石川雅之のレビュー一覧

  • もやしもんと感染症屋の気になる菌辞典
    ヴィーナスが結核患者がモデルだったとはじめて知った
    大学で学んでうっすら知ってた状態で読んだ。菌や検査の由来、まつわる話を楽しく読めて面白いなぁと思った
    菌の名前とか、検査、疾患がけっこうでてくるから知らない人にとっては文章ハードル高そう
    後ろになるにつれ取っ付きにくくなる気がする
  • 惑わない星(1)
    遊星各々が代表を送ってくるのはCSルイス『惑星三部作③忌まわしき砦』。ナウシカ以下に地上は荒廃。地球が子どもになって「もう死にそう」と訴え、植物が壊滅して人工の緑で目を騙しているのは楳図かずお『14歳』╱磁場がなければ地球も金星並み高温暴風/冒頭カラー頁の毒々しさ。推定22世紀初頭、日本はアニメで世...続きを読む
  • もやしもんと感染症屋の気になる菌辞典
     菌たちが活発に活動する季節になり、抵抗力が弱まるとインフルエンザウイルスや風邪などに捕まりやすい厄介な細菌たちを「もやしもん」の作者と著者がタッグを組み、コミカルな絵で専門用語飛び交う辞典を作ったのがこの本。一つの菌に歴史と性質が書かれており歴史を読むだけでも菌とお近づきになった気がする。それはこ...続きを読む
  • 惑わない星(1)
    女の子の肉付き!というか脚!に定評のある石川絵をこれでもかと言わんばかりに女性擬人化惑星がアピールしてくる(苦笑

    ありそうでなかった「未来の地球像」のディストピア感、惑星達を見て自分の気持ちを確固たるものにする及川、何だかんだ読後感の良いSFとして進展してくれることを期待
  • 純潔のマリア(3)
    積読一気読み解消。
    マリアいい子過ぎて泣けるだよね。。。。天界の神と天使の冷たさというか不条理さ?愛を知らない神たちの遊戯。
    戦争を止めるべく奮闘する少女とフクロウたち可愛い。
    連載当時石川先生が、フランス軍のモブ一人一人を描き続ける配信をずっと見てたのを思い出しました。手書き原稿すごいです!
    原画...続きを読む
  • 惑わない星(1)
    ついに惑星の擬人化かと思ったら、さすが「もやしもん」の石川先生、なかなか深い話だ。未来の地球のディストピア加減がツボ。
  • 惑わない星(4)
    ワープ航行が可能なアニメに対して、指定した座標に物質をワープさせることが可能なら、敵艦の艦内にミサイルなりをワープさせれば一撃で片がつくという話。確かに目から鱗だけど、物語にならないよなあ。
  • もやしもん(6)
    前巻の感想で読んでいて恥ずかしいとしか書かなかったので補い
    好きなひとには怒られそうだが
    弘兼憲史作品を思わせる無理のある(説得力のない)話づくりは
    大変に魅力あるものだと思う
    好き嫌いを超えてそれでも面白く読ませる力がある
    画面構成がそれをわかりづらくさせているとも思うけれども
    たがみよしひさ『軽...続きを読む
  • もやしもん(5)
    再読 4巻まで省略
    『謎の彼女X』とは違う意味で恥ずかしい作品ということで読み返す
    モーニングとかアフタヌーンとか(この作品はイブニングだが)
    あのあたりによく見られる
    見ていてとてもいたたまれなくなる恥ずかしい作品
    薀蓄と理想の大学生活という本筋でなくキャラクタがかゆい
  • もやしもんと感染症屋の気になる菌辞典
    人獣共通感染症っていつなったのー?
    セパシアも変わってる!
    赤本に載ってない菌名が山ほどあるっ
    臨床検査離れてしまった
    育て方知ってるけど、症状知らない
    うわ、五十君先生の名前載ってる
    もやしもんの絵に釣られて、あっという間に読んでしまいました。
  • 惑わない星(3)
    学問としての物理は、難しい。
    SFやアニメのネタとしての物理は、楽しい。

