終わることのない悲しみを

終わることのない悲しみを

BL
680円 (税込)

3pt

3.5

立花透には、重い心臓病を患う娘がいた。米国で移植手術を受けさせるには、あと三千万円費用が足りない。その窮地を救ってくれたのは、十年前に絶縁した親友、画家の秋ヶ瀬遼平だった。高校時代の夢の続きを一緒に見ようと誘う秋ヶ瀬を拒み、さらに彼の気持ちを誤解した透は、彼を怒らせ、その金額で身体を買われたことにされてしまう。夜の相手を含めた奉仕をする存在として秋ヶ瀬のそばに留められた透は……。

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  • カテゴリ
    :
    BL
  • ジャンル
    :
    BL小説
  • 出版社
    :
    心交社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ショコラ文庫
  • タイトル
    :
    終わることのない悲しみを
  • タイトルID
    :
    130628
  • ページ数
    :
    269ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年09月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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終わることのない悲しみを のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても硬質で緻密な文章が特徴的です。正統派?な筆力が読んでいて心地よく、素直に感動できました。
    文体が、海外文学の翻訳ものみたいで、ちょっとカタいのが特徴的。内容はもちろん、ちゃんと現代の日本設定のBL。

    ストーリーはあらすじにもあるように、かなりベタな話です。重病を患う娘の治療費として莫大な金を提供してくれた遼平は、透がある出来事を許せなくて絶交した高校の同級生。
    しかし、大事な娘のために、なりふりかまわず金を受け取ってしまった透は、その見返りとして遼平に身体を要求されます。

    ベタなんだけど、中身が濃くて読み応えアリ。人物の心理描写が繊細で、映画のワンシーンを思わせる雰囲気に思わず引き込まれます。契約めいた関係そのものよりも、何故遼平がそこまでヤンデレて透に執着するのか、何故透がそこまで意固地に自分の本心を醜悪なものでもあるかのように封印するのか、主人公の気持ちに肉薄していくのが読みどころでした。

    透も遼平も、重すぎる過去を背負っています。若かった二人が壊してしまった友情も、その背景を知るととてもせつなくなります。簡単には修復できない、複雑にもつれる関係は読み進むうちに胸が締め付けられます。
    心がすれ違ったまま、身体だけを繋ぐ関係ををグレーという色に例える透ですが、そうは言っても一緒にいてやさしく扱われれば情も湧くし、官能も目覚めます。

    硬質な文章のせいか、禁忌を犯している罪の意識が際立っていて、濡れ場はとても煽られました。ベッドシーンじゃなくても、二人の間にはそこはかとなく淫靡な空気が漂ってます。いけないいけない、と思いつつ感じてしまって、羞恥して、自分を責めていた透が、次第に殻を脱ぎ捨てて素の自分をさらすようになる過程がとても清々しいかんじ。鬱屈していた気持ちが一気に解放される瞬間は感動します。きっかけはちょっとジコチューな独占欲とか嫉妬なんだろうな…そういう気持ちが、恋愛なんだと思いますが。

    つっこみどころもいろいろあったし、冗長な部分もあったけど、濡れ場がステキだったので不問です。

    「聖夜」は、暗いムードから一転して、とっても甘々なSSでした。あのままキッチンでHでも始まるかと期待しすぎましたが、そんな節操のない話を書く作家さんではなかった。

    番外編ペーパーが同梱されてたけど、これは透がちょっと濃厚な夜を回想する話。けっこう、ラブラブでハードに絡んでいるのね…と想像。邪魔者の真矢の登場で、嫉妬というスパイス付。このSS、とてもよかった。

    0
    2011年07月13日

    Posted by ブクログ

    10年前に訣別した親友と再会してあれやこれや。
    ん?って思う所があったり、凄く重い話だたけど、個人的には凄く好きなジャンルのお話。


    どうも脇役を好きになってしまう性でもあるのか、真矢さんが気になってしょうがない。

    0
    2011年06月02日

    Posted by ブクログ

    傷ついた過去が原因ですれ違う立花と秋ヶ瀬。中学生のときの出来事がなければ、こんなことにはならなかったのかな。と思ってしまう。大人でも向き合いたくない。と思ってしまうようなことだし。そんな過去を話せる相手を得るのは、立花にとって大切なことだろう。秋ヶ瀬にとっても、立花はたった1人の大切な人だから、これまでのことを忘れるくらい2人には幸せになって貰いたい。

    0
    2020年04月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    攻、受、それぞれ深く傷ついた過去を持っている。
    攻の子どもを我が子として育てるが、子どもの母親とは夫婦としての関係は上手く築けず離婚。
    子どもの難病治療に巨額の費用が必要となり・・・。

    シリアスで題材も悪くないのに、なぜかしっくりこない。
    元妻や、真矢の心情の変化が強引で、無理矢理ハッピーエンド感。
    受の過去に対する罪悪感の持って行き方ももうちょっとなんかあっても。

    0
    2013年01月14日

終わることのない悲しみを の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    BL
  • ジャンル
    :
    BL小説
  • 出版社
    :
    心交社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ショコラ文庫
  • タイトル
    :
    終わることのない悲しみを
  • タイトルID
    :
    130628
  • ページ数
    :
    269ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年09月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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