山折哲雄のレビュー一覧

  • 親鸞をよむ

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    ■「歎異抄」は刺激的だが、弟子唯円の筆によるものでもあり、やはり親鸞自身が著した「教行信証」もひも解くべきである。
    ■「教行信証」のテーマは、「父殺しは救済されるか」というものであり、親鸞の結論は「善き教師」と「反省」があれば救済されうるとするもの。すなわち条件がある。
    ■これは「悪人正機説」とやや矛盾するように聞こえるが、そうではない。
    ・・と、いうようなことが書かれてある(ようだ)。

    著者 山折の本は初めて手に取ったが、ずるずるとしたエッセイのようで、思いつきのように論旨が飛んだり、くだくだしい繰り返し!が出てきたりして、何ともいえない味わい。本書は第6章「親鸞を読む〜日本思想史の最も戦

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    2018年10月14日
  • 日本人の「死」はどこにいったのか

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    対談の難しさを知る一方、二人の考えの深さに脱帽。

    「共死」「死ぬ覚悟」どれも誤解を生み出しかねないが、実は、これらをタブーとしがちなのは「生」ばかりで、「死」が身近にないことの表れであり、わしらの奥底にある無情の考えとの関係性というか、わしらのアイデンティティがどこにあるのかを本当に考えさせられた。

    でも、わしとしては、死ぬことは怖いし、その向こうまでは考えられない。

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    2010年03月15日
  • 宗教の力 日本人の心はどこへ行くのか

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    宗教というと、なんとなく忌諱してしまう単語かも知れません。こういう私もその1人です。信者や信徒などという言葉をきくと殊更その気持ちも大きくなります。 しかし、私たちは少なくとも見えない宗教の力に頼ったりし、心の拠り所ににしていることに気づかないものです。 その本質を理解してこそ、私たちの生活に溢れている宗教観に触れてみてはいかがでしょうか? きっと、生き方が変わる事でしょう。

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    2009年10月04日
  • 『源氏物語』の京都を歩く

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     「『源氏物語』のストーリーを紹介しつつ、その舞台となった京の都の各所を紹介して、『物語』に溶けている風光を見ていく」(p.188)という本。新書にしてはやや分厚め。内容としては、ストーリーの要所を紹介しながら、メインは源氏物語に登場した架空のスポットを、ここではないかという推測のもとに紹介し、訪れてみる、という感じになっている。
     源氏物語の内容を知っており、かつ京都を訪れることがあるならば面白い本だと思う。観光情報も載っており、京都御所などの参観要領や、観光に際したちょっとしたアドバイスなども含まれている。実際、この本を元に、「清水寺は早朝がおすすめ」とか、「JR宇治駅からよりも京阪宇治駅

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    2009年10月04日
  • 愛欲の精神史

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    かなり刺激的なタイトルですが、下心だけでは詠みきれない600ページ。ブッダ〜ガンジー〜空海・最澄・密教・曼荼羅〜女人往生・陰馬蔵〜源氏物語・とはずがたり〜宇野千代・マリリンモンロー……。「性」の抑圧と昇華、乗超え、空無化。人間の精神史とは、常に「愛欲」との闘いであった、ということなのでしょうか。
    2008.04.01-05.06

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    2009年10月04日