感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2011年08月25日
幼女愛、同性愛、フェティシズム、復讐。「極上の”疚しさ”を紡ぎだす」と帯にもあるとおり、この漫画の魅力は「偏愛」ではなくて、それぞれの想いの底に潜む”疚しさ”なんでしょうね。
私はちょっと”手フェチ”なので「舟幽霊」をドキドキしながら読みました(*^ー^*)
Posted by ブクログ 2022年09月10日
暗い森をさ迷うような短編集。秘密の恋や、性癖を隠しながらも生きていく人々。女子高生の「ウォーター」と「死滅回游」が特に好き。それぞれの話の登場人物が繋がっているのがおもしろい。
Posted by ブクログ 2016年01月02日
後味悪い展開かと思いきや、その後キャラクターがそれぞれの幸せを感じていたのが良かった。(全てがそうでないけど)
特に死滅回游の話が切なく残った。線も綺麗で、作者さんの描く女性の唇が好み。
表紙買いでした。
Posted by ブクログ 2010年03月22日
いろんな性愛(恋愛)の形。
それぞれ独立した短編なのだけど
ぐるっと円を描いて登場人物たちがつながっているのが素敵。
この灰原さんの絵と静けさが好きだ!
Posted by ブクログ 2012年09月20日
ジャケ買い。1話完結のような、でも登場人物が少しずつ繋がっていて、結局最終話の主人公は1話目のあの子でいいんですよね?
誰かが書いてた「この人の描く唇が好き」っていうのがすっごく分かります。
あとふっと思ったのが「藍川さとるの絵と雰囲気似てる」でした。
Posted by ブクログ 2019年07月10日
灰原薬さんの作品『回遊の森(2010)』を読んでみた。ずっと気になってた作品。なかなか読めてなかったんだよなー。 しかし、不思議なストーリーたちだなー。 特に良かった作品は・・・ ”舟幽霊”がGood!!
Posted by ブクログ 2012年09月05日
なんか・・・ざわざわってする。ざわざわって。
中でも「黒い森」が好き。最終的に幸せになっててほっとしたから。一番救われねぇ・・・と思ったのはアンダーグラスかな。彼の世界、完全に閉じてるよ・・・外面が人当たりのいい人なだけに、闇は深そう。
Posted by ブクログ 2010年08月12日
いい絵。素敵。
話自体は濃い登場人物の割にはあっさりめだったかなあ。
「アンダーグラス」が一番好き。
最初の話と最後の話がぐるりと繋がる、綺麗な短編集。
Posted by ブクログ 2010年07月03日
個人的に「ウォーター」が好きかも。
普通のものにあきたなら、一筋縄ではいかないような性愛の形がまとまったこの本を見てみてもいいのでは、と思う。
Posted by ブクログ 2010年03月13日
内容的にはちょっと大人向け…?(^q^)
若干病んでるような、人間の奥深いところを垣間見たような…そんな感じ。個人的には「金魚の墓」が一番好みかも。短編集なのに、実は全ての話が必ず何処かでリンクしている構成もまた好き。
Posted by ブクログ 2010年01月18日
インモラルというか異常愛というか何と言うか…
読む人を完璧に区別する本ですね。まあ、雑誌からしてそんなもんなんでしょうが
でも、ちょこちょこ普通な感じの話が入ってて、そういうものだけを求めてる人にはちょっと満足いかないかな?
私的には一話と四話がお気に入り
本としては、途中途中に描き下ろしがあった...続きを読むりして、すごい力を入れてると思いました
最初見たとき、本誌の方では載ってなかったページがあって、ちょっとびびったw
にしてもこの人、眼鏡キャラ好きだなw
Posted by ブクログ 2012年01月09日
「この罪悪が恋だ」登場人物それぞれにとっての「森」と「恋」をテーマにした全七話の連作短編。著者の灰原薬(ハイバラヤク)は同人出身らしきキャリアだが、実力は折り紙付き。まず絵が上手い。たぶん女性だと思うけども、こんなに男女の描き分けができているマンガ家はそうはいない。そして、演出のテクニックの引き出し...続きを読むが多いのも特筆すべき点。「黒い森」における、「覆いかくしてしまえ」の場面の演出のアイデアはすごい。なにより人間の負の感情がすごくよく描けている。「俺人間の体温無理なんだ」など、台詞には迫力さえ感じる。なんとなく、この作家さんは普段はすごくよく気がつく良い人なんだろうなぁ、と思った。話のクオリティも全体的に高い。こうした短編集としては珍しく、後半にいくほどクオリティが上がっていく。4,5,6,7話は文句なしに面白い。逆に言うと、1,2,3話は正直イマイチで、それがちょっと残念。全体的には傑作、とは言わないまでも佳作。もう一皮剥けたらすごいことになりそう。技術的には油が乗り切っている感もあるので、問題は題材選びかなぁ、といった印象。次回作に超期待。
ひとつひとつのお話にちゃんと意味があって全て繋がっていて、もっと読後感の悪いお話かと思っていたらそうでもなくて。二周目を読んでもっとこの物語を理解したいと思いました。
応天の門が好きで購入しました。
私はあまりハマりませんでしたが、きっと好きな人はどっぷりハマる読む人によって賛否が分かれる作品だと思います。独特の雰囲気があります。
Posted by ブクログ 2013年02月12日
なかなかアブノーマルな関係を描いた短編集。
最初と最高の話に出てくるミヨちゃんかわいいけど多分それもちゃんと自覚してる感じの小生意気さがいい。
ちょっとしたノリでキスしちゃってから、友達のシホを意識しては悶々とするアズの話も好き。結局は必死に忘れようとしちゃうけど。
あと、蛇にしか欲情出来ない男の話...続きを読むがビジュアル的にはいちばん残ってる。
溺れる奥さんが沈みゆく手にときめくおじいさんの話や、昔同棲してた男の奥さんにあの頃の思い出の味を教える料理教室の女の話とか。
いろいろと濃いエピソードばかりだけど、全部好き。
Posted by ブクログ 2012年02月22日
上手いなぁ。ひとつひとつの話が洗練されてて無駄がない。
どうあってもお互いにあいいれることのない恋愛の話が描かれている漫画。もしくは少しずつ変わっていく中で噛み合わなくなってしまった恋愛という感じかな?「アンダーグラス」はなかなかインパクトすごかった。
個人的には実写で短編連作とかにして欲しい。...続きを読むオチがバッドエンドでもハッピーエンドでもなく味気ないのがあまり好みではなかった。
Posted by ブクログ 2011年10月15日
こういう数珠繋ぎな作りは簡潔に終わるからいんですけど、流行ってるけに良作品に会えることが少なくなっちゃった。
んだけど、これはいいです。
あたり。
Posted by ブクログ 2011年05月19日
エロティクス・エフに外れは無いだろうと、雰囲気買いした一冊。
私が幼児に手を出す駄目な大人が出て来る漫画好きだと自覚しました。
ミヨちゃんで始まってミヨちゃんで締める構成が予想外だったけど、ピタッとハマってました。
短編連作(つながりは書き下ろし?)の中で一番好きなのはダントツでアンダーグラス。
私...続きを読むが病的に変態なイケメン中堅男性が出て来る漫画好きだと(ry
結論としては手元に置いておくのは微妙。
Posted by ブクログ 2011年03月21日
表紙と帯からしてどぎついものがあるのかなと想像したもののそうでもなく。でも、あっけらかんとひけらかす事はばかられるような疚しさは妙な味わいがある。