浜田宏一のレビュー一覧

  • 21世紀の経済政策
    第2次〜第4次安倍内閣の内閣官房参与を務めた筆者が、国内外の政治家や経済学者、中央銀行当局者、市場関係者、エコノミストら計89人と対談した内容をまとめた大部。

    リフレ派の著者の主張に沿った知識人の寄せ集めかと思いきや、議論の中で意見が対立する場面も多くあり、当初懸念していた主張の偏りはそれほど顕著...続きを読む
  • 日台IoT同盟 第四次産業革命は東アジアで爆発する
    李登輝総統のリーダー論は日本の「武士道」(新渡戸稲造)を踏まえたもの。
    日本が本家とも言えるが、コロナ対策の現状を踏まえると、今や台湾に学ばなければならない。李登輝氏の見識の高さは素晴らしい。現在の日本の政治家に比べる者はいない。残念ながら。何故か?
    アジア出身の世界のリーダーを亡くしました 合掌
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  • 世界が日本経済をうらやむ日
    社会人のマクロ経済学再入門ともいえる金融緩和をはじめとするアベノミクスの啓蒙書です。非常に分かり易く、アベノミクスの効果と仕組みを説明してくれています。一般人をはじめとしていろいろな方に読んで、アベノミクスに対する理解を深めてほしいと感じた一冊です。
  • 世界が日本経済をうらやむ日

    社会人の教養を磨ける良書である

    アベノミクスの効用を非常に分かり易く書かれている。左派系マスコミや野党議員の感情的な反対論をデータとロジックで見事撥ね付けている。勉強になった一冊であった。
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • 世界が日本経済をうらやむ日
    アベノミクスの早くからの提唱者の浜田教授が、金融緩和の意義、効果を説き起こす。経済学の基礎を分かり易く解説、もろもろが「スッキリ」する書。題名通りの日が到来する日を強く希求する。
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    勝間さんは表紙の角度が一番美しいと思います。 それは置いといて。

    イェール大学名誉教授の浜田先生が今回の増税に対するコメントを時事ドットコムに曲解された、という勝間氏のブログからリファレンス。浜田先生が、かつての教え子にあたる前日銀総裁 白川氏にあてた書簡で幕を開け、高橋是清にはじまる日本の近代経...続きを読む
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    普通に面白く書かれてるけどね。リフレについて簡単にまとめある。勝間嫌いの評価は低いようだけど、勝間さんが出ても、特段気になることはないけどね。
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    社交辞令の嵐です。

    「浜田先生は、勝間氏に教えることを通して、広くあまねく多くの人々に経済学の知見を伝えようとしました。」

    本当でしょうか。勝間さんが,人から素直に教えてもらうことができるのであれば、
    もっといい本がかけているはずです。

    経済学の本ではなく、経済評論の本かもしれません。
    社会科...続きを読む
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    デフレの原因は何か?解消するためには何が必要か?がわかりやすく書いてあった。
    印象的なこと
    ①「名目金利」と「実質金利」の違いはなるほどと思う。名目はただ単純に金額の上下に対して、実質はインフレだと金利が低くなり、デフレだと高くなる。今日の100万円と1年後の100万円は価値が違うってこと。
    ②「ミ...続きを読む
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    浜田先生と言えば経済学を心得ている人なら知らない人はいない。現日銀総裁白川氏に教鞭を奮っていた経歴も持つ。その浜田氏が白川総裁、日銀に対して金融緩和政策の怠慢についてのプロローグから現代経済の問題について語る。勝間氏、若田部氏もまた違う観点から切り込む。やや中級から上級の経済学が中心なので、理論を理...続きを読む
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    経済学とは何か?

    私ははっきり言って全くのド素人なのですが、この本は発売後すぐに手に入れて読みました。
    最近経済学、特に政治の世界において財政政策と金融政策について語られていると思いますが、金融とはなにかが良くわからずいつも頭の中には”?”がいっぱいでした。

    勝間さんや経済評論家の森永さんが金融...続きを読む
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    文句なく、現在日本が直面している問題を憂い、解決策を模索する人にとって必読の一冊。

    間違った現実認識からは誤った解決策しか導かれない。
    世に流布する誤った俗説を盲信せずに、本書のような問題の本質に切り込んだ上で解決策を提言する良書を手に取ることをお薦めする。

    もう一つ。目下の問題を正しく認識する...続きを読む
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    2010年、民主党政権でデフレに対する日銀の金融政策が中途半端だとの意見を提示した1冊。浜田教授のおっしゃる経済学理論については、素人の私にはおそらく半分も理解できていないが、消費者は貨幣とモノを比較して、合理的と感じる方を選んでいる(消費するか、貯蓄するか)という考え方は、なるほどと目から鱗であっ...続きを読む
  • 日米の教育の違いから見えた グローバル・エリートの条件 何が「本物の人材」を生むのか?
     グローバル人材の育成にあたって英語力向上や留学が推奨されているが、本当に必要なものは「何か伝えるものを持っていること」である。
     そのため、日本の知識偏重型教育はそろそろ変革し、自分の意見を表明し議論できる人材を育成していかなければならない。大人しいのは日本人の良いところではあるものの、国際社会で...続きを読む
  • アメリカは日本経済の復活を知っている
    リーマンショック以降の急激な円高に対する無策は、日本の家電産業の衰退を招いた。本当にこのようなことが起こっていいのだろうかと半ば怒り、半ば諦めのような感情を頂いた。日本銀行の組織論、それをとりまく社会論については、日銀特有なものではなく、他官庁、大企業にもあてはまるもの。
  • 日米の教育の違いから見えた グローバル・エリートの条件 何が「本物の人材」を生むのか?
    グローバルエリートという言葉は、切り離して考えれば、それぞれの何となくの意味が分からなくはないが、具体的にどのような人材を指すのか分かりにくい。それを、日米の教育の違いから、実際にアメリカの大学に通った(あるいは通っている)面々との対談を通じて教えてくれる。

    開成高校の柳沢校長、東大卒業後日本IB...続きを読む
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    浜田教授、若田部教授、勝間さんの特別講義と称した対談集。これまでの日銀の政策が、デフレを生みだし、日本を不景気に追いやったことを、学問的、歴史的に解き明かしている。個人的には、昭和恐慌の井上準之助
    の確信的なデフレ誘導と高橋是清のデフレからの劇的な脱出から暗殺に至る経緯が非常に興味深かった。

    他注...続きを読む
  • 伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと
    デフレに対して「何もできない」「何もしない」を貫いた白川時代の日銀。その怠慢に対して、浜田教授は書簡をもって、かつて白川に警告を与えていた。本書はいわばその理由と解説書ともいえる。デフレに対する特効薬はシンプル。通貨流通量を増やし、金融緩和を行う。ストックではなく、フローを重視する。ちなみにそれを愚...続きを読む