坂井久太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シュタインズゲートの世界を
ヒロインたちの視点で描いたアンソロジー。
下巻は、
フェイリス、ルカ子、まゆりの
それぞれの視点での本編と
ある日のラボでの
萌郁のちょっとしたハプニング。
ラボメンメンバーのアンソロジーをやるなら
なぜダルがいないのだ!?
という疑問は差し置いて
フェイリスの特徴である語尾の「~ニャ」は
地の文でやられると相当に不自然。
また、内容もあまりに説明的。
本編でも亡き父に対する思いは十分に伝わっていたため
改めて同じことをされても何も面白みを感じない。
ルカ子も同じく本編でのシナリオの目線を変えただけではあるけれど、
こっちは忸怩した思いが伝わ -
Posted by ブクログ
メインヒロインである牧瀬紅莉栖から見た
シュタインズゲートの第2巻。
岡部が登場人物たちの切なる想いを踏み越えて、
己の信念のためただひたすらに世界線を飛び越えるのが
物語の根幹だったわけで
複数ある世界線のひとつでしか活動できない紅莉栖視点では
中盤以降の動きが乏しくやや窮屈な印象を受けざるを得ないかな。
それでも紅莉栖の心の動きは機敏に繊細で
特にマイフォークのくだりなどは、
よく掘り下げたなあと感心した。
本家とは全く似て非なる作品ですが、補完作品としては上々でした。
元々このシュタインズゲートのシナリオは、
岡部のお節介で鈴羽がオフ会で父親に会えなくなるなど
細かな因果律が良く表 -
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購入済み
伝聞がくどい
同じ物語を別キャラ視点から描いて厚みを持たせる試みは古今東西ありふれた手法ですが、別段それが悪い訳ではありません。
しかし、元の物語が一人称主人公の、主人公しか知り得ない物語であるが故、別視点と言いつつ元の主人公からの伝聞で展開されるのは、出来の悪い@ちゃんまとめサイトを長々と読まされるようで、なかなかにキツかったです。
~らしい。
~だそうだ。
~だそうな。
伝聞調はない方がスッキリと読めたと思います。
あと、クリスのキャラがスイーツに寄り過ぎではないかなぁと。
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購入済み
データ不良有り
47%の位置で文章が一部切れる。フォントサイズを変更すると、欠損開始位置は変わらないが、終了位置が変わる。欠損箇所は次の文章以降
リーマンショックを受けた世界金融危と、連邦準備銀行
落丁と言うことかな。