廣松渉のレビュー一覧

  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    ドイツ・イデオロギー 新編輯版 岩波文庫
    (和書)2009年09月18日 22:25
    2002 岩波書店 廣松 渉, マルクス, エンゲルス


    岩波文庫の新編輯版の前に出ていた「ドイツ・イデオロギー」は読んだことがあったのですが今回この本で再読してみようと思いました。内容も随分前に読んだので忘れて...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトヘ
    存在論および認識論について、もっとも基礎的なところから丁寧に整理して話が進められていく。話が原理的なところに遡りすぎていて頭がついていかなくなることもしばしばだが、哲学というのは本来常に原理的(原初的)なところへ立ち戻ろうとする営みだと思うので、がんばって著者の思考についていくしかないだろう。話はだ...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトへ
    存在論および認識論について、もっとも基礎的なところから丁寧に整理して話が進められていく。話が原理的なところに遡りすぎていて頭がついていかなくなることもしばしばだが、哲学というのは本来常に原理的(原初的)なところへ立ち戻ろうとする営みだと思うので、がんばって著者の思考についていくしかないだろう。話はだ...続きを読む
  • 廣松渉哲学論集
    廣松さんの文章は、半分も分かりません。
    難解な文章を書く事を良しとされるのには何か意味があるのだろうとは感じていました。

    複雑な物事を描写しようとしたら、複雑になるのは分かります。
    単純な物事と複雑な物事との関係をどう表現するのか。

    認識と表現の間の変換をどうすればいいのだろう。
    弟子の方々の今...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトへ
    岩波新書の「入門」の後にかかれた。入門よりも手前から説明した一歩前と、
    入門より先へ行く一歩前の両方に広がりを持っているという前書きがある。
    物から事へという廣松哲学の肝要を解説している。

    物理学を理解していないと、ひょっとしたら間違った認識になるかもしれない。
    難しすぎて入門になっていな...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトヘ
    岩波新書の「入門」の後にかかれた。入門よりも手前から説明した一歩前と、
    入門より先へ行く一歩前の両方に広がりを持っているという前書きがある。
    物から事へという廣松哲学の肝要を解説している。

    物理学を理解していないと、ひょっとしたら間違った認識になるかもしれない。
    難しすぎて入門になっていな...続きを読む
  • 新哲学入門
    物理学を理解していない人、哲学が好きな人でなければ、決して分かりやすくない。
    廣松渉の本の中では、分かりやすい方だという趣旨で分かりやすいだけかも。

    本書と廣松渉の講談社の「哲学入門」の両方読んで、何も感じるところがなければ、他の廣松渉の本を読まない方がよいという意味で、 廣松渉入門だと思って...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトへ
    [ 内容 ]
    〈実体(モノ)〉的三項図式にかわり、現相世界を網のように織りなす〈関係(コト)〉的存立構制、その結節としてたち顕れる「私」とは、どのようなものか?
    量子論からイタリアの戯曲まで、多彩なモデルで素描する、現代哲学の真髄!

    [ 目次 ]
    事物に「実体」はない(事物の本体を探ると;自然科学...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトヘ
    [ 内容 ]
    〈実体(モノ)〉的三項図式にかわり、現相世界を網のように織りなす〈関係(コト)〉的存立構制、その結節としてたち顕れる「私」とは、どのようなものか?
    量子論からイタリアの戯曲まで、多彩なモデルで素描する、現代哲学の真髄!

    [ 目次 ]
    事物に「実体」はない(事物の本体を探ると;自然科学...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    私は自らの研究の最も重要なテーマの一つにイデオロギーを据えながらも,イデオロギー研究の出発点ともいえる『ドイツ・イデオロギー』を読んでいなかった。そもそも,マルクスの著自体,『共産主義者宣言』(太田出版),『哲学の貧困』(岩波文庫)に続いて,3冊目にすぎない。だから,そもそもマルクスの人生において,...続きを読む
  • 今こそマルクスを読み返す
    とてつもなく難易度の高い本。
    あまりにも有名な人だけれども、
    どうやら国家レベルで都合のいいように使われていたようで
    本当の意味ではなかなか知りえない人かと。

    本当は労働を対価にすることが
    えてして不条理とも取れるかもしれませんね。
    結局のところ、搾取はやまないわけで。
    だけれども、最近はその搾取...続きを読む
  • 廣松渉哲学論集
     廣松渉は大森荘蔵と並んで戦後日本の二大哲学者。
     本書は廣松哲学の入門用として熊野純彦が編んだ。廣松の主要論文が6篇載っている。彼はマルクス主義者だったが、これらが書かれた頃になると廣松哲学と呼べるほどの独自の哲学を論じている。量子力学や相対性理論もその哲学に取り入れている。だが、数式は少ない。そ...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトへ
    先日、五木寛之と佐藤優の対談本で五木氏と廣松渉の共著を読んでみる気になったが、絶版らしい。
    廣松渉の名は知っていたような気もするというレベル。

    講談社現代新書の表紙は既に画像と違っている。

    これは高校の頃に読んだ形而上学に近いかな。しかし、何となく言い包められらような印象がなく、逆に終盤はこんな...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトヘ
    先日、五木寛之と佐藤優の対談本で五木氏と廣松渉の共著を読んでみる気になったが、絶版らしい。
    廣松渉の名は知っていたような気もするというレベル。

    講談社現代新書の表紙は既に画像と違っている。

    これは高校の頃に読んだ形而上学に近いかな。しかし、何となく言い包められらような印象がなく、逆に終盤はこんな...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    面白い。

    分業による所有形態の多様化。
    その前提としての、生産形態・交通形態のあり様について。人間を規定する諸条件あるいは階級は、そうした物質的形態に関係する。
  • 今こそマルクスを読み返す
    アーレントの解説本を3冊読んだ上で『人間の条件』に取り掛かったけれど「どうしてもマルクスが前提知識として必要らしい」と悟り、本書を頼ることにした。

    本書はソ連・東欧が資本主義経済に舵を切った直後の1990年に出版された。20世紀を通して“主流派”であったレーニン主義的解釈を削ぎ落とし、より純粋な形...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    マルクスとエンゲルスの草稿。題名どおり、当時のドイツ哲学界におけるイデオロギーを批判し、新たな理論を構築しようという意気込みに満ちた著作。「ドイツ・イデオロギー」が具体的に誰の思想を意味しているのかという点はもっと考慮されていいように思うが、理論の精緻さのみを重視し感覚的な人間を忘れているという批判...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    マルクスやエンゲルスの体裁が整った著作とは違って、これはノートのような紙に思いついたこと、またはどこかで学んだことをひたすら書き連ねた本である。またエンゲルスが主に執筆した箇所をマルクスが書き加えたり、線を引いて消したり、また絵のような内容を書き加えたりしている。
    体裁が整った著書は当然だが取捨選択...続きを読む
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    唯物史観完成の書、らしい。まあ、難しいことはわからないが、抽象的哲学的な観点から社会を理解することをやめ、実践的な、実際の活動に即した社会の理解をめざした、ということか。

    印象的だったのは、のちのマルクス主義歴史学に大きな影響を与えたと思われる一節。

    「抽象されたものは、しかし、哲学のように、そ...続きを読む
  • 哲学入門一歩前 モノからコトへ
    本書の副題は、「モノからコトへ」でして、「モノからコトを見つける上手い方法」がないかと探索中の一冊なのでした(……という目的にはそれほど参考になりませんでしたが……)。

    本書を一言で言えば、Wikipediaの廣松 渉の解説にある、
      実体があって関係があると考える物的世界観に対し、関係があっ...続きを読む