あらすじ
ワクチンが足りない!情報が操作されている!ウイルス学者・永谷綾は、厚労省の新型インフルエンザ対策の不備を追及、本省を追われる。同時期に、“弱毒型”インフルエンザが発生、同省の対策の甘さが露呈した。もし今“強毒型”が流行したら、被害は何百倍にもなる。綾は、政界や経済界に直訴を始めた。厚労省の闇を暴く、問題の社会派小説。
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Posted by ブクログ
パンデミックの小説の中では、もっともリアルで読みやすい。小説と同じように、現実も明るい未来が見えて、具体的に前に進んでもらえたらいいなと思う。
Posted by ブクログ
新型インフルエンザ対策のために奔走する研究者となかなか動かない厚労省の温度差などがかなりリアルに伝わってくる。
自分もこれまで、インフルエンザは風邪の少しひどいものだと思っていたが、新型コロナのパンデミックが起きている今読むと、インフルエンザ対策、そして、感染病対策の大切さを改めて感じた。