【感想・ネタバレ】うつ病になってマンガが描けなくなりました 入院編のレビュー

あらすじ

「ベテランギャグマンガ家・相原コージ、コロナ禍の中、突如うつ病に。病いと戦う日々を真摯に淡々と描いたドキュメンタリーコミック!」コロナ禍の中、けがをきっかけに突如ネームが進まず悩み、仕事に支障が出るように…。コロナで外出がままならず、孤独な状況が続く。食欲がない日々が続き、体重は激減。ついには自宅の仕事場で自殺未遂を…。そして入院。閉鎖病棟にて病いと戦う日々に。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 新しく出た退院編を買って読んでいて、完結すると思ったら途中まで完結しないまま終わっており「あれ?」となってよくよく見ると入院編を再び読んでいた。ほぼ1年前に読んですっかり内容を覚えていなかったので、退院編を読む前に読み返すことができてとてもよかった。相原さんと言えば格闘技好きで柔術を熱心にやっていた印象が強く残っているのだけど、そんな屈強な方でもうつ病になってしまうというのが恐ろしい。

 相原さんはチョコレートを食べたことで喜びを実感して回復に向かう。喜びを感じることができなくなるなんて恐ろしいことだ。

 自分の生活を振り返ると経済的に厳しい状態でしんどい思いをしているのだけど、普段お金を使う方ではなく貧しいなりに楽しく暮らしているので大丈夫なのではないだろうか。

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チョコを食べて美味いと感じるシーンは印象的。それまでの陰鬱なストーリー展開の中でちょっとしたカタルシスを感じた。

「喜び」という感情の大切さを再認識した。そして今の自分をふと振り返ってしまった。人生をつまらないと感じてしまうのは、もしかしたら軽めの鬱だったのかもしれない。複雑に考えなくても、素直に「喜び」を求めていけばいいだけなのかもしれないと、心が少し軽くなった。

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2023年06月23日

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