浅野いにおのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いまさらながら初・浅野いにお。
なんだろう。
周りの、わりと評価に信頼をおいているようなひとたちのあいだでも、
それに最近は映画化された作品なんかもでてきちゃってて、
大絶賛されてる浅野いにおさん。
絶賛するほどしちゃう理由は、正直、よくわからないかも・・・。
とりあえず小学生編(?)を終えたところまでなのでまだ。
なんつか。
例えば灰谷健次郎の『兎の眼』だとか・・・
家族の問題が降りかかってきているときの子供を描こう、みたいな。
(『兎の眼』だったら先生の視線から子供が描写されているわけで、そういう違いはあるのだと思うけど。
ぷんぷんは、「子供の目から見た・・」みたいなのじゃなくて -
Posted by ブクログ
大阪は京橋のネットカフェなんて言う退廃的なところで、
退廃的な漫画を読みました。
もう引きずられなかった?
まだ引きずられなかった?
どこまでもおちていくのは簡単で、
何回かの、おちそうになった瞬間のときを思い出して、
だけど、
意地でも落ちなかった過去の自分を少し讃える。
だけど、
あの空間にいると何かがだんだん崩れていきそうで、
どこまでもおちてしまいそうだったので、
3時間パックがもったいなかったけれど、途中で出た。
変わりに、約束の時間までを過ごすために入った、
京阪モールの無印良品がとてもキレイだった。
シンプルかつスタイリッシュに暮らしたいと -
Posted by ブクログ
その昔、安達祐実が主演していた、非常に貧乏なむすめが、なぜか毎回毎回ひどい目に遭うドラマが流行ったのだけど、それはそれは、もうどうしてこの子にばかり不幸が!?ってくらい不幸な目に遭うのだ。
だけど、そんな彼女は、乞食に小さな親切をしてもらっただけで、いつもは強く生きているのに、ただそれだけで、つんと泣いたりして(だった気がする)、あまりに不幸だと、こういう小さな幸せが本当に大きな心の支えになるのだなあ、と子供心に感心したりした。
なんてことを思い出させる漫画だった。
私のように(失礼)、何の苦もなく挫折もなく生きている人間には、到底理解しえない「世の中への漠然とした憤りと不信感」