上原善広のレビュー一覧
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上原 善広
(うえはら よしひろ)1973年大阪府生まれ。ノンフィクション作家。大阪体育大学卒業後、ノンフィクションの取材・執筆を始める。日本各地の被差別部落を訪ねた『日本の路地を旅する』で、2010年第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2012年、「孤独なポピュリストの原点」(特集...続きを読むPosted by ブクログ -
相沢忠洋、杉原荘介、芹沢長介、藤村新一と続く日本の戦前戦後から現代までの旧石器時代の発掘の歴史が物語風によくまとまっている。Posted by ブクログ
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四国遍路のダークサイドに焦点を当てて言及した本。
その中でも草遍路の方々についての話が特に面白かった。
10年ほど前に私自身、通しで歩き遍路をしたのだが、度々草遍路の方々と出会う事があった。
どういう経緯で草遍路をしているのか尋ねたかったが、もちろんそんな度胸はなく、結局接点を持つ事のないまま遍路を...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の断薬の記録。
私の周囲には、長期的に精神薬をとっている人がいますが、断薬・減薬できたという話は聞いたことがありません。
やろうとしている人はいるのですが、かなり大変みたいで、「減薬をあきらめた」という人もいます。
ほんの小さな化学物質のカタマリなのに、ほんの少し削っただけでも脳が異変を起こす。...続きを読むPosted by ブクログ -
自分で考えるという観点から見たスポーツの良い実践例となるのではないか。現在のスポーツでは指導者はよく指導法や理論は勉強する者も多いが、競技者(現代では学生が主となると思われるが)は学ばないし、競技知識を体系的に自分で学ぶことはあまり推奨しない。おそらく指導者が競技者に、そのスポーツの勉強を推奨しない...続きを読むPosted by ブクログ
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解放教育の全盛期から衰退までを検証したルポルタージュ。筆者の回顧も交えた河内の実践→八鹿高校事件・世羅高校事件→同和教育・解放教育の現状と再び筆者の回顧という構成。
その発展があくまでも「国家権力」を後ろ盾にしていたが故に可能となったものであり、またこれに付随する様々な歪みや悲劇があった事実を析出...続きを読むPosted by ブクログ -
『発掘狂騒史』(上原善広著、新潮文庫)は2017年の文庫だが、2014年の『石の虚塔』の文庫化。
2000年の旧石器捏造事件についても書かれてある。
また群馬県の岩宿遺跡を発掘した在野の研究家、相澤忠洋のドラマチックな生涯についてよく書かれていた。旅芸人の父は旅に出て、母がある日家を出てから、兄弟は...続きを読むPosted by ブクログ -
傑作。日本は無宗教じゃなくて、宗教じみたプチカルト小集団によって形成されている「宗教」国家なんじゃなかろうか…。Posted by ブクログ
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聖路加というブランドで訪問看護、在宅医療をどのように行うのか訪問看護科たちあげのドキュメンタリ。
最初は病院に付属した形での訪問看護であったが、(それは聖路加に入院していた人が自宅に帰ることを希望したら訪問看護ができる)訪問看護ステーションとして地域医療に密接した在宅看護をめざす。
訪問看護師の奮...続きを読むPosted by ブクログ