石角完爾のレビュー一覧
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ネタバレユダヤの事知りたいなーと思って読んだけど、この本だけだと足りない。探そう…
p49 幸福感を感じるための9つの日常習慣
1.人を褒める
2.家族の時間を持つ
3.自分がなぜうまれてきたかを考える(死後の評価)
4.この世に生まれた目的に近づくための一歩を毎日習慣として行う。善行mitzvot(ミツボ)…最大の善行はトーラ
5.魂のダイエット。自分を許す。怒りを持つ自分も当然
6.心は一箇所に留まらない。チャレンジする。
7.喋るよりも聞く。相手を尊重し、交流をする。
8.魂を騒音から遮断する日を持つ
9.不運が襲ってきても、その不運を幸福感の持てる他のものに作り変えられるまで不運とバトルする
p83 良きユダヤ人とは、
1.ヘブライ聖書の勉強を毎日欠かさない。
2.祈りを毎日欠かさない
3.ヘブライ聖書にある戒律を守る
他人と比較しない。勝ち負けなど二分類法で、他人との比較しか頭になくなると、持たざる不幸感をあおる商売にやられる。金儲けや受験など他人との比較。自殺も起こる。
p129 ユダヤ教の災禍観
1.どんな成功者にも災害は訪れる
2.したがって、収入の糧は二つ以上持て
3.財産は7〜8箇所に分散しろ
p174 子どもにスマホは持たせない。読書の邪魔になるためだ。
p177 煙突から入ってきた2人の泥棒。1人は煤だらけの顔、1人は煤がついてなくて真っ白だった。さて、どちらの泥棒が顔を洗う?→前提を疑え。
p195 世界でリーダーとなる資格のある国は、攻撃型軍事力か宗教力(理念力)がある国。ユダヤ人は口(発言力=説得力)が1番重要と教える。
1.まずNOと言え。YESには後で変更できる。
2.NOという時には相手を納得させるbecauseを言え。
3.YESと変更した後は、必ず実行しろ。
p237 数字の70はユダヤ教にとってバラバラで良いという意味。ノアの70人の子供、バベルの塔後の70の国、トーラの解釈も70、最高法院サンヘリドンの70人の裁判官。
p262 生花は、神の被造物を浪費するのはダメ、花を飾る事は偶像崇拝に繋がりダメ、人間の間に階層を作る恐れがあるからダメ、という宗教もある。
虹はユダヤの神による祝福の象徴。
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ユダヤ教に改宗した著者石角莞爾という方が書かれたユダヤ教の教えの中で、現代の日本でも考えるべき学びがあるという本。自身にとっては、自分の関係者のことをより深く理解したいなという観点で読んでみることにした本。パンデミック周期が早まっており、終末感が強いという論調や日本の義務教育が悪いなどの投げっぱなし論は若干気になるところであるが、論点としては宗教がベースであるのでそのバックグラウンドを知った上で確認しても、長い歴史を経ての教えであり納得する分は当然多く、仏教やその他の宗教とも共通している項目はあるなという印象。特に際立つのは、他人との比較で幸せは生まれないという考え方。資本主義の原則である比較をやめ、絶対的な神との一対一の関係の中では、比較は無意味と説く。反論するつもりはないが、他宗教との関係の中では、非常に難しい議論ではある。もう一つは、安息日という考え方。金曜日の夜から仕事もしないし、メールも見ない。デジタルデトックスを行い、完全に離れることで、家族と向き合い、人生において大事なことと向き合う時間を作るというもの。これは、非常に現代的だ。スマホをつい見てしまうし、スマホを見てしまうと自然に仕事が目に入るようになっている。この小さな見えてしまうストレスから解放されることは非常に大事だろう。もう一つおもしろいのは、教えではなく筆者の思いが筆にのっている会社をさん付けで呼ぶような国に将来はないという論調。会社に人格を持たせる日本の神道の考えを真っ向から否定しており、それが意思決定の遅さを招いていると。逆に、サステナビリティや自然との共生や日本人の持つエコの発想は、こうした人格化、神格化がもたらした強みの側面であるが、ユダヤ教には逆だ。質問をしまくるユダヤ人に対して、質問をしない日本人も槍玉に上がる。これも、残念ながら宗教観とは全く関係ない部分だろう。もちろん質問した方がいいということもあるだろうが、会議で質問しまくること、発言しないと意味なしとなるので必死に長々と質問や意見を述べる人、そのおかげで会議は着地しないことも多々ある。根回しの文化があっての質問しないというやり方につながるので、事前に死ぬほど質問しているから、ちょっと誤解されているかな。どっちがいい、というものではないし、今いるところはまさに会議で話さなければ次から呼ばれない世界にいるだけに考えることが多いかも。
質問することを大切にする、これは子女教育でも、仕事でも一緒だ。疑問を持つことは、それによって興味を持ち、知識を蓄えるということ、つまりこの知識が最大の武器になるというものだ。 -
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①アベノミクスの何が問題なのか?
