高橋久美子のレビュー一覧

  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    ミュージシャンとしても文筆家としてもプロの筆者の言葉は、なるほどなぁと思うことばかり。
    経験によって会得した実感によるものと読書や研究などから得られた知見が、ちょうどよい塩梅で読者に提供されている。音楽をセーターやお料理に例える表現もさすがで素晴らしいなぁと思った。

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    2025年11月17日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    本のデザインに惹かれて買ってみた!国語の授業で暗唱して、今も覚えているものってリズム感がある。算数の九九もそうなのでは!!
    本に出てきた曲や詩を、声に出して読みたいなー

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    2025年11月15日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    この本、目の付け所がいい。
    確かに、いい文章、というか、読みやすい文章、というのは、
    リズム感がある。作者の声が聞こえ、テンポよく読める。
    何より楽しい。
    読みにくい文章はどんよりする。
    納得。

    ただ著者はそのせいで本を読むのが遅いという。
    音を聴きながらでも早く読める気がするんだけどなあ、、
    むしろテンポよく。

    まあそれはそれとして。
    作家、作詞家、ドラマーだけに視点が音から入るんだろう。
    歌の作詞は半分は曲。

    オノマトペの楽しさ。
    谷川俊太郎のかっぱかっぱらった(ことばあそびうた)に久々触れた。
    引用の多い本。

    極め付きは
    松本隆作詞で太田裕美が歌う「木綿のハンカチーフ」
    吉田旺作

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    2025年11月10日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    #ヨンデルホン
    #いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方 / #高橋久美子(#ダイヤモンド社)
    #ドクリョウ #ヨミオワリ
    詞先だったのか。

    なんて名言の多い本だろうか。名言本だ。赤えんぴつが短くなった。
    読むのに時間をかけすぎてしまったなぁ。また読もう

    哲学のリズム、音、文章。

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    2025年09月01日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    ZINEを作りたい自分にとって心に響くことばかりだった。この感想を書くのにも、自分の音が鳴らせているか?という意識が生まれる。

    自分の好きなリズム、響きを持つ文章を書く人を見つけていきたい。

    これまでの経験の蓄積、環境が、自分の音を形作る。
    日記は自分のオリジナリティが現れるもの。

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    2025年06月18日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    ネタバレ

    まだ読んでる途中だけど、
    特に作詞講座の内容が目からウロコ。

    それとなく音楽の歌詞の読み方が変わる。
    口の動き!?言葉の印象!???
    意識したことなかった…

    高校生のとき、バンドでチャットモンチーやったなぁ。久美子さんがこんな素敵な文章を書く方だとこの本を読んで初めて知りました。10年ぶりの大発見。それがこの本を手に取るきっかけでした。

    全体的にとっても読みやすいのは久美子さんの言葉がいい音だからだろうなぁ。
    文章を書く仕事でもあるから言葉ひとつひとつを大切にしたいな。

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    2025年06月13日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    「魅力的な文章」を「いい音がする文章」と表現したことが大発明であり最高だな、というのが第一印象でした。

    ミュージシャンらしくフィーリング重視で書いているように思えるところもあれば、作詞講座のように非常にロジカルに言葉のプロとしての一面を見せるところもあり、とても読み応えがありました。

    「誰とでもすぐに繋がれる」を是とするSNS社会に馴染めない自分自身にとって、とりわけ響いた箇所を抜粋します。

    『昨今は、いわゆる「バズる文章」が正解になってしまっている傾向がある。バズると、その音が正解だと思ってそれを書き続けてしまう。(中略)共感が基準ならば、それ以上に飛び抜けたものが生まれないのではない

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    2025年06月09日
  • 旅を栖とす

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    元チャットモンチーのドラムス・高橋久美子さんの旅エッセイ。素直に感じたことが書かれていて、そして旅の様子がイメージしやすく書いてある。行ったことがない所も、イメージしやすく書かれていて、本の中に書かれていたように、まさに一緒に旅をしている気分になるような本だった。

    一カ国目がタイ、二カ国目がカンボジアとなっていて、自分の旅遍歴(まだ二カ国しか行ったことない)と一緒だ!と思った。ここ行ったことあるなーとか、より面白く読めたと思う。他の国に行った時も、日本に帰ってきてから旅行エッセイで出てきたところを読み直してみたいと思った。

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    2023年05月06日
  • 暮らしっく

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    高橋久美子さんのことをあまり知らなかったが、こんなにしっかり地に足ついた生活をされているとは!しかも二拠点で愛媛ではみかん畑をしているとは!! 都内の生活もご近所さんと梅を拾ったりトマトの育て方を伝えたり、しっかり生活されていて素晴らしい。とても面白かった。

    送ってもらった鹿肉の捨てるような臭みの強い部位を燻製したり、鰹を家にあるものでスモークしてタタキにしたり…すごい…そして途中に載っているレシピもとても美味しそう!

