坂井久太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シュタゲ関連の本は全て
ゲットしてやるぜぃ!と言うことで、
この小説をももちろん購入。
『円環連鎖のウロボロス』も、じゃっかん異なる世界線の話で面白かったけど、この『蝶翼のダイバージェンス:Reverse』は、完全に紅莉栖視点で描かれており、世界線は本編にそって展開される。
紅莉栖主観なので、本編よりも科学者的な思考が多いし読み応えがある。
さらにツンデレ目線でもあるので、
あのシーンでどうして、紅莉栖はこんなセリフを言ったのか?
どうして、ラボに来たのか?等も描かれていて面白かった。
リーディングシュタイナーを持っていない紅莉栖が
世界線を駆け巡るシュタゲの話にどうやって展開されるん -
ネタバレ 購入済み
良かった
あの時、牧瀬紅莉栖が何を思い何を感じているのかを細かく描かれ退屈しなかった。初めてシュタゲを見た時の感動と興奮をもう1度を感じられた。シュタゲ好きなら必ず見るべき。
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ネタバレ 購入済み
可愛いかった
紅莉栖が岡部倫太郎に表面上とる態度は、往々にして気のない風を装うが、彼女の心の内奥では自身の感情を誤魔化すことはせず、それを認めるのである。
本作が、紅莉栖サイドだからこそ明白にわかる彼女の心情といえよう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ紅莉栖視点でのアニメ版ノベライズ2巻。物語は、紅莉栖が岡部への恋心を自覚してから、タイムリープマシンが完成し、岡部がまゆりを救うため何度もタイムリープするところまで。原作ゲームではADVならではの特性を生かしてセーブ&ロードで様々な世界を体験するが、本作ではきれいに一本道に練り直している。紅莉栖視点というところもあり、世界線の移動を感知できない紅莉栖の主観が分かるところが良い。穏やかな日常が去り、ラウンダーに狙われまゆりが殺される悪夢の一夜から、岡部には地獄の責め苦が続く。まゆりを助けたい。ただその一心で、誰にも言わずに岡部はタイムリープを繰り返す。まゆりが死ぬ。タイムリープする。まゆりが死ぬ
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Posted by ブクログ
ネタバレ鍵は、SERNに残されたDメールを消すこと。
そのためにタイムリープを繰り返す岡部。
しかしそれを実行すると、今度は牧瀬紅莉栖が死ぬことに気づく。
紅莉栖は、フェイリスから父の過去のテープを聞かされる。
父との確執に悩み、岡部を心配し、世界線を超えるよう背中を押すことで、岡部の告白を聞き、キスをする。
臨死体験の中、阿万音鈴羽から紅莉栖の論文が元で第3次世界大戦が起こると告げられる。岡部から、αでもβでもないSTEINS;GATEを開くため、"変えられない事象"と"変えられる事象"を見極めて教えるようにと告げられる。そして父からは懺悔を。
とうとうSTE -
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Posted by ブクログ
ネタバレシュタインズゲートのRebirthシリーズもこれが最終巻。
前巻を読んで、この最終巻に危惧していた予想は当たっていた。
それが、前半の半分は岡部からの伝聞についてを語っているということ。
この前半があったから、最終巻は今までの2倍の厚み(ページ数)として仕上がってしまった?
この伝聞を説明するにはあまりにも描写が詳細過ぎて長く描かれているので、どこの紅莉栖の世界線なのかボヤけていたところが多々。それが解るのは、語尾に「〜だそうだ。」と何度も使われていたから。
作者が思う本書を手にとって欲しいターゲットは、ゲームやアニメのシュタインズゲートを一度視聴している人だと思うので、丁寧な別世界線の解 -
Posted by ブクログ
1巻まで読んでずっと2巻を積んでいてさっき読み終わり。
紅莉栖の視点から、シュタゲのストーリーを進めていくのだが意外と早い段階で心の中では岡部にデレっていたり、本編では描写されなかった中鉢に対する思いが描かれていて面白かった。
ただ、
ただ、
後半の話にはやっぱり無理が生じる。
リーディングシュタイナーを持たない紅莉栖なので、
岡部が電話をとった瞬間に、様子がおかしくなる。というのはうなずける。
その後、別の世界線の紅莉栖と岡部の会話や細かな描写も、岡部から伝聞した形で詳細が書かれているのだが、他の世界線でも色々なドラマがあるので、それを全て一つの世界線の紅莉栖経由で描写されるのは違和感が -