デフォーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ハラハラワクワクし、とても読み応えあり。300年前に出版された本だが、古臭くなく楽しく読める。
様々な無人島サバイバル系の小説の、原点となった本。
一番の魅力は、まるで著者が体験したかのように具体的なサバイバルの様子。
食べ物の確保・道具の製作・日付の数え方・日々のルーティン・日記をつける様子など、事細かとても面白い。
そして、20年以上の無人島生活によって、変化し達観していく主人公の心境や神に対する考え方も興味深い。
途中から、ロビンソンは島での暮らしがこれまでで一番幸福だと感じるようになる。
「人が神の与えてくれたものに満足できないとすれば、それは人が神の与えなかったものに目を向け、ないものねだりをしているからに過ぎない。ものがないという不満は、あるものに対する感謝の不足から生じるのだと思う。」
自分の不幸な面ばかり意識しがちだが、幸せな面をしっかりと認識し感謝することが大切。 -
Posted by ブクログ
これが18世紀に書かれた作品とは…。とってもおもしろかった。
いろんな縁があって読み始めたこの本だが、僕のメインの意識としては「18世紀、産業革命前のイギリスの人間像を投影した作品」って捉えその人間の行動における合理性だとかキリスト教に注目しようとしたんですが、それ以外の些細な出来事なんかすっごくおもろーい。孤島での生活と後半のヨーロッパでの生活の対比から後者がいかに貨幣、手形、その他もろもろに縛られているのかがより浮き彫りになる。最近買った世界地図帳も役立ったし(つまりクルーソーが漂流した島と思われる場所を発見したりフランスの地理を軽ーくのぞいてみたりと内容理解により役立った)とってもいい読後感に襲われている。下巻も近いうちに読みたい。
小説もたまにはいいもんですな。 -
ネタバレ 購入済み
凄い
こんな風に、一所では、落ち着いて暮らせない、根っからの冒険者魂を持つ男って、結局、死ぬまで、冒険をするんだな(笑)それにしても、28年も、一人で、無人島に暮らせるなんて、物凄い精神力だし、前向きで、挫けない心を、持ち続けられた、というのが、凄い。
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Posted by ブクログ
漂流、そして孤島でのサバイバル物の原点。大変読みやすく、また興味深い展開に終盤までは大変興味深く読めた。無人島に謀反をおこした悪人が乗った船の攻略作戦あたりから少し退屈になり、スペインに戻って一財を築くあたりからかは蛇足と感じた。孤島で1人生き抜く知恵はいつか陥る(筈はないが)時のための教訓として本能的に興味深く読むが、宗教に目覚めて心の支えになる所からは精神論に共感する。
読んているときはあまりにリアルで、すっかり事実に基づく物語と思っていたが、一部事実を引用した創作物であるである事に納得。出来過ぎた展開ですよね。
300年前の小説、イギリスでの初めての文学小説に出会えた幸運を感じる。