・一篇100文字のSF小説がいっぱい。ファンタジーとしてもいいかもね。夜見た夢の話を聞かされているようでもある。それらしく、おもしろくもありタイクツでもある。
・まあ、発想集のようなものか。人気作家がやるから喜んでもらえるといった類いの本。
・だんだんアフォリズムっぽくなっていくようで、そこはマイナ
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・気に入ったのは、花瓶の中で死んだ妖精の話。坂道の商店街の話。ダムの底の村の話。シャボン玉の中で暮らす話。好きだったあの坂の町の話。いい空き地の話。落ちた宇宙ステーションの話。不完全な神の卵の話。未使用テイク集の話。地獄の観測の話。地下に広がる砂漠の話。妻の形の空白。渦を飼っている話。