若田部昌澄のレビュー一覧

  • 経済学入門 (第3版)

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    学部の頃に使っていた経済学入門、第3版で大幅にリニューアル。ここまで変わると昔のものとはだいぶ違う気もするが、入門のレベルを確認するために。
     でも、僕が学部の頃よりはレベルが上がっているか。

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    2016年04月11日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    デフレに対して「何もできない」「何もしない」を貫いた白川時代の日銀。その怠慢に対して、浜田教授は書簡をもって、かつて白川に警告を与えていた。本書はいわばその理由と解説書ともいえる。デフレに対する特効薬はシンプル。通貨流通量を増やし、金融緩和を行う。ストックではなく、フローを重視する。ちなみにそれを愚直に実行しているのが黒田である。

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    2016年01月09日
  • 経済学大図鑑

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    経済学史としてもキーワード集としても読める。よく聞くキーワードと人の名前が結びついていると、あ、こういことなんか、みたいなのがある。

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    2020年06月15日
  • もうダマされないための経済学講義

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    経済学的発想や経済学的フレームワークをわかりやすく解説してくれる良書。
    経済に興味があるなら読んでおくべき一冊

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    2014年10月05日
  • もうダマされないための経済学講義

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    全く学のない自分でも、しっかりと理解できる内容で書かれていた。
    特に面白かったのは、最初の方にある「なぜ経済成長するのかはよくわかっていない」というところ。現在行われている政策などは、過去の事例から「やらないほうがいい」ことを避け、良いと言われていることを進めているイメージなのだという。
    そのような気を引く話から具体的な事例を見ていったため、説得力のある内容だった。

    よくわからない数式や難解な用語などを極力使わないでいるため、入門的に経済の歴史をみるのには有用だろう。これをきっかけに他の本に手を出してみて、比較しながら自分の知識を確定させていきたい。

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    2014年07月07日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    タイトルに惹かれて購入。
    するもしばらく寝かしてしまった一冊。

    最近は消費税のこととかでTVに露出してるので、
    おなじみになってきた浜田教授はじめ3人の豪華な共演。

    一つ一つの章から学べる内容は濃くて満足だけど、
    如何せんタイトルから期待しすぎてしまったので、
    もっともっとガツン!という何かが欲しかった><

    ちょいと基礎知識が無いと理解に時間がかかっちゃう部分もあるので、
    経済学の基礎はわかってて、これからもっと深めたいって人にお勧めの一冊。

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    2013年09月05日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    標準的な経済学の考え方を解説しながら、「日銀流」なるものの弊害を紹介する本。
    インフレターゲット信奉しかり、常識的な議論で非常に安心。

    「嘘でも100回繰り返せば本当になる」というのは、「本当のことでも100回繰り返さなければ伝わらないことがある」というのと同義かもしれないというのが一番の発見。本編とは外れるけれども。

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    2013年07月28日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    ネタバレ

    伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本
    浜田 宏一 若田部 昌澄 勝間 和代著

    浜田先生の「アメリカは日本経済の復活を知っている」を読んで、少し前の著作も読みたくなり購入しました。
    こちらは、対話形式で分かりやすく解説されてました。

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    2013年05月19日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    デフレ脱却やリフレなどから日銀総裁についてと、今まで知らなかったことにも目を向けることが出来た。
    社会の動きに興味を持つ事の一歩となるだろう。難しいことだらけの内容だったが、何度も読み込むうちにきっとわかるはずだと思った。
    勝間さんは本当に未来を予想できる素晴らしい女性だと思う。

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    2013年04月19日
  • もうダマされないための経済学講義

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    本当に、戦争を起こさないようにしたり、弱い立場の人を助けたりしたいなら、経済学の枠組みで物事を見るスキルは必須だと思った。

    不況だと、人は他人を思いやる余裕もなくすし、自分たちの不遇を他の誰かのせいにして鬱憤ばらしをするし、保護主義に走るし、プロパガンダに流されやすくなる。

    左派の理想が高ければ高いほど実現できないそれは絵に描いた餅であり、そこから人々は離れやすくなる。「人間らしい」暮らしというのは、世の中が安定していてこそであって、そのためには経済は衰退したり停滞してるよりは成長してる方がいい。

    日本の戦後高度経済成長や世界の大恐慌前後について、なぜそれが起きたのかを、通貨制度のトリレ

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    2013年03月03日
  • 本当の経済の話をしよう

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    対話形式で現代における経済学を解説。TPP、ユーロ危機、デフレ等の問題が分かりやすく書かれています。「インセンティブ」「トレード・オフ」「トレード」「マネー」の4つ概念に絞った構成もすっきりしていて読みやすいです。

