【感想・ネタバレ】日米の教育の違いから見えた グローバル・エリートの条件 何が「本物の人材」を生むのか?のレビュー

あらすじ

アベノミクスの立役者、イェール大学名誉教授、内閣官房参与の著者による「グローバル・エリート論」。なぜ、ノーベル経済学者トービン博士は著者を叱ったか。日本人学生に唖然とした理由。エリート不在の日本が被る不利益とは? アメリカ人が大事にしている意外なスキル。STAP細胞騒動から見る日本のエリート論。「よい頭」と「強い頭」の違い。朝河貫一、松本重治というグローバル・エリート。日米の大学の教壇に立ち、その人材観の違いを目の当たりにした著者が、「日本人が世界で戦うために必要なこと」を語り尽くす。教育者、女性、アメリカの大学生との特別対談も収録。柳沢幸雄(開成中学・高校校長)――自分の人生を自分で決められる人材を育てる。林裕子(山口大学大学院特命准教授)――女性エリート育成には何が必要か。笠井淳吾(イェール大生)――現役イェール大生に聞く! 真の「グローバル人材」とは何か

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 グローバル人材の育成にあたって英語力向上や留学が推奨されているが、本当に必要なものは「何か伝えるものを持っていること」である。
 そのため、日本の知識偏重型教育はそろそろ変革し、自分の意見を表明し議論できる人材を育成していかなければならない。大人しいのは日本人の良いところではあるものの、国際社会では通用しない。
 とはいえ、議論のようなバトルをするのが好きな人もいれば苦手な人もおり人それぞれである。個人個人の長所を見極めて、それを伸ばすためのサポートをするのが良い教育である、というのがこの本で伝えたい主なテーマである。
 本書は教育はどうあるべきかという考え方の軸を固めてくれた。自分がなんらかの形で教育に携わることになった場合に、役立つと思う。

0
2020年09月11日

Posted by ブクログ

『グローバル・エリート』について、筆者の実体験や対談を交えて語った書。

弱い、できないところに目を向け、それを克服し平均的な個人を量産する日本の教育に対し、興味・関心が強く、得意で突出している部分を重点的に伸ばしていくアメリカの教育。減点主義をとる日本対し、加点主義をとるアメリカの違いからも、それは顕著に見受けられる。

両者は水と油のように正反対であり、どちらが正解というものでもない。だが、こと現在のような閉塞的な時代においては、後者のような抜きん出た個人を育成する方が重宝されると言えるだろう。

現実から目を背けず、今の自分の納得できるベストな選択を常に求め続けていく。一回きりの自分の人生だからこそ、そう考え後悔せずに日々過ごしていきたいものである。

0
2015年04月25日

「社会・政治」ランキング