桜木紫乃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ルイカミサキに行かなくちゃ」認知症を発症した母の呟きから、自分の出生の秘密を知ろうとする娘。
海で亡くなった女子生徒を救えなかったという苦い思いを、定年後の今も抱えている元中学校教師。
一つの歌ひ引き寄せられ二人が出会うとき、釧路と根室、ふたつの地を結ぶ因縁が明らかになる。
拿捕、諜報船、抑留、遊郭・・・桜木さんの描く北の町の過去はいつも辛く、哀しい。
生徒を救えなかったけれど最後まで教師を貫いた父と、教え子に自殺され、教師であり続けられなかった息子。
書道教室を営む母と、それを受け継いだ娘。
それぞれの親子関係が切ない。
ラストシーン、涙香岬で何も知らされず海に花を手向ける娘が愛おしい -
購入済み
ヒロイン
何が言いたいのか、全くわからない本でした。話の展開の前後の脈絡もなく、いきなり変わり不自然でした。作者の意図がわかりませんでした。桜木紫乃の作品の中で最低の出来だと思います。こうにゅうをおすすめしません。お金と時間の無駄遣いです。