」、亡き先達への畏敬が起こした不思議な邂逅「終焉の山」などか。
正直、実話怪談として読むならややフィクション色が強いようにも思えるが(例えば、幽霊がどれも実体感あり過ぎ!)、山という異界なら -
Posted by ブクログ
ネタバレ先日読んだ「山怪」とは違い、こちらは人間が関わる山の幽霊話集の趣だ。
今のところ、登山している途中で幽霊に出会ったことはない。
シーズンでは月2回以上低山から高山まで立ち入っている俺からすると、山に幽霊なんていないよなぁと、読んでいてもあまり怖さを感じない。
人は自分で体験しない限り、信じないものだ。
登山中ではないがただ一度だけ、ここは明らかにヤバいという廃墟があった。
2009年のゴールデンウィークの一日目は郡山から猪苗代湖、そして二本松へと向かっていた。
土湯トンネルは自転車通れないから旧道を上る。
夕方ごろ、日があるうちに野宿場所は見つけておきたいと土湯峠 -
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Posted by ブクログ
色々な作家さんの実話系。
実話『系』なのは、本当なのか違うのか…。
香月さんの話は、これによってあの話ができた? と
ものすごく分かりましたが。
実話…実話だったら恐ろしいですが
現実は小説や漫画よりも恐ろしい…。
1月に死ぬと7人連れて行く、は言い伝えだと思ったら
結構最近の話だったのにびっくりです。
目的だった辻村さんは、占い師。
不確かな言い方をしたりして、当てはまる事を
占われる人間自身に探させる。
とはいえ、本当にそう言われてしまったら
驚きを通り越してぞっとします。
それ以外の話は特に…というよりも
お話のような感じで、実話っぽくなかったです。
漫画はすごく分かりやすかったで -
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