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    2013年02月09日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    今、話題のインフレターゲット論者である浜田宏一の金融理論が、勝間との対話で、分かりやすく述べられてる。経済学のことを詳しく知らなくても、この本を読むと、今何が問題になってるのか、少しだけ理解できた気がした。
    基本的には、貨幣を増やせばデフレが克服できる、という。貨幣の価値が下がることで物価は上昇する。
    浜田は、自分の理論が世界標準であり、日銀の政策がグローバルスタンダードから外れてることを批判し続ける。
    日銀の白川総裁も、浜田から経済学を教わった生徒。その後、浜田はイエール大で教え、白川はフリードマンらのいるシカゴ大で学んだ。
    デフレーションがいかに悪であるか。そして、いかにしてデフレを止める

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    2013年04月21日
  • 本当の経済の話をしよう

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    わかりやすい良書。経済学の意義と限界みたいなものがよくわかった。特に、文理の弊害化は日々感じている疑問に応えてもらった気がする。

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    2012年10月20日
  • 本当の経済の話をしよう

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    経済学の今の話題を対話形式でしるした本。ホットな話題を軽いノリでこたえているのですが、とっても面白い!
    型ぐるしく無いので楽しめます。

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    2012年08月27日
  • 本当の経済の話をしよう

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    経済学の入門書として良い作品かと思う。ただ、経済学の知識がある程度ある人にとっては少し退屈であり、経済学に興味がない人はそもそもこのような本は読まないので誰をターゲットにしているのか分かりにくい作品といえる。

    できれば経済に興味がない人や新聞やテレビの偏った報道を信じ込んでいる人に読んでもらいたい。ただ、そのような人は本自体をあまり読まない人も多いからこの本の存在に気付かないのだろう、と思ってしまう。

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    2012年08月24日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    「輸入デフレ理論」の否定の仕方は、頷けないが、
    「貨幣経済のワルラス理論」や「資産の一般均衡論」
    「インフレターゲット」など、経済の問題を考える上で、
    重要な概念が分かり易く解説されている。

    昭和恐慌に関する研究成果の部分は、単純に参考になる。

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    2011年10月02日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    この本を読んでいる間に、日銀は国債以外の資産を購入することを決定し、実行に移している。
    この本で著者らが訴えたことを活かしたのかもしれないが、規模の面で物足りなさを感じざるを得ない。

    学生時代、経済学とか全く興味がなく、全く真面目に勉強しなかった。実際に起きている事柄と、学校で勉強する経済学との関連性が全く見えなかったからである。

    この本を読むと、経済学とは意外にも身近の事象と結びついていることがわかり、学生時代に真面目に学ばなかったことを悔やむ。

    この本の内容を100%理解する必要はないと思うが、著者も書かれているように、経済の事象と学問を結びつけ、何が正しくて何が間違っているかの判断

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    2011年01月17日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    大学の課題として読んだ本。これ自体は対談をまとめたものなので、そこまで窮屈な思いをしないで読み通すことができた。ただし、教養程度の経済学は踏まえておいたほうが望ましい。
    本書は、一貫して日本銀行・日本政府による金融拡大政策、財政政策の必要性を述べている。日本経済が今不況に陥っている原因の根幹は、「貨幣の不足」であるとしてまずは日本銀行が金融緩和や広義の買いオペ、インフレターゲットの設定などをするべきだという。
    論理が一貫しているおかげで、学問的な内容でも楽しめて読むことができた。

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    2011年01月05日
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと

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    日銀って、日本政府の経済の政策ってなにやってるの?
    そう思った方は読むことをお勧めします。
    どういうことをやって、どういうことをしたほうがよいのか。
    日本はなぜデフレなのか?回復しないのか?

    勝間女史にはアレルギーがある方がいらっしゃるかもしれませんが、浜田先生・若田部先生という、いわゆるちゃんとした経済学者が仕切っていますのでその点は安心を。

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    2010年07月21日
  • 改革の経済学

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     初めて若田部の纏まった著作の購入となる。さらりと一読した印象では、若田部は、「誠実」な研究者だという事がよく判る。マネタリストに対する、根拠無き憎悪似た感情を抱いていたらしいのだが、それも、「学問」という公平性への良い意味での服従によって、克服したようであるとの記述からもそれが伺われる。
     つまり、好悪の感情を、経済学という公平性の要請の元に極力排除しようとした、言葉では陳腐ではあるが、実行がことさら難しいことを成し遂げようという意志のあり方は「誠実」であるということの結果だろうからである。
     それはともかく、若田部は、リフレ策推進者である。デフレの克服について、マクロ経済学の観点から、提言

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    2009年10月04日