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ノーベル賞経済学者、ポール・クルーグマン氏推薦!「格差と低成長の時代は終わらせることができる。本書はその福音となるだろう」。世界中で「格差が広がっている」と言われるなか、資本主義への疑問の声が多く上がっている。曰く「成熟した国・日本がこれから目指すべきは、脱成長である」。これに対し、10年以上前からリフレ政策を唱え続けてきた著者は「成長こそが、格差を解消する最良の道だ」と喝破する。人口減少や高齢化は必ずしも経済成長を阻害せず、日本が持つ潜在的可能性はかくも大きい。世界の経済情勢や歴史を繙けば、とるべき道は自ずと見えてくる――。解散総選挙により再起動した新しいアベノミクス=「ネオアベノミクス」の行方を見通す最良の書!
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年04月09日
副総裁になられた方の2015年の著書を読んでみた。ザ・ボイスで高橋さんやら、宮崎さんが散々語ってきた理論や学者の名前がたくさん出てきてニヤリとします。
後半は60年代の成長期の経済政策を巡っての石橋湛山と都留重人の争いに触れらてますが、これが面白い。このころから日本的な経済的な左右がイデオロギー的な...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月11日
副題にあるとおりレジームチェンジの貫徹で日本経済は復活するという主張。コンパクトな新書ながら、アベノミクスにおける消費税増税の失敗からいかに脱却し、新しいアベノミクス(ネオアベノミクス)を実現していくかについて、池田勇人の時代に実現した「オープンレジーム」(詳細は、117ページの表3−1を参照)を基...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月14日
リフレ政策支持の経済学者が、2014年の消費税増税後のアベノミクスの指針について意見を述べた本。アベノミクスとは何かを知るには悪くないけど、引っかかる点も多かったので、良かった点と読んでいて引っかかった点を箇条書きにまとめる。
良かった点
① 第一章の「第一次アベノミクス」が何だったのか、第二章...続きを読む
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