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南の島で強毒性新型インフルエンザが発生した。感染した商社マン・木田は帰国4日後に死亡。感染症指定病院や保健所は急いでパンデミックに備えるが、瞬く間に野戦病院と化す。R病院副院長・沢田他、医師の間に広がる絶望と疲弊、遂には治療中に息絶える者も。科学的根拠を基にウイルス学の専門家が描いた完全シミュレーション型サイエンスノベル。
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Posted by ブクログ
本書は2007年に出版されたものだ。その頃から警鐘が鳴らされていたのだ。これは新型コロナ感染症でも通底する考えだと思う。感染症を含め、防災対策は最悪を想定して立案すべきなのに、日本のお偉いさんは楽観視した想定から計画を作り始める。そこに「想定外」という言い訳が生まれてしまう。医師であり作家でもある海...続きを読む堂尊氏も、「ノンフィクションでは素通りしてしまう内容でも、小説にすることで感情移入ができ、医療問題が他人事ではなく理解できる」と言っていたが、本書を読むとまさにそのとおりだと思った。
日本の感染症に対する認識の甘さ。 そして、島国たるゆえんの感染症の発生の少なさによる、国民の油断 国際化になり、地球の裏側まで1日でいける時代 仮に強毒性の鳥インフルエンザが発生した場合の感染の早さと 日本の医療体制の崩壊を物語風に描写しています 先のインフルエンザで国庫備蓄のタミフルが大量にあまり...続きを読む「もったいない」と思ったあなたに読んでもらいたい そして、大量に余ってよかったと思ってほしい。
強毒型ウィルスが蔓延したら???っていうパンデミックを扱ったシュミレーション的小説。 こわいよおおおおおおお。 文章は素っ気なくて面白みにかけるけどイチイチ細かくてリアルなんだなああ。 案の定ハッピーエンドどころか最悪パターンを細かく細かく、、、、 もっと早くにわかってたけど国は隠してた、とか、日本...続きを読むだけはワクチンの配布に1年かかってしまう、とか ありえそうでこわい。っていうかすでに今、世界のどこかで蔓延しだしていたらどうしよう。 お話というよりは、近い未来の最悪のシナリオのひとつ、という意味で 読んでほしいかもの一冊です。
強毒性インフルエンザがパンデミック状態になった場合のシミュレーション小説。日本全体で210万人が死亡するという状況を主に複数の医療関係者の視点から書いている。いざというときのために1ケ月籠城生活が出来るように、食料品の備蓄を本気で考える必要があると書かれている。
新型インフルエンザパンデミックのシュミレーション。科学的な知識に基づいて描いてあり、とてもリアル。いかに恐ろしいか、また危機感と備えが一番大事ということがよくわかった。
個人的「今更新型コロナを振り返ってみよう」シリーズ。 (今更といっても、新型コロナは今も身近にあって、まだ続いているんだけどね) 「インフルエンザに罹ったんで会社休ませてください」と言って、「風邪くらいで会社を休むとはナニゴトだ!」と怒られないのが社会の当たり前になったのっていつくらいだろう?(...続きを読む^^ゞ 自分の感覚だと、2000年代の始め頃はまだ「インフルエンザ→ただの風邪→会社休むとはナニゴトだ!」みたいに言う人がいた/会社があったような記憶がある。 一方で、2000年代の始め頃だと、今で言うジョブ雇用みたいな勤務形態の会社も多かったから。 「インフルエンザ→うつされたら自分の仕事に差し障り→(迷惑だからw)休んでよね」みたいな空気がある会社も増えてたような? そう考えると、「インフルエンザ→会社に行っちゃダメ!」が一般常識になったのは、やっぱり2009年の新型インフルエンザ(H1N1)の世界的流行の時なのかな? (映画「感染列島」の影響は……、ないか?w) というわけで、岡田晴恵の『H5N1〜強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ』だ。 著者のことは、あちこちの新型コロナ番組で見かけたので、知らない人がいないくらいの有名人になってしまったが。 実は2000年代の後半くらいの冬も、H5N1のパンデミックの可能性についての番組によく出ていたような記憶がある。 当時、H5N1は「鶏大量死」、「鶏→人感染」、「鶏→人感染→死亡」、「人→人感染」、「致死率6割」みたいに報道されていて。 2009年のH1N1が世界的に流行した時は「これはヤバイんじゃないの?」、「あ、H5N1ほどじゃないのか」と焦ったり、ホッとしたりだったが。 個人的には2009年の暮に風邪をひいて近所の医院に行ったら、看護師さんに「マスクしなきゃダメでしょ!」と怒られ、生まれて初めてマスクをした思い出があるくらいだ(^^ゞ でー、新型コロナはといえば、2019年の暮に「中国の方で謎の感染症が流行っている」みたいなニュースがぼちぼち入ってきて。 「これはヤバそうだなぁー」と思っていたら、2020年が明けてすぐ「今年は春節がいつもより早い」とニュースで言っていたので、「ますますヤバイ!」と。 その後、例のダイヤモンド・プリンセスとかマスク品切れ等々いろいろセンセーショナルなことがあったが、それでも「夏前くらいには収束するんじゃないの?」と思っていたのは、やっぱり2009年のH1N1の流行があの程度だったからだろう。 そんな新型コロナは波を繰り返し、その後、日本では2023年の5月に感染症分類「5類」となって、今は誰もが平時の暮らしをしているが、流行は着実に今も繰り返している。 高齢者や基礎疾患のある人にとっては依然として怖い病気であるのみならず、それ以外の人にとっても「後遺症」が発生する可能性のある病気だ。 ただ、そうは言っても、H5N1に比べたら致死率は全然低いはずだし。 そのパンデミックが起きた時の人的被害は(新型コロナとは)問題にならないくらい大きく、社会的影響はインフラ維持を含めて広範囲におよぶはずだ(もちろん実際はどうなるかわからない)。 この本にはそれらのことが書かれているが、個人的にはこの本よりも、2000年代の半ばによくテレビで放送していた番組(著者も監修してたはず)の方がイメージしやすかったような気がする。 著者はパンデミックというものがどういう状況を引き起こすものなのかをイメージしやすくしようとして小説形式にしたんだろうけど、個人的にはむしろそうしたことでイメージが広がらなくなってしまったように感じた。 ★を3つにしたのは、そういう理由。 決して小説として出来がわるいということではない。 (ただ、ミョーに劇画チックなセリフは、ぶっちゃけダサイw) ただ、新型コロナのパンデミックを経験した上でこの本を読むと、主に我々一般庶民が(あの時に)とった行動や抱いた考え方の甘さに気づかされる。 そこはいい!と思った。
家の本棚に並んでいてふと読んでみるとまるで新型コロナの流行が予測されていたか のようなリアルな描写にびっくり鳥肌が立ちました。今回のコロナで本程の被害じゃ なかったとしても、医療現場の還迫、 自治体本政府の対応など事実に近いところも沢山 あったのではないかと思いながら読みました。
こわいです、ほんと。どこからが現実でどこからが仮想なのかわからない。もう始まってしまっているのかもしれない。
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H5N1 強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ
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岡田晴恵
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