今野緒雪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あーアタシ何年間このシリーズを読んできたんだろう。
とうとう涙涙の祐巳・祥子編の最終巻、でございますですよー。
遠くから眺めていた憧れの上級生から「妹(プティ・スール)に」と乞われてあたふたしていた祐巳。
彼女がラストで「紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)」と呼ばれて振り返るトコロが泣かせますね~。
立派になったもんだ、おーいおい(号泣)
滑り込みセーフで黄薔薇も姉妹になったし、やや詰め込み過ぎのきらいもあるけど、まずまずの大円団ではないでしょーか。
美しきお姉さま方のお姿がリリアン女子学園から消えてしまうのは悲しいけれど、祐巳・由乃・志摩子の3人を中心に、新しい物語を紡ぎあげてゆくのでしょうね。
(あれ?もともと初めて雑誌で発表されたのって、祥子さま卒業後の話じゃなかったっけ?)
私もおととし去年と某本部役員をこなしていたのですが、そのシステムが薔薇姉妹制度に似ていたんですよね。
だから過酷な責務を前に心がひるみそうになっても、わが身を薔薇様になぞらえて(ひー、なんと不遜なことを!!)「薔薇様ならこんな仕事、微笑みながらこなしたろう!」と自らを奮い立たせたりもしてました。
あのつらかった日々も、マリみてのおかげで少し楽しく過ごせたかも。
その意味も込めて、このシリーズにありがとうと伝えたい。
時には中だるみした時もあったけれど、きちんとラストまで書ききった作者さまにもお疲れさまでしたと言いたいですね!
それではしばらくの間は祥子さまご卒業の余韻に浸りましょうか・・・。
祐巳・瞳子の紅薔薇姉妹、由乃・菜々の黄薔薇姉妹、志摩子・乃梨子の白薔薇姉妹が新しい物語を語り始めるまで、しばしの間、
ごきげんよう
ですわね、みなさま?ww -
Posted by ブクログ
今数えてみたら、マリみてシリーズの34冊目。…そんなに出てたのかー
サブタイトルの通り卒業式前日の話。
章ごとにキャラクタの視点が変わるのだが、それぞれの登場人物がそれぞれのやり方で卒業直前の精算をしていくような短編集な感じ。
とはいってもそれぞれが完全に独立してるわけではなく、同じ「卒業式前日」とう時間のなかでの出来事なので、他のキャラクタの展開と少しオーバーラップする箇所がいくつかあったり。
あと読者としては祐巳の成長っぷりは長々と続いた妹を決める話から祐巳の成長を見て取れたのだが、登場人物からの視点からも祐巳の成長ぷりが語られたりして時間の積み重ねというものが改めて実感できるね。
次回はついに卒業式になるのかな?
大きな一区切りは目前となった訳なのだけれど、マリ見てとしてはどこまで続くのかなぁ…話としては祥子達が卒業したら終わりでよさそうなんだけれどね。あと卒業後の後日談が1,2冊短編集で出るくらいでね。
どんでん返しのような大きな展開は今後ないかとは思うが今後の展開が気になるところ。 -
Posted by ブクログ
山百合会の選挙に新たな候補者が!という内容の「ロサ・カニーナ」は覚えていたんだけど、まさかここに新年会の話も入っていたとは思わなかった!
つい先日「くもりガラスの向こう側」で、次の年の新年会を見たばかりなので、新鮮というか、ああ、一回目こうだったなぁ、って。
ここでの聖さまも大好き。
ぽんぽんと言い合う柏木さんとのコンビはいいと思うんだけどな。
柏木さんの性癖については、個人的にあれは嘘なんじゃないかなーと思っている私。
子供の頃から彼を好きな祥子を一回自由にしていろんな選択肢を与えたかったのかも、とか邪推しているんですが、ホントのところはどうなのかな?
まあ、全くの事実無根とも思っていないのですが(笑)
なので、柏木さんの相手として、祥子さまでも祐巳でも聖さまでもいいな、とは思うんだけど。
しかし、男前だったよ、聖さま。
さすが、白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)
一連のこの話を読み返して、最初の頃「ロサ・ギガンティアって名称は、なんだかリングネームみたい」と思っていたのを思い出しました。
でも、妹である志摩子さんがロサ・ギガンティアとなられてからは、そんなことすっかり忘れていたので、名称というよりは聖さまのキャラクターによるものが大きかったのかも。いや、プロレスはしないけど。
しかし紅薔薇姉妹!
こんなにもラブラブだったっけ?と、読み返してちょっと恥ずかしくなりました。
今はすっかり出来上がって、いろんなことを乗り越えた安定感と信頼があるから、そんなにラブラブしていないのねー。
そして「ロサ・カニーナ」の最後、静さまと聖さまのやり取りはすごく胸に残りました。
関わらなくても、ここまで人が人の生き方を左右することがあるんですね。
きっと静さまはいい生き方をするんだろうな。