夏乃穂足のレビュー一覧
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購入済み
ちょっとしんみりする
終始、甘々なのかと思ってたら
結構しんみりする様な内容でした、
生い立ちが過酷な状況だったので
成人しているが
鈴の幼さは違和感を感じず
読めました -
購入済み
一途な鬼
少し変わった異世界物語…
甘々は少ないけど、攻めの鬼が一途すぎて泣けます。色々と突っ込み所満載だけど、まぁファンタジーだからハッピーエンドで落ち着くのは想像できて安心して楽しめました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイムトリップで転生ものでしょうか。
使い古された王道ネタな感じですが、上手に読ませてくれます。
これでデビュー作ということですので、他の作品も楽しみ。
過去に遡って曾祖父の清巳(血縁ではない)と恋に落ち、
媒体となる鏡を壊したことによって、二度と清巳に
あえなくなってしまった攻の要が、現代で清巳と瓜二つの
望と出会い、また恋に落ちるんですが、きゅん……とします。
特に同じ時間を生きられないと最初から悟っていた清巳が
残した日記帳には滂沱の涙……。
そしてその日記を通して出会った望と築いてゆく関係が、
なんだかもう切なくて切なくて。
書き下ろしも良かったのですが、次男くんのネタは
いらなかったかも……一族総BLの展開になりかねない。 -
Posted by ブクログ
とても硬質で緻密な文章が特徴的です。正統派?な筆力が読んでいて心地よく、素直に感動できました。
文体が、海外文学の翻訳ものみたいで、ちょっとカタいのが特徴的。内容はもちろん、ちゃんと現代の日本設定のBL。
ストーリーはあらすじにもあるように、かなりベタな話です。重病を患う娘の治療費として莫大な金を提供してくれた遼平は、透がある出来事を許せなくて絶交した高校の同級生。
しかし、大事な娘のために、なりふりかまわず金を受け取ってしまった透は、その見返りとして遼平に身体を要求されます。
ベタなんだけど、中身が濃くて読み応えアリ。人物の心理描写が繊細で、映画のワンシーンを思わせる雰囲気に思わず引き込まれます。契約めいた関係そのものよりも、何故遼平がそこまでヤンデレて透に執着するのか、何故透がそこまで意固地に自分の本心を醜悪なものでもあるかのように封印するのか、主人公の気持ちに肉薄していくのが読みどころでした。
透も遼平も、重すぎる過去を背負っています。若かった二人が壊してしまった友情も、その背景を知るととてもせつなくなります。簡単には修復できない、複雑にもつれる関係は読み進むうちに胸が締め付けられます。
心がすれ違ったまま、身体だけを繋ぐ関係ををグレーという色に例える透ですが、そうは言っても一緒にいてやさしく扱われれば情も湧くし、官能も目覚めます。
硬質な文章のせいか、禁忌を犯している罪の意識が際立っていて、濡れ場はとても煽られました。ベッドシーンじゃなくても、二人の間にはそこはかとなく淫靡な空気が漂ってます。いけないいけない、と思いつつ感じてしまって、羞恥して、自分を責めていた透が、次第に殻を脱ぎ捨てて素の自分をさらすようになる過程がとても清々しいかんじ。鬱屈していた気持ちが一気に解放される瞬間は感動します。きっかけはちょっとジコチューな独占欲とか嫉妬なんだろうな…そういう気持ちが、恋愛なんだと思いますが。
つっこみどころもいろいろあったし、冗長な部分もあったけど、濡れ場がステキだったので不問です。
「聖夜」は、暗いムードから一転して、とっても甘々なSSでした。あのままキッチンでHでも始まるかと期待しすぎましたが、そんな節操のない話を書く作家さんではなかった。
番外編ペーパーが同梱されてたけど、これは透がちょっと濃厚な夜を回想する話。けっこう、ラブラブでハードに絡んでいるのね…と想像。邪魔者の真矢の登場で、嫉妬というスパイス付。このSS、とてもよかった。