相原コージのレビュー一覧

  • ムジナ 1
     90年代の後半に東京のアパートで隣の部屋の小沢さんが、面白いからと勧めてくれたのだけど、すぐに読むのを辞めてしまった。それがずっと心に残っていて、古本を高値で買ってようやく読む。すると、当時の自分がなぜ読むのを辞めたのかよく分かった。字が多くて読むのが大変だ。しかし、今は小難しい小説も根性で読むほ...続きを読む
  • ムジナ 9
     最後まで読むのに1か月も掛かった。密度がすごいし、実験精神旺盛でノイズになっている面もある。真の首領の正体にはびっくりした。ミステリーの構成としてもすごく面白い。童貞が恋をする物語でもあり、ラストシーンは涙が出る。いつの間にかムジナが超強くなっていてかっこいい。すべての秘術を出し尽くす壮絶極まりな...続きを読む
  • うつ病になってマンガが描けなくなりました 入院編
    閉鎖病棟ときくと、こないだニュースになってた拘束(&職員の暴力)ありきみたいなところのイメージが刷り込まれてたので「あ、スマホも使えるんだ」と変なところで拍子抜け(他あれこれの制約が多いのは多いけれど)。
    院内の環境やルール、自分の当時の心情などの描写が細かく、病み真っ只中なのにその観察力のすさまじ...続きを読む
  • うつ病になってマンガが描けなくなりました 入院編

    懐かしの漫画家さんが!!

    うつ病をわずらい、入院までされていた事に驚きました。 「かってにシロクマ」や「コージ苑」を昔読んだことがあるので、懐かしの漫画家さんが!!と思ってしまいました。昔読んだ作品の時よりも格段に画力がレベルアップしているのにも驚きました。入院した病院の先生によるうつ病の説明がとても分かりやすくて一番納得感...続きを読む
  • うつ病になってマンガが描けなくなりました 発病編
    冒頭、首を絞めるうちに視野が暗くなっていくところが経験していないのにリアルに感じてゾワゾワ。
    その後は画と字の大きさに少々戸惑うも、帯の「描いて自らを癒やす」の言葉で何かが腑に落ちた心持ちに。
    首を吊るためにはしごを登る途中にふと飼い猫と目が合うシーンの猫の表情がなんともいえずしばし見入ってしまうほ...続きを読む
  • Z~ゼット~ 3

    面白い

    1巻読んでから、続きが気になり、一気に買ってしまいました。
  • 真・異種格闘大戦【地上最強の生物は誰だ】 1巻

    トンデモ異種格闘技戦

    地球上に存在する動物の中で、何が一番強いのか?
    ライオンに虎、象にゴリラ、大蛇に狼、ワニにカバに土佐犬に人間などなど、種を超えた戦いが描かれます。
    動物それぞれの特色を活かした戦い方もするものの、それだけに留まらず漫画的なフィクション(柔術を操るゴリラなど)もふんだんに盛り込まれ、そういう意味で...続きを読む
  • 4コマ哲学教室
    "4コマ漫画で哲学を探究してみようという実験的な本。哲学入門。ひろしとブタ公のやりとりだけでも面白い。
    哲学的思考と科学的思考
    サルトル 実在主義
    ニーチェ たくましい生命力
    ソクラテスとプラトン 問答法
    デカルト 演繹法
    ベーコン 帰納法
    ハイデガーとキルケゴール 死生観
    幸福論
    デューイ 宗教
    ...続きを読む
  • Z~ゼット~ 1

    脳を破壊しても動き続けるゾンビ

    今から映画が楽しみ!ゾンビをモチーフにしたオムニバス形式のストーリー集。私的傑作!
  • Z~ゼット~ 1

    すごい

    本当に面白かったなあ…
    相原コージさんの漫画には「同じ事しそうだなぁ」というシーンがいつも出てきます。
  • 下ネタで考える学問

    最高!

    勉強になりました
    日本の教育委員会は、こんなに素晴らしい教科書を見逃している。
  • 下ネタで考える学問
    高校ぐらいでコージ苑読んでたんだけど,なんかその時の気持ちが呼び覚まされたような感じ(笑)。真面目なことを真剣にふざけて書いた,そしてそれを読んでるという背徳感を感じつつ,みたいな。
  • ムジナ 1
    たぶん、これを超える忍者モノは無いんじゃないかってくらい面白い。
    忍者だけじゃなく、人間の、汚物を垂れ流してでも生き抜く本能も見事に描いてる。
    だからこそ節々で吐き気がして、心にぽっかり穴が空く。
    相原コージの代表作と言ってもいいと思うんだけどな。
  • サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上
    なじ■どうすればここまでブチ込められるのかというぐらいに、情熱をはじめとして色んなものがふんだんに盛り込まれています。コマの隅から隅まで読み込みたくて仕方ない、画面から伝わる熱。
    竹熊博士のテキストページも凄く読み応えあり。
    21世紀愛蔵版では萌え漫画の描き下ろしなども追加されて、更に充実!
  • 4コマ哲学教室
    「人は何のために生きるのか」
    このテーマは人類共通の永遠の課題であるが、かつてここまで端的に表した本があっただろうか。
    ブタは「食べられるために生きている」と言う。
    そんなことを言うブタはいないし、思うブタもいないだろうが、人間にとっては確かに正解だ。
    食べるために生かしているのだから。
    では、人間...続きを読む
  • ムジナ 1
    ギャグ漫画家が描くシリアスというのは、なんと言うか抑圧されていたものをブチ撒けるように鬱で凄惨なものになる傾向にある気がする。幸せな人間に喜劇は書けないと聞いたことがあるが、そのとおりなのかもしれない。このムジナという作品もそうだ。下ネタとギャグ要素と漫画的実験を大いに取り込んでいるおかげで何とか挫...続きを読む
  • 4コマ哲学教室
    マンガを使って哲学を語る

    知り合いに薦められて知ったけど

    これはすごい

    自分が悩んだことがある事柄が全て書かれている

    人生とは・・・・
  • サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上
    漫画家道を歩む人のバイブル。日本橋ヨヲコがそうだと言っていたんで、そうなんでしょうw
    内容は漫画の技法やテクニックをかなり曲芸的に紹介。自分はもう10回は読み直したw
    でも、なんどでも読めちゃうんだよなぁ。
    そこらへん、この本の魅力かも。
    漫画、とんち番長収録。でもそれはとんちじゃねぇ!
  • サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 下
    俺の青春マンガ。愛蔵版として復刊。
    これこそマンガ。漫画家目指している人は
    冗談じゃなく参考になるのでは?
  • サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上
    俺の青春マンガ。愛蔵版として復刊。
    これこそマンガ。漫画家目指している人は
    冗談じゃなく参考になるのでは?