・ケインズ「社会の存続基盤を転覆するうえで、通貨を堕落させること以上に確実な手段はない」
・1ドル80円台で、24兆円の石油、天然ガスを買っている。円安だとさらに負担大きくなる
②日本国債がデフォルトする要因を知りたい
・暴落前には金利が低下していた
・覇権国の金利が暴落して移動
・格付けが低い
・ゆうちょが日本国債を買わなくなる
③国際暴落の具体的なシナリオは?
・外国人保有比率9.1%と過去最高だが、買い付けは40%が外人
・財政再建しようとして、経済が沈み、破たんリスクが高まる
④国際暴落に備えた資産防衛法は?
・多通貨に投資
・国際優良企業株
・実物資産
・自分投資(複数の収入源)
⑤気づき
・ユダヤの格言(良いことは7年以上続かない、悪いことは40年続く)
・デフレは悪ではない
・物価は安定している
・賃金低下は中国の低賃金と競争しているから
・生活はデフレに有利
・借金をしている国がインフレを歓迎
・19世紀のマネタリズム(貨幣数量説)は、古い考えで、80年以降は相関が薄い
・実質為替レートでみると円高ではない
・高橋のリフレ政策を危険な政策と書きつつ、効果を認めている(後戻りできなくなるため)
・銀行は他の投資先がないから国債を買っている -
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JR東京駅前の丸善で手にした本。混迷の時代だからこそ、ユダヤ人の智慧に学ぶことって多いかなと思い買ってみた。それにしても、著者の方は「石角莞爾」。一瞬、「石原莞爾」だと思ってしまった。
この方の経歴は華々しい。京大を卒業後(主席で卒業と書いてある)、通産省に入省。その後、弁護士として独立。米国留学を経て、現在は千代田国際経営法律事務所の所長さんらしい。だけど、現在住んでいるのはスウェーデン。欧州から日本を見ていて心配だからこの本を上程したというスタンスのようだ。うーん、そこに若干の矛盾を感じるのだが。。。つまり、石角さん自身は、日本に見切りをつけたからこそスウェーデンに住んでいる。だけど、日本を傍から見ていて心配だという。具体的には「アベノミクスは失敗するだろう」というスタンスなのだが、外国に住んでいて、失敗するから心配だなんていうのは、簡単だよなと思ってしまう。そこがこの本に入っていけるかどうかの第一関門かもしれない。まあ、そこは引っかかりながらも読み進めるのだけど、示唆に富んでいる箇所も多い。
さて、驚くのは石角さんがユダヤ教徒だということだ。日本生まれなので、最初はユダヤ教徒ではなかったのだが、50歳を過ぎてから改宗する決意をして、2007年に奥さんともどもユダヤ教徒になったらしい。ユダヤ教徒になるといっても、簡単になれるわけではない。筆記試験、口述試験、数々の儀式を行い、割礼手術も受けたらしい。そこまでして、なぜ、ユダヤ教徒になりたかったのか。
それは、脈々と続くユダヤ教徒が生き延びるための智慧を有していて、そこに共感したからなのだろう。ユダヤ人の歴史は迫害と耐久の歴史だ。それは、旧約聖書の時代から、いまのイスラエルにまで繋がっている。だからこそ、危機に際しての智慧が塗り重ねられている。だが、いまの日本は重大な危機に直面していると石角さんは見る。ユダヤ人となり、危機に対して敏感な石角さんが、平和ボケした日本人へのメッセージということだろう。
この本で目に留まった箇所。
「組織は、インナー・ダイバーシティ、アウター・インテグリティであるべし」
(Inner Diversity Outer Integrity)
日本語で言えば、「内なる多様性、外なる統一性」。
ユダヤ人は、個々人が相互に非常に異なった人々の集団だ。石角さんは、ユダヤ人ほど一人ひとりが個性的な人種はいないという。だが、その外部にいる人たちには、非常にまとまっていて統一性のある調和のとれた集団となる。
会社も同じ。多様な人がいて、それを束ねて目的を共有する。それがなければ、潰れたコダックと同じだ。 -
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ネタバレ◆概要
