カメリ

カメリ

小説・文芸
902円 (税込)

4pt

楽しいって、なんだろう?世界からヒトが消えた世界のカフェで、模造亀のカメリは思う。朝と夕方、仕事の行き帰りにカフェを訪れる客、ヒトデナシたちに喜んでほしいから、今日もカメリは石頭のマスターとヌートリアンのアンと共にカフェで働き、ささやかな奇跡を起こす。心温まるすこし不思議な物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    カメリ
  • タイトルID
    :
    602508
  • ページ数
    :
    392ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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カメリ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ヒトが作り出したレプリカメ、カメリのお話。壊れた世界でヒトがいなくなって代わりにヒトデナシが世界を修正する世界。そこのカフェで働いているカメリ。ちょっとした冒険をしたり、ヒトデナシやマスターなどの役に立ったりする。可愛い模造亀。

    森見登美彦さんが解説を書いている!と思って手にとって、珍しく解説から読んでみたら面白そうだったので購入しました。読み始めてしばらくして、最高じゃん!と思った。どの辺が最高かというと、まずカメリが喋らないのになんか可愛い。そしてご都合主義的なことも多いもののどうにかピンチを切り抜ける。ヒトデナシたちの会話も楽しい。カメリがよくわからないままいろんなところでなんとなくやってみたら解決したというものが多い笑 とにかく面白かったです。

    0
    2016年10月04日

    Posted by ブクログ

    北野勇作ワールドらしくて久々に好きな作品
    人類がどっかに行ってしまった地球で、人類の日常を模倣して過ごす模造カメ、戦闘ヌートリア、そしてヒトデナシ達。
    夢と現実の境目がわからない、寝起きのぼんやりした時間のようなものが優しく流れています

    0
    2016年07月06日

    Posted by ブクログ

    私は昔からきっちりする事が苦手である。文化祭準備や飲食店でのバイトなど、テキパキと無駄のない動きをするのは向いていない。今まではそれは性格だの欠点だのと思ってきたが、単にシナリオがきちんとインストールされていなかっただけなのかもしれない。シナリオのインストールや情報共有は、同じヒトデナシ同士で手を取り合って行うようだ。誰かが忘れてしまっても、こうする事で情報が復活するらしい。自分は孤独の一匹狼だったので、その点がダメだったのかもしれない。私はそう推論する。
    生きる上では働くことは必然であり、働くことは常に憂鬱であり、それはすなわち生きること自体が必然的に憂鬱ということになってしまう。しかし、最近身の回りで不思議な現象が起こり始めた。街中の至るところでヒトデナシ達を見かけ、彼らが談笑する声が聞こえ、気づいたら一緒に泥コーヒーを啜りカヌレまで味わっている。彼らはヒトのような姿をしている時もあれば、建物や物だったりする。自分の周りに、今を生きるもの、かつて生きていたもの、これから生まれ変わるもの達が溢れている。

    今日も美味いよ、カメリ。
    美味い美味い。
    この一杯のために今日も働いて生きてるんだよな。
    そうそう、この一杯のために精一杯生きるんだよ。
    ありがとうカメリ。
    ありがとう。

    0
    2026年05月08日

    Posted by ブクログ

    森見登美彦解説、大納得!ちょっと不思議でカワイイストーリー。
    他の作品も読んでみたい。ヌーとリアがかわいい。

    0
    2022年09月13日

    Posted by ブクログ

    河出文庫の斉藤壮馬さんとのコラボ作品で知りました。
    不思議な話。人間がいなくなった世界で、ニセモノの生き物(?)たちが生活をしている。テレビのシーンがあり、それを模倣して、なり切って生きているような「ヒトデナシ」という人間を似せた生き物。ヒトデナシの存在が、コミカルのような寓話っぽく描かれているような、ちょっと残酷で・・・それでも愛おしいような。
    この作品は、様々なメッセージ性があるのですが、それも読みての想像次第なのかもしれない。これまでに読んだことのないタイプの一冊でした。

    0
    2021年12月08日

    Posted by ブクログ

    解説の森見の文章にひかれて購入。

    人がいないディストピア的な世界で人工物たちが人を真似て生活している、という設定。
    世界が常に大きく変わっているのに対して、主人公たちの暮らしは基本的には同じことの繰り返し、というギャップや、倫理観に縛られていないために行動として表れる残酷さが面白い。

    またこの作家の作品を読んでみたい

    0
    2018年05月03日

    Posted by ブクログ

    SF。ファンタジー。連作短編集。
    ヒトがいなくなった世界で暮らすレプリカのカメの物語。
    『空獏』『どーなつ』と読んで、独特の緩さがイマイチ合わなかった作家さん。今作で遂にヒット!あまりに不思議な世界観にハマリました。
    やわらかSF、一種のディストピアもの、とは言えるものの、なんとも表現しにくい絶妙な読後感。

    自分の言葉では表現できないので、『SFが読みたい!2017年版』64ページより、冬樹蛉さんの言葉をお借りします。
    「"なにかがそこにないこと"のSF性を書かせたら、北野勇作は魔法使いだ。」

    0
    2017年06月12日

    Posted by ブクログ

    相変わらずの不思議な独特なSF。
    乙女な亀ロボのお話。
    脱力して流れに任せて読まないと、世界観についていけなくなるので注意。

    0
    2017年05月07日

    Posted by ブクログ

    カメリがカヌレを作っちゃうのとか、オタマに爪を突き刺してしがみつくとか、ヒトデナシが実は主役なんじゃないかとか、カメは夜更け過ぎに雪へと変わるとか、ファンタジーでけっこう心に残ります。

    0
    2017年03月02日

    Posted by ブクログ

    ふんわりした、優しい文章の裏にキツい世界をチラ見せ、っていう北野勇作ワールド。人間ではなくヒトデナシだけに「さすがに人間でこれやられたら優しい文章言うてられへん」ってこともシレッと。

    0
    2016年07月21日

カメリ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    カメリ
  • タイトルID
    :
    602508
  • ページ数
    :
    392ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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