日本橋ヨヲコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
素敵な作品でした♪
マンガに詳しくないので、著者のことはよく知らないのだけど、このストーリーの中には彼女がちりばめられているんだろうなぁって思った。
本編もすごく好きなんだけど、あとがきにぐっときた。
この、流れるようだけど、ソフトに訴えかけるような語りかけるような文がどばーっと入ってきて。。。
まっすぐな作品って1巻で思ったけど、このあとがきでそんな感覚を受けたのがなんだかわかった気がする。等身大で描いているんだろうなぁ。そして戦い続けているんだろうなぁって。
作者の他の作品を読んでみたくなった。
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そうそう、かすみ草の話、よかったなぁ。私は、色で好きなのは薄いグレーっ -
Posted by ブクログ
これは闘いの記憶。
心漫画。オモシロすぎて最近繰り返し読んでいる。
スポーツを題材にしているが、それは立ち向かう壁の一つであり好きなものであり逃避であり、様々なモノとして描かれる。
それに関わり合う人達は皆が精神的にあまちゃんで、共闘し時には闘争することで精神的にイケメンになっていく過程が丁寧な毒で絡
められ、進んでいく。
なかなか見ない画風ではあるものの、この丁寧さを強調しキャラクターが立つ姿をすぐに植えつけてくれる。
スポーツ漫画は買ったことがなかったのだが、一巻の時点でこれは面白いと確信した自分を褒めたい。いや、褒める。素晴らしい。よくやった。
読み終えた頃には登場人物たちにすら賞 -
Posted by ブクログ
濃い。濃すぎる人間模様。
漫画界をバックに人間の一番熱い部分を
全3巻にはち切れんばかりに詰め込んだ作品。
震えます。目頭熱くなります。
嬉しいから?悲しいから?
なんでなのかは何度読んでも
僕は分かりませんでした
感極まったってのが近い感覚。
人は独りじゃ生きてけないんですよ
独りで大丈夫とか言う人は周りが見えてないんです。
形は色々あれど人と人との間には
凄いエネルギーがあるんだと気付かされます。
僕なんかが言葉にしてしまうと
薄っぺらくなってしまうなーと思います
ベタだけど読まなければ分からない、伝わらない。
けど伝えたいので、ほんと読んで震えてください。
間違いなくIKKI創 -
Posted by ブクログ
マンガ漫画の最高峰。
燃えよペンとは違った意味で燃え、
バクマンよりも遥かに業の深い物語に、
ぼくは何度心震えたことだろうか。
「ただちにこれを表現しなければ死んでしまう」
という"震えた"時の切羽詰まった行動原理が、
この物語の通奏低音である。
だからこそ、
高密度の物語にならざるを得ず、
その結果としての三巻という短い連載だったのだろう。
また、
線の太い画風も、
知ってか知らずかはさておき、
このテーマとの親和性が高い。
まぁ、
なによりもかによりも、
タイトルが示す通り、
男二人の
友達ではなく戦友としての関係性に、
甚く心惹かれるのだ。
表現者とし