岡田晴恵のレビュー一覧

  • レントゲン

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    やっぱり伝記漫画はいいなぁ

    冒頭のページに地図で人物について知れたり、巻末の年表、時代背景、遺した言葉も載っていてすごく勉強になる!

    レントゲンの諦めない姿勢、謙虚な性格、家族想いな一面を知ることが出来ました。

    優秀ながら運に恵まれる、大学入学に四苦八苦する姿X線発見の場面が特に印象に残った。

    私だって、最初にこの現象を見た時に錯覚だと思った。

    私はあれこれ考えませんでした。ただひたすら、実験を繰り返しました。

    ある仕事がその人に向いているかどうかは、人生の後半になってやっと分かるものです。

    学生を甘やかしては行けません。
    一人一人が苦境の中から自分自身の道を見つけていくべきなの

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    2023年12月19日
  • 感染症・微生物学講義 ~人類の歴史は疫病とともにあった~(小学館新書)

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    一度は聞いたことのあるこれまで人類を悩ませてきた感染症について歴史、症状、対策、特徴を様々な文献と豊富な知識で解説、興味深く読めました。感染症の驚異は身近なものであり、その知識は持っておくべきと再認識しました。狂犬病、エボラなどの致命的なもののほか、破傷風、麻疹、結核なともその辺にあるリスクなんてすね。コロナもそうですが、鳥インフルエンザH5N1の驚異は収まっていない指摘は重要ですねー

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    2023年09月17日
  • コロナの夜明け

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    コロナの対応はなかなか難しいものがある。日夜努力している人は大変なことと察しします。三年たった今でも東京では1万人前後の新規感染者が出ています。これから第5類にするということだが果たしてどうなるか?心配ですね。

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    2023年01月27日
  • 正しく怖がる感染症

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    正しく怖がる感染症。岡田 晴恵先生の著書。感染症は怖い。感染症になりたくない。感染症になった人を拒絶してしまう。感染症や感染症患者を怖がって怯えていても何も始まらない。感染症は正しく怖がること。感染症を正しく怖がって正しく対策をとれば被害は少なくなる。感染症の専門家である岡田 晴恵先生から学べる感染症と正しく向き合う方法を多くの人がみにつければ、もう感染症なんて必要以上に恐れる必要はなくなるかも。

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    2022年08月04日
  • 秘闘―私の「コロナ戦争」全記録―

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     著者はコロナの女王と言われ、新型 コロナ感染拡大の極初期からテレビに出ずっぱりで解説していた、国立感染症研究所の元研究員で、現白鵬大教授。感染免疫学、公衆衛生学の専門家。
     
     サイエンスに基づいた専門家としての発言は全くぶれず、それが研究者としての自らの「使命」に基づくものであったことがわかる。研究者、科学者とは、こうあるべきということを貫いていく強さに感動する。

     一方、分科会の尾身氏や岡部氏を、公よりも私を優先したと断罪する。政権に取り入って、重要な、権威であることの魅力に取り憑かれたのだろう。そもそも最初から間違っていたと指弾する。「最初に新感染症としなかった」判断が、この2年間の

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    2022年01月30日
  • 新型コロナ自宅療養完全マニュアル

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    kuma0504さんのレビューを拝見して知った本です。
    本当にどうもありがとうございます。

    私の住んでいる地域は日本の都道府県別では新型コロナの感染者数が最も少ない方から数えて数番目の感染者が非常に少ないところ(ド田舎)で周りで、誰か感染したという話は地元のニュース番組をみなければ、皆無です。

    先月2月13日の地震で私の住んでいるところは、震度5で、全国にいる(数少ないですが)友人から、安否確認の連絡が入り、数少ない友人の中に「家族がコロナになってしまった」と言う方「職場に陽性者が出た」という方がいて、数少ないのに、すごい確率でコロナが近づいてきているのを実感しました。

    私の住んでいる地

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    2021年03月18日
  • 隠されたパンデミック

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    パンデミックの小説の中では、もっともリアルで読みやすい。小説と同じように、現実も明るい未来が見えて、具体的に前に進んでもらえたらいいなと思う。

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    2020年10月31日
  • 正しく怖がる感染症

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    新型コロナウィルスが流行している現在、そもそも感染症とはなんぞや、と思い本書を読む。
    名前は知ってるけど、それって現代日本で生活する私にはあんまり関係ない病気でしょう?周りで罹った人も聞いたことないし、という楽観的な気持ちは、ページをめくる度にみるみる萎んでいった。
    グローバル化した世界では、どこかの国・地域での感染症流行は他人事では済まず、いつ自分の住んでる地域で流行してもおかしくない。
    その流れを、新型コロナウィルスで現在進行形で身をもって経験しているとも言える。

    本書で取り上げられた感染症は、症状、感染経路や対策についてが分かりやすく書かれている。

    私にできるのは、まず既存の予防出来

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    2020年09月13日
  • H5N1 強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ

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    本書は2007年に出版されたものだ。その頃から警鐘が鳴らされていたのだ。これは新型コロナ感染症でも通底する考えだと思う。感染症を含め、防災対策は最悪を想定して立案すべきなのに、日本のお偉いさんは楽観視した想定から計画を作り始める。そこに「想定外」という言い訳が生まれてしまう。医師であり作家でもある海堂尊氏も、「ノンフィクションでは素通りしてしまう内容でも、小説にすることで感情移入ができ、医療問題が他人事ではなく理解できる」と言っていたが、本書を読むとまさにそのとおりだと思った。

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    2020年08月09日
  • どうする!? 新型コロナ

