かめ探偵K

かめ探偵K

671円 (税込)

3pt

街はずれに、寂れた博物館が建っていました。なんの変哲もない建物ですが、その屋根裏部屋には、亀が住んでいるのです。部屋の扉には、クレヨンでこう書かれています。「かめ探偵K」。 かめ探偵Kの仕事は3つ。1つめは 「甲羅干し」。2つめは 「かめ体操」。そして3つめが 「謎解き」。依頼人が持ち込んでくる奇想天外な謎を、かめ探偵Kは甲羅の中で推理していきます。はてさて、どうなることやら……。 SF作家・北野勇作が紡ぐ、どこか懐かしい、でも近未来の小さな小さなおはなし。

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かめ探偵K のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年03月30日

    再読。
    北野さんの本は再読する時のほうがおもしろいのはなぜだろう。私に読解力がないからか。ちゃんと読んでるつもりなのに新しいイメージが湧いてくる。
    「かめくん」もいいけど、こちらの方がTVアニメにしてほしい。去年のピングドラム系ののりでやったら合うのではないかと思う。
    少女キャラが何人か出てくるから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月14日

    ソフトなようでハードなような、
    わかるようなわからないような、
    何だか懐かしいような不思議な世界。

    『レイコちゃんと蒲鉾工場』を思い出しました。

    『レイコちゃん~』が黄昏時なら、
    こちらは昼下がりという感じ。
    何とも、穏やかでゆらゆらした世界でした。
    ちゃんと推理もしてたし(笑)。

    かめ探偵い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月01日

    ものすごいSFネタをさらっと書かないでください、北野勇作。
    探偵の役割もさらっとかめ探偵Kに言わせているけど、それってミステリの根幹じゃないのか?

    言葉や文章が凄くうまいんだよな。全くそれを感じさせないくらい。

    と、公園で甲羅干ししながら読んで思ったのなら良かったが、梅雨なので曇天。亀体操もどき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月01日

    これは、どろんころんどの続きなんですかね?
    カメはあのカメ?
    フユはあの女の子?

    謎なカメと、新世界という設定の超ハイテクテクノロジーによって創造された世界。
    語り手が新聞に連載した文章という体をとっている話。
    謎は謎なまま、終焉。
    世界観の設定がないと、わかりづらいですね、これは。。

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    Posted by ブクログ 2012年12月26日

    街はずれに、寂れた博物館が建っていました。なんの変哲もない建物ですが、その屋根裏部屋には、亀が住んでいるのです。部屋の扉には、クレヨンでこう書かれています。「かめ探偵K」。かめ探偵Kの仕事は3つ。1つめは「甲羅干し」。2つめは「かめ体操」。そして3つめが「謎解き」。依頼人が持ち込んでくる奇想天外な謎...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月30日

    コロイドの海に浮かんだうたかたに閉じ込められたような北野ワールドSF。軽くさらっと読める感じで、ぞくぞくするようなホラーな味わいは薄いが、午睡の間に見る夢のような感覚は相変わらず。ぜひ続編の「新世界タワーの七不思議」を読みたいです。

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    Posted by ブクログ 2011年06月19日

    おとぎ話で、ミステリーで、SFで、哲学。「世界」は大きな亀の甲羅の中で暗黒物質の泡の中に浮かんでいる。となりの泡には『どろんころんど』が浮かんでいるようす。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年07月07日

    『亀の事務所』

    『フユの部屋』

    『亀探偵の日常(その1)』

    『亀探偵の日常(その2)』

    『『秘密の依頼』

    『事件の現場』

    『靴下の色』

    『人の形』

    『謎の行方』

    『どろんこ川の怪』

    『旧世界の雲』

    『取り調べの定番』

    『カツ丼の登場』

    『もう一つの台本』

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年01月08日

    こちらは本物の亀が主役。とはいえ二足歩行で人語を解し、当然のように人と会話している時点でファンタジーな存在。探偵というだけあって謎解きはしているが、旧世界と新世界の設定に始まり、北野ワールドと呼ぶべき独特な世界観から、ミステリーではなくSFとして読む方が違和感はない。比較的ライトなタッチで、カメリの...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年09月11日

    すぐ語り手が脱線するところなど、
    いかにもライトノベルって感じ。

    本格的な推理小説では決してなく、
    あくまでもSFチックな世界が舞台であることを
    念頭に入れなければならない。

    あまりにも登場人物が何者で、
    この世界が何なのかがはっきりしないため、
    足場が不明確で全てに納得がいかない感じ。
    最初か...続きを読む

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