岡田晴恵のレビュー一覧

  • 秘闘―私の「コロナ戦争」全記録―

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    時系列に沿って新型コロナウイルス対策の話が、詳しく書かれていて、自分も記憶を辿りながら、興味深く読むことができました。「新型コロナ7つの謎」と本書は、日本のコロナ対策を知る上で、必読だと思いました。

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    2022年01月31日
  • 人類VS感染症

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    ネタバレ

    感想を一文で申し上げるならば、非常によくまとまっており、面白くためになる作品だったと思います!!

    タイトルにもある通り、本作は人類と感染症との絶えざる闘いを歴史的事柄を交えて説明しています。病原菌が種としての生き残りをかけて宿主に感染し子孫を増やすという構図に、私はR.ドーキンスの『利己的な遺伝子』をふと思い出しました。

    ・・・
    例えば天然痘。死亡率は20%程度でクスリもなかった当時、人々にできるのはただ祈ることだけ。その威力はスペイン人ピサロが南米インカ帝国を滅ぼす際に、人口1000万人から130万人までへと激減させたほど。
    そんな天然痘を予防することに成功したのは英国の医師ジェンナー。

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    2021年10月22日
  • 怖くて眠れなくなる感染症

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    いろいろな感染症のことや歴史が詳しく書いてあってとてもいい本でした。ワクチンが開発されていないウイルスもあったのでそれだけにはかかりたくないです。

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    2020年08月13日
  • 人類VS感染症

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    2020年春から生活に大きな影響を受けているコロナウイルスのこと。
    ご多分にもれず私もまた、テレビやSNSを通じて発信される情報の数々に、強く左右されたり憤りを感じる日々を送っています。
    そうした状況の中でも、少しでも能動的でありたい、自分なりに基礎知識を身につけて日々を過ごしたい、という気持ちから手にとった本書。
    おおお、自分から自然科学分野の本を読みたいと思って購入するのは、人生で初めてかもしれない!
    典型的な文系人間なのです。

    本書は、感染症学、公衆衛生学、児童文学を専門とする研究者である岡田晴恵先生による、感染症史の入門的解説書。
    天然痘、ペスト、新型インフルエンザといった代表的な病

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    2020年08月06日
  • 正しく怖がる感染症

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    2017年初版。新型コロナウイルス感染症の参考になればと2020年に購入。医師の講義を直接聞いているような、臨場感のある筆運び。注意すべき主な感染症の、経路から症状、治療法などの解説はとても参考になる。執筆時点では鳥インフルエンザ由来の新型インフルエンザに注意を払われているが、構造的には新型コロナウイルスも同様だろう。私より少しだけお姉さんの著者に親近感もわいた。

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    2020年07月24日
  • どうする!? 新型コロナ

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    新型コロナウイルス感染症の基本的なことから丁寧に説明されている本だった。
    新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬が存在しない現時点での予防策を再確認することに有効だと思う。

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    2020年06月10日
  • どうする!? 新型コロナ

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    執筆時点の状況と、およそ1か月後の今の状況と大きく変わってしまった部分もありますが、
    よくまとまっていて、散逸したネット上の情報を集める必要がなく概観できました。

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    2020年05月14日
  • 怖くて眠れなくなる感染症

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    中田敦彦YouTubeですごい面白いと思いました。実際読んでみると、確かにその通りの内容なのですが、やはりあの時感じた面白さは、あっちゃんの話力でしたね。

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    2020年04月18日
  • 怖くて眠れなくなる感染症

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     人類が出会ってきた様々な感染症について,概略が書かれています。細菌,ウイルスなどについてです。

     欧州の強国が植民地を広げ,アフリカなどから本国に奴隷を連れてくることで,それまでヨーロッパになかった感染症を運んでくることになったという話は,皮肉でしかありませんね。一方で,感染症のパンデミックが,戦争をやめる原因になったり,政治が変化する原因になったりしたというのも,分かる気がします。

     この本のことは,YouTubeの「中田敦彦のYouTube大学」で紹介されていたので知ったのですが,読みやすい本でした。
     特に破傷風や狂犬病のことはよく知らなかったので,なるほど,そういう病気があったの

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    2020年04月13日
  • 人類VS感染症

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    歴史は繰り返す。ペストや天然痘のときと現代人の反応がそれほど変わらないのは少し恥ずかしい。HIVはワクチンもまだ開発されていないなど知っているようで知らず、感染症はまだ終わっていないのだと驚く。

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    2020年04月12日
  • 隠されたパンデミック

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    新型インフルエンザ対策のために奔走する研究者となかなか動かない厚労省の温度差などがかなりリアルに伝わってくる。
    自分もこれまで、インフルエンザは風邪の少しひどいものだと思っていたが、新型コロナのパンデミックが起きている今読むと、インフルエンザ対策、そして、感染病対策の大切さを改めて感じた。

