感情タグBEST3
うつ病をわずらい、入院までされていた事に驚きました。 「かってにシロクマ」や「コージ苑」を昔読んだことがあるので、懐かしの漫画家さんが!!と思ってしまいました。昔読んだ作品の時よりも格段に画力がレベルアップしているのにも驚きました。入院した病院の先生によるうつ病の説明がとても分かりやすくて一番納得感...続きを読むがありました。 体験ルポとしても漫画作品としても面白くて、間違いなく傑作だと思います。 完結編ではなくまだ続きがあるのですね。 続編も楽しみです。
Posted by ブクログ 2023年06月12日
閉鎖病棟ときくと、こないだニュースになってた拘束(&職員の暴力)ありきみたいなところのイメージが刷り込まれてたので「あ、スマホも使えるんだ」と変なところで拍子抜け(他あれこれの制約が多いのは多いけれど)。
院内の環境やルール、自分の当時の心情などの描写が細かく、病み真っ只中なのにその観察力の...続きを読むすさまじさにただもう驚くばかり。
読んでいて、ふとピエール瀧さんが警察に留置された時の話を思い出したけど、自分のファンという人にできればあまり会いたくない場所で言われるのってどういう気持ちになるんだろう。
作中に「どんな気持ちだったのか思い出せない」とあったけど、言い表わすことができないというのもあるのかな。
Posted by ブクログ 2023年08月24日
うつ病を発症した著者が、閉鎖病棟に入院してから、"食べること"に喜びを感じられるまでに回復した状況を描いた作品。この作品の前に『発病編』があるので、それを読まないとなぜうつ病を発症したか分からないが、閉鎖病棟入院というだけで、相当重症なことは判断できると思う。本書に続く『退院編』...続きを読むもあるようなので、合わせ読んでみたい。
Posted by ブクログ 2023年08月15日
前作の発病編は吾妻ひでお氏の「アル中病棟」の冒頭数ページと全く同じ内容だったため
ギャグ漫画家って壊れる感じも一緒なんだ。って思った。
今作も大筋ではほぼ一緒。
まあアル中とうつ病の違いはあれど閉鎖病棟での治療なんて似たような感じなのは当然か。
ただ吾妻ひでお氏と違い看護師や担当医に相原コージだと認...続きを読む識されるところはさすが。
Posted by ブクログ 2023年06月23日
チョコを食べて美味いと感じるシーンは印象的。それまでの陰鬱なストーリー展開の中でちょっとしたカタルシスを感じた。
「喜び」という感情の大切さを再認識した。そして今の自分をふと振り返ってしまった。人生をつまらないと感じてしまうのは、もしかしたら軽めの鬱だったのかもしれない。複雑に考えなくても、素直に...続きを読む「喜び」を求めていけばいいだけなのかもしれないと、心が少し軽くなった。