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Posted by ブクログ
ヒトが作り出したレプリカメ、カメリのお話。壊れた世界でヒトがいなくなって代わりにヒトデナシが世界を修正する世界。そこのカフェで働いているカメリ。ちょっとした冒険をしたり、ヒトデナシやマスターなどの役に立ったりする。可愛い模造亀。
森見登美彦さんが解説を書いている!と思って手にとって、珍しく解説から読んでみたら面白そうだったので購入しました。読み始めてしばらくして、最高じゃん!と思った。どの辺が最高かというと、まずカメリが喋らないのになんか可愛い。そしてご都合主義的なことも多いもののどうにかピンチを切り抜ける。ヒトデナシたちの会話も楽しい。カメリがよくわからないままいろんなところでなんとなくやってみたら解決したというものが多い笑 とにかく面白かったです。
Posted by ブクログ
私は昔からきっちりする事が苦手である。文化祭準備や飲食店でのバイトなど、テキパキと無駄のない動きをするのは向いていない。今まではそれは性格だの欠点だのと思ってきたが、単にシナリオがきちんとインストールされていなかっただけなのかもしれない。シナリオのインストールや情報共有は、同じヒトデナシ同士で手を取り合って行うようだ。誰かが忘れてしまっても、こうする事で情報が復活するらしい。自分は孤独の一匹狼だったので、その点がダメだったのかもしれない。私はそう推論する。
生きる上では働くことは必然であり、働くことは常に憂鬱であり、それはすなわち生きること自体が必然的に憂鬱ということになってしまう。しかし、最近身の回りで不思議な現象が起こり始めた。街中の至るところでヒトデナシ達を見かけ、彼らが談笑する声が聞こえ、気づいたら一緒に泥コーヒーを啜りカヌレまで味わっている。彼らはヒトのような姿をしている時もあれば、建物や物だったりする。自分の周りに、今を生きるもの、かつて生きていたもの、これから生まれ変わるもの達が溢れている。
今日も美味いよ、カメリ。
美味い美味い。
この一杯のために今日も働いて生きてるんだよな。
そうそう、この一杯のために精一杯生きるんだよ。
ありがとうカメリ。
ありがとう。
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