    ページが白すぎて久々に少し目が疲れたが、それ以外は一冊家に欲しいくらい。生活の知恵と優しさに溢れている

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    2023年02月05日
  • 旅を栖とす

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    筆者の感性と熱量に圧倒される。巷の旅行本とは一線を画した旅。

    海外でのバックパックを中心とした多くの旅。下調べの少ないからこそのハプニング。人の親切が身に染みるし時に怖い目にあったり、貧困ほか哀しい現実を見てしまうことも。

    本書は真似すると危険なような現地の人との出会いが多く載せられている。ホテルや観光案内所、列車で相席になった人の案内について行き、予想外に素晴らしい店や観光スポットに巡りあう。

    こういった紀行本は受けを狙った奇想天外な記載が多いものだが本書は至って真面目。筆者は全力で笑い泣いている。その旅を支える確かな感性。

    読者に媚びる姿勢なくあくまで内容で勝負、無口な頑固親父の料

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    2021年05月29日
  • 旅を栖とす

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    チャットモンチーの元ドラマーである高橋久美子さんのエッセイ。私はチャットモンチーのファンだが、著者がバンドを辞めてからの作家活動は特に追っていなかった。たまたま SNS で本書が発売されるというのを目にして、その「旅を栖とす」というタイトルの響きと表紙のデザインに惹かれて購入した。いわゆるジャケ買いというやつだ。
    バンドを辞めてからの約 10 年で旅の様子が書かれており、本書の 8 割が海外編、残りが国内編となっている。ほとんどが私の行ったことのない土地への旅であるが、読んでいるとそのときの情景や著者の気持ちがよく伝わってきた。バックパッカーとしての旅であり、しかも観光名所を巡るというより

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    2021年02月14日
  • いっぴき

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    くみこんの文章は、ホロリときたり、じわじわと笑えてきたり、心がゆっくりと運動するようだ。
    またくみこんがなんでもない毎日を書き記した本が読みたいです。

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    2019年01月30日
  • いっぴき

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    じっくり大切に読んだ。
    すごくよかった。
    行動力、推進力に少しでも影響を受けたい。
    えっちゃんの解説は、素直な言葉で書かれた手紙みたいだった。
    今でもぴったりなメロディーを乗せれるのは私と言う、えっちゃんがカッコいい。
    また読む。

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    2018年11月25日
  • いっぴき

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    ネタバレ

    三人は

    「ふたり」と「ひっぴき」になった
    これはそのあとの物語

    高橋氏のその後を追って
    この本を買った

    身近な氏の生活が綴られていて
    時折チャットモンチーが顔をのぞかせる
    チャットモンチーになる前の積み重ねの話も

    そのたびに
    不思議と寂しくなって
    懐かしくなってしまう

    どちらも
    もう終わってしまったからなのか

    遠い過去を振り返るように
    遥かな未来を望むように

    その交わることのなかった地平が
    やっと繋がったような気がして

    音楽家と文筆家のどちらをとるかの揺れが
    そこで初めて垣間見えた

    そういうことだったのかと思う

    音楽よりも言葉そのものを
    彼女は選んだのかと思う

    そして い

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    2018年07月21日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    音楽も読書も好きな人にはおすすめしたい良書。文章の感覚的な良いところを、音の視点から見てみたり、私たちが古来から持っていた歌と言葉の関係だったりをまとめていて面白かった。詩と文章の違いも面白かったし、知っている曲がいっぱいでてきたのも嬉しかった。

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    2025年11月27日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    私自身、文章は音で脳内再生して読むタイプなので言葉と音の関係性をこう捉えることもできるのか!と面白かった。詞と詩の違いは筆者のミュージシャンと作詞家経験からの分析に目からウロコ。フォントや紙などブックデザインのこだわりも素敵な一冊。

    先日読んだ国語教育の本とリンクする部分もあり、論理的であることが重視されすぎて各人固有の感動を文字化するときに自分の色を見失っているかもと気付かされた。

    言葉も音楽も本当に大好きなので両面からの考察を感じられる文章で読み応えがあったし、私もいい音がする私なりの言葉を紡いでいきたいなと思う次第。

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    2025年11月02日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    いつも読書したあとに感想文を残すようにしているけどなかなか上達しないなあって思ってたところ。
    チャットモンチーは学生時代からずっと大好きでコピバンでたくさん楽曲を使わせてもらってました。
    ハナノユメも恋の煙も女子たちに明日はないも8cmのピンヒールもたくさん私の青春!

    曲調も歌詞のひねりも他にない個性でカラオケでもかなり歌いがち。今でもお世話になってます。

    元ドラマーの久美子さん。
    ドラムと文章はリズムの取り方が紙一重なのだ。
    いろんな音を聞いて自分のリズムのヒントを得る。生み出す力は才能か努力か。
    あの曲は電車の走る音から生まれたってお話もおもしろい!

    あの耳馴染みの良い詩や名曲たちも

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    2025年10月20日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    自分の言葉や文章ってなんだろうと、ずっと引っかかっていて手に取った。
    胸の奥にちょっと刺さる感覚を逃さず書きとめることが答えになるのかもしれない。

    最近、音楽をかけていても聞き流しがち。
    音として響く言葉も、意味を持つ歌詞も、じっくり味わいたいと思った。

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    2025年09月09日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    「表面的に残ったわずかな違和感やヒリヒリを逃さずに書きとめるのだ。それはきっと人間の心理へとつながっている。」
    この違和感を自分なりに言語化することを続けていくと、それが自分の音として、アイデンティティになるのかなと。
    スルーしていることも多い感情を、しっかり書いていこうと思った。まずはプチ日記からでも始めようかな〜

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    2025年08月31日
  • いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方

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    チャットモンチーの予備知識なしで読み始めた。ドラマーが文筆家に転身。その根幹を成すのは音やリズム。詩と歌詞、邦楽と洋楽など切り口が豊富。文章においても内省的な面と客観的に著者自身を分析している面白さがある。読む世代としては若者向けではなく、著者と同世代から上の層がしっくりと理解ができそうだなと思いました。自分で何か書いてみたくなる、どんな文章の音がするのかな?と個性を見つけたくなる本でした。

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    2025年08月30日