永野水貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレロザリーを救うためとはいえ、ブライトがウィステリアに持ちかけてきた話は中々えげつない。
タイトル通り、妹の代わりに死んでくれと言う。
彼女のブライトに対する気持ちに恐らく気付いていながら。
なまじそれまでの過程を丁寧に描いているからこそ、読んでいて余計に彼への怒りを募らせる羽目になった。
悪役というわけではなく、酷いことを言っている自覚もありながら、それでも結局やっていることはえげつない。
果たしてウィステリアの命を代償にロザリーと結ばれたとして、彼は幸せになれるのだろうか。
呪いのように、その後悔は付き纏うぞ。
そこまでの覚悟というか、将来の見通しまでは持てていなかったのではないかなと勝手に -
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Posted by ブクログ
再読。
この著者さんの龍の物語よりも私はこちらのほうが断然好き。
レビュー見ていたらだいぶ酷評が多かったのに驚きました……^^;
悪くはないと思うのですが……難しいですね。
切ないです。主人公は自分を妻に、と望むかつての幼馴染兼、師匠を殺された仇として対決しなければならなくなってしまいます。そのために使役する式神を呼ぶのですが、彼に恋をしてしまって……な物語。
憎しみを抱きつつ、けれど式神に恋をしてしまって、しかも仇には重い事情があって……というのがすごく丁寧に描写されていると思います。
中国風の雰囲気も時々挟まれる神秘的な表現に後押しされて想像しやすかったです。何というか、主人公が不憫 -
Posted by ブクログ
ネタバレ容赦ないな・・・黒竜カップルの迎えた結末が、美しくはあるけど悲惨すぎる。特に隻眼の彼が。人間を永久に選んだ竜に対する同族からの見解とか、とにかく少女小説らしからぬ容赦のなさ。どうにか寿命伸ばしたりして一緒にいられる方法があるんじゃないかと思ってたけど、ほんとにないのね。
うーん、竜にとってあまりにも短すぎる時間、刹那であるがゆえの美しさというのは確かにあるが、それは幸せと言い切るには切なさを多く含んでるよね。澄白達にはどうか少しでも幸せな結末を、と祈る。
あと、例の弟くんの黒竜についてなんだが、彼があんなにも策を巡らせ姑息であるのは、人間を食べてるからかなーとちょっと思ったり。人間のそういう