諫山創のレビュー一覧
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歴史に残る名作
諌山先生、お疲れ様でした。
読者の祈るような希望的観測をことごとく打ちのめし、「今が一番地獄…」という絶望感をその都度更新してくる恐ろしい作品でした。最後の方はどう終わるのか考える事さえ苦しいまま、ただただ結末まで追っていました。
今後、これを超える漫画に出会えるか分かりませんが、この作品を産み出してくれた作者と同じ時代に生まれたことに感謝。
最後に不穏な空気を匂わせて終わるところは、壮絶な歴史を二度と繰り返すまいとどれだけ誓っても繰り返してしまう現実の世界をも示唆しているようで、考えさせられました。 -
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永遠の時の流れ
遂に完結しました。何回か読み返さなくては。個々の生命は、奥底で繋がっていて、大きなうねりの中にあるのではないかと感じました。
それでいて小さな波頭のような個人の決断が、大きな流れを作っていくことが出来る。
幼馴染の三人が互いを思いやりながら、他の仲間と共に掴んだ世界は穏やかなものだったと願うばかり。
また次の世代の誰かの決断で良くも悪くも変わっていく。その命の営みを愛おしく、尊く思います。 -
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次から次へと
謎が湧いて出てくる「進撃」ならではのストーリーに読者の頁をめくる手は止められない。
女型の巨人の正体が明らかになって・・・けれど仲間に闘志を向けられないエレンを前に策略をめぐらし動くアルミン、非情に決断を迫るミカサ。
ここらへんから主人公エレンの葛藤する姿にイライラしてしまうファンも多かったかもしれない。が、それも主人公の重要な役割。そして葛藤する暇も与えてくれない巨人達は...!? -
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完結!!
本誌でも最終話何度も繰り返す読みましたが、単行本で完結して改めて終わりを実感して泣きました。謎のまま終わったミカサの頭痛に関する伏線も改めて回収されたのでその点はスッキリしました。
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長い長い物語の結末
進撃の巨人の最終回です。ああ、そういう終わりなのかという。一番最後の少年が気になるところですね。やはりループ的な話なのか。
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