ユダヤ教に改宗したという元日本人の本です。
ユダヤ人と比較して、国際的になぜ日本人がダメなのかを書いています。
少しネガティブな感じですので、反面教師的にとらえて前向きに考えれる方はよいですが、日本人の悪口ばかりなので読み終わった後味は悪いです。
子どもの教育に関係しそうなことが書いてありましたので、少し紹介したいと思います。
◆感想
2つのポイントで感想を書きます。
1.日本人はすぐにあきらめる。
欧米では、日本人の留学生は一番あきらめが早いと言われているそうです。
また、日本人は「減点主義」で育ってきているので、加点を求められると何もできなくなると書いています。
確かにあきらめやすい子どもが増えているような気がします。
著者は聖書のように信念になるようなものが日本人にないと言っていますが、教育や親の教えによっては、「あきらめない心」を身につけることができると私は思います。
それは、例えば下記の方法があります。
■我慢することを経験する
■努力をして何かを成し遂げる経験する
なかなか我慢や努力が苦手な子でも、少しずつ経験を積ませてあげれば、自信につながり、やり遂げる楽しさを身につけれるのではないでしょうか。
2.日本人は多数に合わせる
これはよく言われますね。
「普通はそうする」「みんながするから」とまわりを意識してる人が多いと思います。
学校でも自主性を尊重するところが増えては来ていると思いますが、まだまだ「みんなと一緒」の教育が多いです。
たしかに、
■友達と一緒じゃないと仲間はずれになる
■目立つといじめられる
と日本では出る杭は打たれる文化がまだまだ根付いていると思います。
ただ、国際化している中で、自立した人間になるためには、自分を信じて、自分で考えて行動できるようになる必要があると思います。
そんな大人になれるような教育をしたいと考えている人は多くいると思いますが、この日本の周りの環境を考えると難しいところもあります。
ただ、親がどれくらい子どもを支えてあげれるか、そして、「いつでも支援してあげる味方なんだ」と子どもが感じていれば、自然と子どもも自立できるのではないでしょうか。
私も自分の子どもたちにも、しっかりと愛情をかけ、勇気づけてあげたいと思いますね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本人がどれだけダメで、ユダヤ人がどれだけ素晴らしいかを説いた本。
「ふつう」を言い訳にする日本人を批判しながら、グローバルで認められている事が「ふつう」なこととしているし(ま、本のテーマがそれだか仕方ないのかもしれないけど)、日本人がすぐに人を叱ることを咎めながら、しっかりこの本では日本人を「叱っている」、という、なんだか突っ込みたいところは満載の本、です。他人と違う選択肢を選ぶのがユダヤ人なのであれば、グローバルに交われない日本人は最も素敵な選択肢のはずですね。
どれだけ「あとがき」でフォローを加えようと、後味が悪いんだよな。たぶん、この本から「愛」を感じ取れないからかな〜。よくもまあ、これだけ悪口を並べられたなぁ、という感じで(笑)
この本に流される必要も全くないし、作者が言っているように「自分で考えて解釈すればいいんだと思う。(なんかこういう書き方をするのも、自己防衛のようにしか、僕には読めなかったんだけど・・・)
ただ、グローバルで活躍したいと思うのであれば、こういうフィルターを通して見ている人がいるのだ、ということを知っておくことは重要だと思うので、読んでおいた方がよいとは思います。
常にヒト対ヒトで接していれば、日本人がどうだとか、外国人がどうだとか、上司だとか部下だとか、あんまり関係ないと思うし、海外の人と一緒に仕事をする事も多い自分の立場からすると、グローバルの世界に出て、失敗しながら、バカにされて、損をしながら学んで行けばいいんだとも思うんだけどね。
ふんふん、なんて、簡単に納得しちゃう日本人ではいたくなかったから、ちょっと辛口批評ですが、読んでその是非は確かめてもらえればいいかなと思います。