    なので、月の言うように興味と理解を持とうぜ、ってのはわかるのだけども。学びすぎると、エンタメ上で逃れきれない「ウソ」を気にしすぎてしまいそうなんだよなぁ。
    ということで、腰を据えて学ぶ気は、あんまりないです。
    ごめんなさい。...続きを読む
  • もやしもんと感染症屋の気になる菌辞典
     朝日新聞でやってる作品なので、「らい菌」についてどうのかうのと言ってゐる。厳密には石川先生といふかオリゼーが。文章の方は、「結核」に関してお話のネタになる旨が延々。お話のネタとか以前にハンセン病に関するいろいろがどういふ物であったかを言ってない。
     HPVワクチンに関し、やれともやるなとも言ってな...続きを読む
  • もやしもん(13)
    読み忘れてた模様でwやっと日本酒造り終わりと沢木たちの一年が終わりました。
    読んでた当時より日本酒にも詳しくなったので、なんか当時と今では受け止め方も違うきがする。
    日本酒もそうだけど、発酵食品今はすごいもてはやされているので、今ならまた違った感じで人気が出そうな作品だなって思います。
  • 純潔のマリア(3)
    完結! エゼキエルはミカエルの槍となってもマリアの味方だった。結局マリアとジョセフは相思相愛。ジョセフの放った矢がミカエルを射たシーンは感動的。最後は、やっぱり魔女の力を失っちゃったんだよね。大団円だが、少し残念でもある。「魔女の宅急便」のようにマリアなら人間と共存できる魔女になれそう。
  • 純潔のマリア(2)
    イングランドの魔女ビブ登場。まだマリアとの絡みは少ないが、今後に期待。何故マリアが戦を止めさせて人間を救うのかの原点を見せられたエゼキエルの葛藤が人間っぽくて興味深い。冷徹な大天使ミカエルと慈悲深い魔女マリアという着想が楽しい。カバーはいつものマリアと違って可愛らしく「小悪魔」的だ。
  • 絵でわかる感染症 with もやしもん
    感染症とは何か、薬が効くとは、そもそも薬とは、治療法はどんなものがあるのか、感染症を引き起こす微生物はどんなものでどういった方法でどういう症状を引き起こし、それをどう見つけてどう治療するのか、をもやしもんの石川さんがかわいいが毒のあるイラストを付けた、ある意味最強な感染症学の入門本。
    まあ2年も掛か...続きを読む
  • 惑わない星(1)
    どれだけ未来のことかはわからないけど、人類が地球を汚染し過ぎてほぼほぼ生存できなくなった時代。主人公のS沢は「外」と呼ばれる場所で、宇宙へ手紙を送る仕事をしています。そこに訪れたのが、表紙の女性。彼女が指定した座標へ手紙を送ったところ、もう一人女性がS沢のもとを訪れます。そして、自分のことを「火星」...続きを読む
  • 惑わない星(2)
    木星を始めとした外惑星たちも集合で、地球蘇生となるかのどうかの瀬戸際。地球を蘇生させるには、地球を愛しているということが大事らしいのですが・・・。
    そこで8月が言った言葉が、波乱を呼びます。
    地球を助けるためでなく、あくまで自分のために。冥王星に便乗と言われた言葉が突き刺さります。さて、地球蘇生はど...続きを読む
  • 純潔のマリア(3)
    戦火鳴りやまぬフランスを舞台とした、魔女と人と神との物語。いかにも男子読者向けな描写や設定を抱える一方で、話の展開は重く、様々な問いをキャラクターに、そして読者に投げかけてきます。

    宗教とは、愛とは、そして幸せとは一体何なのか。終盤で示された道筋はあまりにも単純で、某登場人物の言葉を借りれば「そん...続きを読む
  • もやしもん(13)
    文字がやたらと多いのが難点と言えば難点で好き嫌いが分かれるとしたらその辺だと思う。
    男女の関係とかふわっとしてて読みやすいです。
    終わり方も素晴らしいと思います。