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    新型コロナウィルス COVID-19について知りたいと思い手に取った一冊。
    様々な本が出ている中、岩波ブックレットなら短時間でも読めるかなと思い購入。
    過去のスペインインフルエンザのときの、アメリカの都市の対応や、コロナに家族がなった場合の対応など、具体的な話がたくさんあった。
    かからないことが一番であるし、気をつけた行動をするのはもちろんなのだが、個人の行動だけではなく、自治体や政府の行動の是非についても、考える一つの指針となった。

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    2020年07月26日
  • 知っておきたい感染症 ――21世紀型パンデミックに備える

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    メモ
    ------------------ ・世界人口70億人超え
    →「高速大量輸送時代」、伝染病感染リスク大

    ・SARSコロナウィルス、MARSコロナウィルス
    →2012年ごろに中国、韓国で症状例
    →今の新型コロナウィルスの「強化版」が過去に存在していた

    ・次の日本のパンデミックは「破傷風」か?
    →土や糞尿から感染、致死率10%
    →「震災時」の感染事例あり。(南海トラフに備えろ)
    ------------------
    .
    「新型コロナウィルス」の猛威に日本全体がパニック状態に陥っています。

    「オリンピック開催問題」「GDPのさらなる低下の懸念」「食糧難」

    など様々な心配がされ

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    2020年03月03日
  • 病気の魔女と薬の魔女 ローズと魔法の薬

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    頑張れローズ!
    薬の魔女、病気の魔女などたくさんの種類の魔女が登場する楽しい物語。
    病気の魔女は何てひどいんだろう…と思っていたが、実は人間の戦争を終わらせる為に病気を
    バラまいていた!?事がわかり、何だか不思議な気持ちになった。
    これはお話だけれど、本当にあってもおかしくないようなお話だと思った!

    とても楽しかった(^ω^)

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    2014年04月15日
  • H5N1 強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ

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    日本の感染症に対する認識の甘さ。
    そして、島国たるゆえんの感染症の発生の少なさによる、国民の油断
    国際化になり、地球の裏側まで1日でいける時代
    仮に強毒性の鳥インフルエンザが発生した場合の感染の早さと
    日本の医療体制の崩壊を物語風に描写しています
    先のインフルエンザで国庫備蓄のタミフルが大量にあまり「もったいない」と思ったあなたに読んでもらいたい
    そして、大量に余ってよかったと思ってほしい。

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    2011年10月31日
  • 病気の魔女と薬の魔女

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    ネタバレ

    ローズ、かわいい!!!!


    なんか、ちょっとホワッってするお話!!!



    スキやわこんな本!!!!

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    2011年10月11日
  • 感染症・微生物学講義 ~人類の歴史は疫病とともにあった~(小学館新書)

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     微生物やウイルスの形態や進化プロセスという生物学的な本かと思って読み始めたが、どちらかというと感染症の歴史のような本であった。
     また、現代も発生している麻疹や狂犬病、破傷風について、どんなに危険かを臨場感たっぷりに伝えてくれる。
     そうか、もし罹ったら、そういう風に自分は死ぬのか、と文章を読みながらゾーっとした。
     ワクチンがなかった時代、村が全滅していく様は、感染症の怖さが伝わりかなり興味い内容であった。

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    2024年03月10日
  • 予防と対策がよくわかる 家族と自分を感染症から守る本

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    新型コロナ以外にも感染症ごとの予防対策や感染後の対処法が書かれていた。
    乳幼児や子供がかかりやすい感染症についても書かれてるから親になる人にいいかも。

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    2022年10月15日
  • 怖くて眠れなくなる感染症

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    感染症専門家として少し前にテレビでよくお見かけした岡田晴恵さんが書かれた本。人類が経験してきた、現在も直面している感染症の概要について歴史を交えて分かりやすく解説されています。

    感染経路などの正しい知識を身につけておくことは、感染症を正しく恐れるうえで大事なことだと改めて感じました。また、衛生環境の整っていない国で流行している感染症について知っておくことも、このグローバル時代におけるリスク管理という観点から重要だと思いました。

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    2022年09月28日
  • 秘闘―私の「コロナ戦争」全記録―

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    「コロナの女王」こと岡田晴恵さんが、2020年~2021年にかけて行われた日本のコロナ対策の舞台裏を描いた告白手記。中国武漢で新型コロナが発生するところからスタートして、東京オリンピック開催くらいまでの期間の日本政府、厚労省、分科会などのメンバーとの生々しいやり取りが描かれており、かなりボリュームがあり(384P)、一冊のノンフィクション小説としても読める作品。ここまで書いちゃっていいの?といった内容もあり、日本の行った新型コロナ対策の是非を考える上で貴重な資料となると思う。

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    2022年02月12日
  • 秘闘―私の「コロナ戦争」全記録―

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    時系列に沿って新型コロナウイルス対策の話が、詳しく書かれていて、自分も記憶を辿りながら、興味深く読むことができました。「新型コロナ7つの謎」と本書は、日本のコロナ対策を知る上で、必読だと思いました。

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    2022年01月31日
  • 人類VS感染症

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    ネタバレ

    感想を一文で申し上げるならば、非常によくまとまっており、面白くためになる作品だったと思います!!

    タイトルにもある通り、本作は人類と感染症との絶えざる闘いを歴史的事柄を交えて説明しています。病原菌が種としての生き残りをかけて宿主に感染し子孫を増やすという構図に、私はR.ドーキンスの『利己的な遺伝子』をふと思い出しました。

    ・・・
    例えば天然痘。死亡率は20%程度でクスリもなかった当時、人々にできるのはただ祈ることだけ。その威力はスペイン人ピサロが南米インカ帝国を滅ぼす際に、人口1000万人から130万人までへと激減させたほど。
    そんな天然痘を予防することに成功したのは英国の医師ジェンナー。

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    2021年10月22日