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    2020年03月28日
  • 人類VS感染症

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    人類が体験してきた、感染症との戦いを学べることができる本。
    ハンセン病、天然痘、ペスト、エイズ、インフルエンザ等正しい知識を知っておくことで、感染を防いだり、我が子にいらぬハンデを与えずに済むことができたりする。
    新型コロナウィルス肺炎のように、人類が未だに対峙していない未知のウィルスが常に生まれて、私達人間を介して繁殖しようとしている。
    こんな時代の基礎知識の一つとして感染症についての理解を深める学びは続ける必要があるのだと思う。

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    2020年03月21日
  • 怖くて眠れなくなる感染症

    購入済み

    この本は、ウイルスや細菌の話だけでなく、それが原因で起きた、
    歴史の変革なども書かれていたので勉強になりました。
    正直読んで怖くなった&少し気分が悪くなることが書かれていので読むときに注意が必要かも。

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    2020年03月18日
  • 怖くて眠れなくなる感染症

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    中国での新型コロナウイルスの感染が拡大している中で、ふと目に就いたので手に取りました。
    今回の件が大きくなる前に出版された本ですから、コロナウイルスによる肺炎についての情報はありませんが、過去に日本国内でも大きな話題となった「MERS」「デング熱」「ジカ熱」「マダニ」「エボラ出血熱」などについて、その症状と治療法、とるべき対策が分かりやすく説明されています。
    もちろん、必要以上に怖がるべきではないのかもしれませんが、これまでの人類の歴史の中で、あまりにも多くの人々の命を奪ってきた「疫病」の恐ろしさを目の当たりにし、本当に怖くて眠れなくなりそうになりました。

    個人としてとれる対策としては、「感

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    2020年02月01日
  • レントゲン

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    よかった。

    2021/01/04再度読んだ。
    嫁さんが恋人だった頃、レントゲンと遠乗(馬車によるデート)をした事で快方に向かったらしい。

    未知の不可視の線だからX線と名付けたらしい。

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    2021年01月04日
  • 正しく怖がる感染症

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    これまでにも何度となく出版されている、一般向け感染症啓蒙本。ジュニア向け新書だけど、最新の知見も含め、それなりに掘り下げた内容も取り上げられている。その一方で、プリマーならではの観点とか、これまでの同系統新書と一線を画す内容とか、そういうのは感じられず。まあこんなもんかな、っていう一冊。

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    2017年05月01日
  • 隠されたパンデミック

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    文書体が多く、専門的な知識も多いため、感染症に興味がないと途中で飽きてしまうかもしれない。専門家が書いただけあってリアルな描写。想像していたよりはるかに面白かった。

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    2014年10月26日
  • 新型インフルエンザH5N1

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    身震いする内容。なんとなく聞いていた鳥インフルエンザも調べてみると従来のインフルエンザとは全く異なる種類であることが分かった。
    すでに鳥ではパンデミックであり、ヒトーヒトへの感染が起こる可能性がいつでもありうるということです。
    いざパンデミックになると、医療や仕事が止まる事は想像できたけど、物流も止まり全く立ちいかない状態になることが分かった。
    今のうちにタミフルって自宅に備蓄できないもんかねぇ。そして鳥インフルエンザって名前やめよう。気持ちはわかるけど緊迫感無さすぎだ。

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    2013年02月13日
  • 人類VS感染症

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     ハンセン病、天然痘、ペスト、風疹と麻疹、エイズ、鳥インフルエンザ、の順に人類を危機を陥れた病原菌やウイルスについて、非常にわかりやすく解説してある本。 
     大まかなことは知っているけれど、ときどき驚くようなことが書かれている。
     
     例えば、スペイン人が持ち込んだ天然痘によって、新大陸のインディオたちが数百万から数千万亡くなったとの統計はなんとなく知っていても、半世紀前の天然痘の根絶のために、医師団が紛争地帯や未開の地域に乗り込み、命がけでワクチン接種を続け、ついに根絶した経緯などは知らなかった。
     
     または、第一次大戦時にパリを射程圏内に捉え、敵の4倍の兵力で包囲していたドイツ軍が新型イ

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    2017年11月08日
  • 強毒型インフルエンザ

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     H5N1型ウイルスの危機は去っていない。2009年に弱毒型の新型インフルエンザが流行して,日本人の間では危機感が薄れているが,強毒型は全く別物。十分な対策が望まれる,と警鐘を鳴らす。
     当時は報道が過熱気味で,いろいろ情報収集をしたものだがもう一度確認の意味で読んだ。鳥インフルエンザをめぐる現状・歴史,発症の機序,強毒型と弱毒型との違い,対処法までまとまっていて有意義と思う。
     インフルエンザウイルスが複製して感染性をもつためには,HAタンパク質の特定部分が切れる(開裂)ことが必要だが,弱毒型はその開裂に関与する酵素(プロテアーゼ)が呼吸器と消化管にしか存在しないので,そこでしか感染拡大が起

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    2012年07月13日