灰原薬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「この罪悪が恋だ」登場人物それぞれにとっての「森」と「恋」をテーマにした全七話の連作短編。著者の灰原薬(ハイバラヤク)は同人出身らしきキャリアだが、実力は折り紙付き。まず絵が上手い。たぶん女性だと思うけども、こんなに男女の描き分けができているマンガ家はそうはいない。そして、演出のテクニックの引き出しが多いのも特筆すべき点。「黒い森」における、「覆いかくしてしまえ」の場面の演出のアイデアはすごい。なにより人間の負の感情がすごくよく描けている。「俺人間の体温無理なんだ」など、台詞には迫力さえ感じる。なんとなく、この作家さんは普段はすごくよく気がつく良い人なんだろうなぁ、と思った。話のクオリティも全