宮原るりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ4コマ形式で展開していくストーリーマンガ。
既に単行本化されている『となりのネネコさん』より『みそララ』よりもアホさたっぷり。
超美少女のマキが一番突っ走り、アイタタタなボケをかまし、実は一番まともなリコがツッコミを入れる。
元・生徒会長のエノや会計のサヨ、そして書記のスズ。
他の生徒会役員も続々と出てきます。
ボケ要素が多目な登場人物たち。
笑いだけでなく、エノとマキの生徒会長の座をめぐっての確執も。
それぞれの考えや想いも丁寧に描いていて、無茶苦茶な行動だけで突っ走るんじゃなく、理由付けみたいなものをきちんとされていて、“友情”の要素もしっかり含まれていたり。
笑うとこはしっかり笑 -
Posted by ブクログ
ややキレ(曖昧な表現だが)の落ちた印象を受けたが、相変わらず下ネタとラブコメの絶妙なブレンドが面白い。特に文化祭の話はヤキモチを焼く律と決めるところは決める宇佐が観られて、やっぱり1巻にひとつはこんな二人がみたいと改めて思った。
見直したというか発見だったというか、シロさんはこの中で一番河合荘が好きなんだなと。ああいうキャラだけど、思い返せば河合荘メンバーへの愛を感じるシーンはそこここにあった。住子さん以外にはもしかするとあまり伝わってないのかもしれないが(それてそれはそれで、彼は快感に変えてしまうかもしれないが)、読者はこれを逃さずに読んでおきたい。 -
Posted by ブクログ
自分だけの世界が徐々に変わり始め、揺れ動く感情に戸惑いを感じる4巻。
変わりつつある思い。本を読んでいれば良かった昔と違って律は随分等身大の女の子らしくなりました。ゲームに負ければ悔しがり、仲良くなれなかった前村さんとのその後の付き合いも、自分以外と一緒にいる宇佐を気にしてしまうのも変わってきた証拠です。その変化が表情にでるシーンはなんとも良いですね。照れたり、拗ねたり、悲しくなったりとラブコメらしいヒロインの顔になりつつあります。変化という部分では今巻、真弓さんや陽子さんを使って様々な面を見せてくれましたが、この先律が彼女たちのように自分の変化をどう捉えるか楽しみです。
下宿ラブコ